メルシャンさんの調べによると2011年の国内市場でのワイン消費は約28万1400キロリットルで、前年比5~6%拡大したもようとしている。
日経新聞に掲載されている「家飲みワイン熟す」の記事
1990年代後期のいわゆるワインブームの時には、いわゆるスノッブ系が、ハイカラなお店で有名ワインを楽しむような雰囲気がありましたね。それをトレンディーとか言ったりして(笑)。
しかし、昨今のワイン人気はまったく別物なようです。完全に普通の生活シーンに定着した感じがするのです。もちろんこれはワインの輸入業者さんの努力で、安くて美味しいワインを日本へ紹介してくれているおかげなのですが。
酒倶楽部ステップでも「ワンコイン&アウトレット・ワイン」は人気があります。そして、一度お気に入りのワインを見つけると、今度はケース単位でお求めになるお客様も珍しくありません。日常的に家族で楽しむならそれぐらいは必要だし、賢明な楽しみ方だと思います。
例えば500円のワインでもワインブームの時とはかなり違って、今ではそれなりに美味しいのです。もちろん基本的にはワインのクオリティーは価格と比例していて、高価なワインはクオリティーも高いことになります。そして500円のワインと5000円のワインを飲み比べれば、もちろん味わいの差は感じます。
しかし、その500円のワイン単体で飲めば、それはそれでビールと第3のビールとの違いのように、十分満足できる美味しさなのです。逆にかたひじ張らずに気軽に楽しめる分リラックスできて、ワインを楽しむと言うよりも、その時間を楽しめるのかも知れません。それに今どきのお料理のスタイルにもマッチしているのかも知れません。
酒屋としては昨今のワイン人気の流れに対し、非常に堅実な底堅さを感じます。昨今の本格焼酎人気と同じで、性別、年齢、地域に関係なく支持されるアルコール飲料となりそうな気配があるのです。
おどろいたのは、新聞記事に掲載されていた大手酒販店さんの、「カップ酒を愛飲していた中高年男性の飲んべえさんがワインを購入する姿も珍しくない。」とのコメント。ホントに庶民の酒になっちゃったんですね!
「お手頃でおいしいワイン」難しいこと言わずに楽しんでみて下さい・・・・・・できれば酒倶楽部ステップで!(笑)
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