店の冷蔵庫の奥に置きっぱなしになっていた自家製赤ワイン梅酒を試飲してみた。
自家製の熟成赤ワイン梅酒
もう何年も前にワイン担当の女房殿が赤ワインで仕込んだ自家製の梅酒です。お店の冷蔵庫の奥に仕舞いっぱなしになっていたものを、出して来て試飲してみました。
アルコール分や糖分があるため腐敗していることはないだろうと、この手の熟成酒の味見が大好きな酒屋のオヤジとしては、ウキウキ気分で試飲してみたんです!(笑)
試飲してビックリです!実にまろやかで、上品に美味しくなっているじゃ~ないですか!!一瞬、複雑味と爽やかな酸味のあるポートワインか!?もしくは、こんな個性の赤のアイスワインか!?と思うほど!ホント!!(汗)
で・・・・酒屋のオヤジは恐る恐る女房殿に聞いてみたんですよ。「この梅酒・・・・ひょっとして・・・・けっこういいワイン使った・・・・?(汗)」って。そしたら「・・・・・そうかもね!」だって!(汗)
どのぐらい良いワインかは分からないのですが、ワインで仕込んだ梅酒は、ワインの味わいの繊細さ、奥深さ、複雑さなどが味わいに表れて面白いですね。ブドウ品種の違うワインで仕込めば、それぞれの特徴が出てさらに面白いのではないでしょうか。
楽しみ方は、そのままポートワインの様に食後酒として、また炭酸水などで割って食前酒にしても良いですね。
たぶん、加えた糖分がワインの腐敗を防いでくれるため、きれいにワインの味わいが熟成して行くのではないかと感じた次第です。
ワインベースのリキュールはイタリアに多いような気がしますが、実は自分で仕込めば時間はかかるが、お手軽に美味しいリキュールができるということなのかも知れません。
ということで、「自家製の熟成赤ワイン梅酒はホントに美味しい!」でした。個人的にはブドウ品種はピノ・ノワールやサンジョベーゼなどやや繊細で軽やか系が良いのではないかと思います。もちろん、その辺は好みですからシラーのような果実味豊かなワインや、ドライな白ワインなども面白いかも知れません。
梅酒造りの季節にでも、参考にして頂ければ幸いです。
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
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