名門の伝統あるボルドーワインの試飲会への参加は街場の酒屋としてややビビります。
なんだか名門の高貴な格式が立ちはだかっているような気がして、取るに足らないような一介の街場の酒屋としては恐縮してしまうんです。
また、試飲されている方々の中には「よ~久しぶり」みたいに話されている方もおられるから、まったくもって尊敬してしまう次第です。
フランスではいわゆる人権格差が大きいと聞き及びます。その、ほとんど頂点に君臨される方々や、その従業員が来日されているわけで、当然そのプライドは高いと想像されるからビビるのです。
特に気品あるシャトーのマダムの様な方にワインの試飲ではありますが、御酌してもらうのは平民としてはなんとも腰が引けてしまうような体験です。
そんな思い込みがあるためなのか、ボルドーのワインに対して特別に格式の高い気品を感じます。
なかでもペサック・レオニャンやグラーヴの白ワインに高貴な気品ある印象を持ちました。
ボルドーワインですから、ご存知の方は良く知っているのかも知れませんが、ペサック・レオニャンなどの白ワインの品質は素晴らしく高く、また意外に味わいが画一的ではないのです。
それでもボルドーの赤ワインと比べれば、ボルドーワインであるがゆえに白ワインは品質が高いのに隠れた存在の様な気がするのです。
ボルドーと言えば赤ワインばかりが注目されるような気がしますが、実は白ワイン、赤ワイン、甘口ワインとどのジャンルでも最高峰な場所なんですね。
ちなみに上の写真の、シャトーのオーナーはモデルさんのようなきれいで若くてフレンドリーな女性。もちろんワインは素晴らしい。
・・・・逆の意味で恐縮してしまった酒屋のオヤジでした。
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