ピエモンテの「ブルーノ・ジャコーザ」は”バローロのロマネ・コンティ”と呼ばれるほどの、イタリアを代表するワインの造り手さんなのだそうです。
イタリア・レストランさんのお伴で参加させていただいたイタリアワインの試飲会で知りました。
「 畑と醸造における伝統に敬意を払う」という単純にして明瞭な哲学のもとに造られるワインは一貫したスタイルを貫く。3世代に渡りワインを造る家系に生まれ、13歳の時からワイン造りに携わり、畑を誰よりも知り尽くしている、イタリアのワイン造りの達人。
「丁寧に、そしてすべての工程を的確に」を守り続けてきたイタリアワインの重鎮なのです。
ジャコーザさんの畑で仕事をする人達は家族で畑の横の建物に住む。「ワインを本当に理解するには、ずっと同じ人が1年間を通してブドウを見なくてはいけない」という徹底したこだわり。
【バローロ ファッレット・ディ・セッラルンガ・ダルバ 2007】
ジャコーザさんのワインは、”バローロのロマネ・コンティ”と賞されるように非常にエレガント!
いわゆるガチガチの味わいの伝統的スタイルのバローロではなく、エレガントで軽やかさのあるキレイな味わい。2007年はバローロにとって評価が高い年でもあり、エレガントでありながら味わいに深みのある、長い余韻を感じる非常にハイレベルな味わい。
最近のスタイリッシュなバローロかと思ったら、そうではなくて、このリリースしたてでも納得できる味わいがジャコーザさんの一貫したワインスタイルなのだそうだ。
長熟に耐えるバローロは、長く熟成してその本領を発揮する、いわゆる大器晩成型。このジャコーザさんの2007年ワインの将来は本当に楽しみな気がします。
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