ワイン造りの最南端であるニュージーランドのセントラル・オタゴにある非常に若いワイナリーです。
セントラル・オタゴのワインをそれほど多くは試飲したことがありませんが、この地のワイン造りにはスゴ過ぎるほどの可能性があるように思います。
寒暖の差がその味わいを生み出すのか、セントラル・オタゴ産ワインに感じられる奥深いミネラル感と、キレイにそして豊かに続く余韻は、高級ワイン産地として非常に高い可能性を秘めているように感じます。
「口に含んだ瞬間に果実味がバクハツする」風味とは対照的な印象のワイン。ミネラル感とピュアーさを持つ「口に含むとそのピュアーな風味がスーっと余韻とともに継続する」ようなワイン。
白ワインはアルザスのワインをもっとピュアーにした感じでしょうか。
赤のピノ・ノワールはピュアーさと力強さの両方をあわせ持つ飲み心地。滑らかな口当たりで、しっかりとしたキレイな余韻が素晴らしい。
輸入会社さんの資料によれば、2007年にファースト・ヴィンテージのピノ・ノワールをリリースした、非常に若いワイナリー。
ミーシャ&アンディー・ウィルキンソン夫妻がワイン造りを決意し、最良のピノ・ノワールを育てるのに適した冷涼の土地を探し求め、セントラル・オタゴ中央の雄大なダンスタン湖を望むベンディゴにある最高のロケーションに出会ったのが2001年。
2004年にニュージーランド随一栽培家ロビン・ダンシーさんを迎え4種のピノ・ノワールクローンを植えました。そして醸造責任者にはアタ・ランギで活躍していたオリー・マスターズさんを迎えてのスタートです。
手作業で造られる上質なワインは、アジアの食事に合わせて楽しんでもらいたいというミーシャの思いが強く表れたワインなのだそうで、若いワイナリーながら多くのワイン評論家やメディアから高い評価を得ているとのことだ。
この若すぎるほどに若い「ミーシャズ・ヴィニャード」もまたセントラル・オタゴとともに非常に将来性のあるワインナリーだと感じた次第です。
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