ニュージーランドの、いわゆる自然派スタイルのワインを造るための考え方を、「トゥーランガワエワエ」と呼ぶのだそうです。
マオリ語で「人間と自然の両者が働きかける関係」の意味で、自然に対して人間が一方的に影響を与えるようなことをしないで、あくまでも自然に対して謙虚に対応するようなことなのだそうです。
そんな世界でもっとも美しいヴィンヤードとも呼ばれる、ニュージーランドのセントラル・オタゴにあるリッポン・ヴィンャードのワインをご紹介します。
【リッポン マチュア・ヴァイン・リースリング2016 / ゲヴュルツトラミネール2012】
流石はトゥーランガワエワエです。ピュアーでやさしさのある美味しさがたまりません。
特に白ワインの、やわらかくてナチュラルな飲み心地が素晴らしいと思います。
リッポンのオーナーであるミルズさんは、修業時代にかのロマネ・コンティで高く評価された人物とのことですが、たぶんどこか通じるようなメンタリティを持たれているのでしょう。
その自然でやさしさのある味わいから、人間は自然に抗えないし、自然の一部だからこそ心地良く感じる味わいがあると、気づかされるような味わいだと思います。
個人的には、特にここのゲヴュルツトラミネールをおススメしたいと思います。
ふくよかさが特徴ともいえるゲヴュルツトラミネールが、大自然のやさしさを兼ね備えているような、リッポンならではの味わいではないかと思うのです。
トゥーランガワエワエなリッポンのワインを試してみては如何でしょうか。
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
投稿日:2018年3月19日
カテゴリー:ワイン
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