10月の初旬は中国のゴールデンウィークと呼ばれる、中国建国記念日である国慶節の大型連休。
日本のゴールデンウィークと同じく帰省して家族や友人とお祝いをしたり、海外旅行に出かけたりと大にぎわいのようです。
さて、そんな中国のお祝いで欠かせないのが世界的に人気の中国料理。そこで「中国料理にはどんなワインが合うのか?」が酒類専門の情報サイト「ザ・ドリンク・ビジネス」に紹介されておりました。
中国は広いため地方によって様々な料理のスタイルがあるのは周知のとおり。辛い四川料理から上海の蒸し料理まで様々です。
中華料理に合わせるワインの賢明な選び方は、まずタンニンの強い赤ワインは避けた方が良いとのこと。そして、一般的には軽めであまり複雑過ぎない味わいのワインを選ぶことなのだとか。
北京ダック
チャイナ・ラグジュアリーのサイトを運営するチェンさんは北京ダックにはロワール地方のシュナン・ブランをおススメしている。クリスピーな皮と脂の乗った肉に甘みのあるソース、ネギ、キュウリの組み合わせはリッチで深みのある味わい。ここに軽快な印象の、ほど良い酸味や甘みが感じられる白ワインは良く合うのだそうだ。
四川料理
スパーシーな四川料理にはアルザスのリースリングがおススメなのだとか。樽風味のないドライな味わいの中にフルティーさのあるアルザスワインは中国のスパイシーな料理と良く合うのだそうだ。
点心、飲茶
香港の二つ星レストランのワインエキスパートであるユーさんは、この点心・飲茶にはシャンパーニュがパーフェクトに合うとしている。デリケートな魚介類の味わいや、揚げ物などがある点心・飲茶にはほど良い酸とシュワっとした泡のシャンパーニュが合うのだそうだ。
揚州のチキン料理
揚州のチキン料理はソフトでやさしい味わい。ここに中国ハムやタケノコも加わる。この南中国の料理は軽くてフレッシュな味わいが人気なのだそうだ。チャイナ・ニュー・エクスプレスのファンファンさんはこの料理にはボルドーのグラーヴの白がおススメなのだそうだ。リッチで力強い風味のワインとフレッシュ感のあるお料理は合うのだとか。
甘酸っぱい中華料理
甘酸っぱさのある中華料理にはチリのロゼワインが素晴らしく合う、と有名ワインブロガーのバケットさん。いろいろな風味が混ざり合った甘酸っぱい中華料理を食べた口の中を見事に中和してくれるのだとか。
日本人の酒屋のオヤジとしては、飲茶とシャンパーニュという組み合わせが、想像するだけで美味そうな組み合わせだなあと感じた次第。
流石は香港の二つ星レストランの提案ですね。非常にリッチでゴージャスな感じがして、ワインと料理のペアリングがどうこうと言うよりも、そのゴージャスな雰囲気に食べる前から大満足しちゃいそうです。
「中華とワイン」ってなんだかゴージャスな響きですね!
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