ワインとのマリアージュの基本中の基本といえるのが、格を同じにすることでしょう。
英語で言うところのグレート・ウイズ・グレートです。つまりは高級ワインには高級食材ってことでしょうか。
これは単にワインと料理というだけでなく、その状況も含まれるのかも知れません。
そのもっとも分かりやすい状況がお正月でしょう。
【シャトー・マルゴー2002】
大変にありがたいことに、今年のお正月にはCh・マルゴーを味わう機会に恵まれました。
おめでたいお正月に、お正月のご馳走とともにマルゴーを味わう。これ以上のマリアージュはないでしょう。
五大シャトーの中でもっともエレガントで女性的と評されるマルゴーを味わうのは、実はこれが初めてです。
ヴィンテージの2002年は、いわゆる平均的な年。
それでも、か弱い女性を見たことがないのと同じように、なめらかで女性的と言えなくもないのですが十分に力強い。流石は超一流のグランヴァンと言った印象の凝縮感です。
ひょっとして、今も昔も女性的ってのはパワフル+エレガントなことなのか。
また2002年ものぐらいでは、まだまだ若い。もちろん大変に美味しいのですが、もう10年ぐらいは寝かせた方が良かったのかも知れません。
それでも、もう何かの料理に合うとかを超えた「こんなワインに本当に合う料理なんて存在しないんじゃないの!?」みたいな、間違いなく偉大さのあるワインでした。
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投稿日:2018年1月7日
カテゴリー:ワイン
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