最高級なトップエンド・ワイン・ブランドに死角はあるのか?

某ワインライターさんのブログにワイン業界の超大物に関する記事がありました。

その大物とは世界で最も高級と呼べるようなワインを生産するワイナリーの共同オーナーでありディレクター。どれぐらい高級かと言えば、たとえばそのトップ・ブランドのワインを夜の銀座で注文すれば1本で数百万円は間違いなく請求されます。

そのワインライターさんのブログではすべて実名で書かれておりました。しかし、酒屋のオヤジのレベルでは恐ろしくて、たとえこんなふざけたようなブログでも実名は書けません(汗)。

それでも、ほとんどの方はここまでの話の流れで誰のことなのか想像できると思います。ワイン業界の非常にレジェンドなお方なわけですね。

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【上の写真に深い意味合いはありません(汗)】

なんでもその大物は最近セントラル・オタゴで開催されたピノ・ノワールの大きなお祝いに参加されたのだそうです。もちろんそこにはセントラル・オタゴを代表するワインメーカー達も当然参加されていたわけです。

そこではその大物のワインも飲まれたました。しかし18本のワインのうち3本に良くないコルク臭がある、いわゆるブショネと呼ばれる状態のワインがあったのだそうだ。

それもひどいブショネで、これに対してその大物は「これは良くない!」とは言ったものの、その状態を認めようとせず「今日はワインが開いてないな!」などとまったく意に介さない様子。もちろん交換もしない。

また、あるセントラル・オタゴのワインメーカーは2006年にその大物のワイン造りのために働いた経験があり、どうもその時に雨の中で収穫を行ったようなのだ。しかし、その大物は雨など降っていなかったの一点張り。働いた当事者が言っているにもかかわらず、まったく認ようともしなかったのだそうだ。

 

 これは、ひょっとしたらピノ・ノワールを原料としたワイン業界における大物実力者と新興勢力、それぞれの感情の表れなのかも知れません。

それでも、まったく手が出ないほどに高くなりすぎたその大物のワイン価値と、その最強ともいえるワイン業界でのブランド力を背負うことは大変なことなのだと思います。あってはならないことは、あってはならないわけですね。

生産者のワインに対する姿勢、ワインの味わいと価値・・・・・ひょっとして名前にこそ芸術的価値があって、その名前が独り歩きしているのか・・・・・・・・(汗)!?

 

 

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