本日の日本経済新聞によれば、今月21日に解禁されるボジョレー・ヌーヴォーの高額品の予約が好調とのこと。
自宅で楽しむ「家飲み」用の購入価格が上がっているほか、外食店の高価格プランにも予約が入っている。ワインを好む傾向が強まっているところにアベノミクスによる景況感の改善が加わり、年に一度のイベント消費が刺激されているらしい。
【写真は日本経済新聞の記事】
都内の会社に勤める40代男性は、「例年、5千~8千円のボジョレーを買っているが、今年は1万円程度に奮発するつもりだ」と。
東京の港区にある大手高級ワインショップでは、より高価なボジョレー・ヌーヴォーが人気なのだそうで、1本5,250円や1本1万500円のものがほぼ売れ切れなのだとか。
恥ずかしながら酒屋のオヤジは1万円もするヌーヴォーが存在していることすら知らなかったのですが、流石に東京の中心部にお店を構える有名店さんはスゴイですね。
「ボジョレー・ワインはヌーヴォーしか売れない」などと言われますが、「1万円の値付けがされているワインがヌーヴォーである必要があるのか?」などと正直考えてしまいます。
ちょっとその1万円のヌーヴォーについて調べてみたら、古木から少量のみ収穫された限定商品なのだそうで、評価の高いワインなのだそうだ・・・・・・・・・それでもヌーヴォーなんですよね(汗)。
アベノミクス効果なのか、今年のヌーヴォーの盛り上がり方は日本国内の不動産市場の状況と似ているような気がします。都内の一等地で盛り上がり、空き家が増えている様な地域ではそうでもない感じでしょうか。
埼玉南部に位置する酒倶楽部ステップでのボジョレー・ヌーヴォー予約は、いまのところ前年に比べやや好調といったところ。ひょっとしたら都心に近い地域性を反映しているのかも知れません。
今年のボジョレー・ヌーヴォーは円安の影響で価格は上昇しているが売れ行きが落ちることはなさそうだ、と新聞には書いてありました。
ひょっとすると今年は店頭に並ぶボジョレー・ヌーヴォーはあまり多くはないのかも知れません。特にこだわり系のヌーヴォーが。ご興味のある方は今からでも予約を入れたほうか賢明なようです。
「ヌーヴォーはがぶ飲みする安ワインだ」なんて言う人は、もうこの先いなくなりそうですね。
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