「自然派ワイン」について新聞のコラムで簡素に説明されておりました。
流石はプロの記者さんです。わかりやすい。
また、パリではいまその自然派ワイン人気が活況を呈しているとのこと。
<日本経済新聞の記事>
「自然派ワインと有機ワインのどこが違うんだ?」みたいな疑問はあります。
また、有機ワインや有機農法のひとつであるヴィオディナミの認定団体のことは聞いたことがあるのですが、自然派ワインに関しては聞いたことがありません。
それぞれの自然派ワイン生産者によってワイン造りに対する考え方が違います。そのため、一括りにできないのかも知れませんし、また生産者自身がルールに縛られたくないのかも知れません。
また、そんな生産者の哲学的な考え方は他と相いれないような気もします。
そんな「自然派ワイン」について、新聞でざっくりと説明されておりました。
フランスではいま、有機ワインのさらに先をゆく、「自然派ワイン」が認知度を高めているのだそうです。
「自然派ワイン」とは、農薬や化学肥料を使わないのはもちろん、製造過程においても人為的な関与を極力抑え、その土地の酵母の力を最大限引き出そうとする生産・醸造法。
従来のワインは酸化防腐剤として二酸化硫黄、清澄化のためにろ過助剤などを加える。目指す味に近づけるため、糖分やタンニン、オークチップを加えて調整することもある。自然派ワインではこうした添加物は使用しない。
「自然派ワイン」は清澄剤を使わないため透明感がなく、わずかに気泡があることもある。口に含めばどことなく田舎の匂いがするが、地味がある。
金やプラチナは宇宙の中性子星の衝突によってできるというから想像を超えた自然界の不思議を感じますが、ワインだって微生物である酵母がつくり出すという人間技を超えた存在なのでしょう。
そんな自然がつくり出す味わいに、より近い味わいに心地良さを感じる人が増えているということでしょうか。
自然派ワインを試してみては如何でしょうか?
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