近所のおそば屋さんからお持ち帰りしてもらった、天ぷらと揚げソバがその日の酒屋のオヤジの夕食でした。
天ぷらはまだ揚げたてでした。入手が困難だというサツマイモがまた、ねっとりとしていて、ちょっと塩を付けて食べたら、これがまた美味しい。
揚げソバはパリパリとした食感と香ばしさで、黒糖焼酎のお湯割りがススムくん。
・・・・・そこで、思い出したんです。手打ちの年越しそばと熟成感ある自然派の赤ワインの相性が素晴らしかったことを。
ならばと、せっかくの機会ですから、同じような印象のあるイタリア産の熟成感ある微発泡の辛口赤ワインを合わせてみることに。
【ラ・ジェニージア ボナルダDOC 2012(辛口微発泡赤ワイン)】
ぶどう品種:クロアティーナ
黒糖焼酎のお湯割りは口の中に残る揚げ物の油をサッパリと洗い流してくれて、揚げ物に素晴らしく合うのですが、この熟成した微発泡の赤ワインもまたなかなかのものでした。
天ぷらなどは、塩を付ければ焼酎のほうが合う。またおつゆなら赤ワインの方が勝る感じでしょうか。
茄子の天ぷらはおつゆをたっぷりと吸収するためか、赤ワインがうまい。また、ピーマンの天ぷらに塩なら焼酎だ。
・・・・・などとグダグダとやっていて気が付いたら、天ぷらも揚げソバもすべて平らげちゃった・・・・・なんと揚げ物だけでお腹がいっぱいだ・・・・中年オヤジとしてはヤバ過ぎる。
翌朝は胃もたれが・・・・・などとも思いましたが、翌朝は体調もよく二日酔い感や食べ過ぎ感もない。
また、なんだかお肌が潤っているような(ひょっとしたら脂ぎってるのかもしれないのだが)気がした次第です。
味わいのマリアージュも良かったが、ひょっとしたら食品としての食べ合わせもよかったのではないかと感じた次第です。
油分がワインの酸で中和されたのかな?みたいな印象です。
揚げ物に、かなりマニアックなワインではありますが熟成感あるイタリアの微発泡赤ワインは如何でしょうか?
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