凍ったブドウから造られるアイスワインが非常に贅沢な生産方法なのは周知のとおり。
そんなアイスワインとして造られたワインが、2011年ヴィンテージでは夜間の冷え込みが足りないとして、ドイツ全土でアイスワインのリリースが認められなかったのです。
そして少量ながらリリースされたのが、「中身はアイスワインだが、等級はアウスレーゼ」の非常にお得なワイン。
【ウーデンハイマー・ゴールドベルグ・アウスレーゼ 2011】極甘口白ワイン
地球温暖化の影響なのか、最近ではブドウが早く熟しすぎ、冬の温度もブドウが凍るまで下がりにくくなる傾向にあるようです。
2010年と2012年では、アイスワインとしてリリースされましたが、収穫量はとても少量。2011年に至ってはドイツ全土で全く収穫出来なかったとのこと。今後もこの傾向は続くと予想されており、これまで以上にアイスワインの入手は困難になるようです。
このワインの生産者であるファウスさんは、このワインをアイスワインとして造りました。しかし、ドイツ全体でアイスワインのリリースが認められなかったため、等級をアウスレーゼとしてリリースしたのでした。
そしてこの「中身はアイスワイン、等級はアウスレーゼ、値段はお値打ち」という、単に”コスパが良い!”というだけのレベルを大きく超えた超お得ワインが誕生したのです。
味わいは、しっかりと凝縮された甘さがあり、様々な味わいの層が要素が折り重なる複雑さが楽しめ、しかもクリーンな印象もある、いわゆる大人の甘さです。
ある意味”わけあり”の非常にお得な「2011年産、中身はアイスワイン」で、大人の甘味を賢明に楽しむのは如何でしょうか?
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
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