「美味しいブルゴーニュワインをお得な価格で楽しみたい!」との問いに、注目のネゴシアンであるニコラ・ポテルさんのワインをおススメするソムリアさんも少なくないと思います。
写真はニコラ・ポテルさんのブランドであるメゾン・サン・ニコラの「ポマール・プルミエクリュ・レ・ゼプノ 2010」と、メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌの「モレ・サン・ドニ2008」。
以前、ワイン評論家の教祖的存在であるジャンシス・ロビンソンさんが、そのブログで「美味しいブルゴーニュワインを適正な価格で楽しみたければ新進気鋭のネゴシアンであるニコラ・ポテルのワインがおススメ!」みたいな、ベタボメ記事を書いていたと記憶しております。特に古酒に関してはお得感があるようです。
そしてニコラ・ポテルさんが熟成させたブルゴーニュワインの多くは有名大手ワイン商へと売られて行くのだとか。
ニコラ・ポテルさんのワインの魅力は、その土地のテロワールを最大限に表現しているところなのだそうで、買い付けるブドウは無農薬か極めて無農薬に近い農法で、極力自然に栽培された樹齢の古い古木から収穫されたもの。
樹齢が古く土中深く根を伸ばした古木は、そのテロワールを最もキレイに表現するのだそうだ。造りも酵母などの添加を行なわない、自生の酵母を使用した自然派の造り。
また、100の異なる地域のワインを取り扱うにもかかわらず、厳しい選び分けにより1つの地域のワイン生産量はせいぜい5樽までという少量生産なのだそうだ。
上の写真に写っているニコラ・ポテルさんのワインのヴィンテージは2008年と2010年で、まだまだ飲むにはもったいないほどに若いのだと思います。しかし、いざ飲みごろと推測される時期に達すればそれなりのお値段になるし、購入できるチャンスも大きく減少するわけです。
その辺の事情がワインの世界の醍醐味と言えます。
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