カリフォルニア・ワインのテイスティングです。
カリフォルニア・ワインの質が高いことは周知のとおり。しかし、実際に試飲をさせていただくと、あらためてそのレベルの高さに驚かされます。
今回出品されていたカリフォルニアワインは、いわゆるプレミアム・クラスの味わいのワインが多いのですが、1万円を超えるようなワインはほとんどなく、コストパフォーマンスに優れたプレミアムクラスのワインが多いと感じました。
酒屋の立場でもっと平たく言えば、「3千円がらみ、5千円がらみのコスパが素晴らしく良い!」といった感じでしょうか。もちろんそれ以上の価格のワインはもっと素晴らしいのですが。
カリフォルニアワインといえば、カベルネ・ソーヴィニョンを使ったワインの評価が高いというイメージがあります。またジンファンデルも人気がありますね。
今回の試飲で驚いたのは”カリフォルニアのピノ・ノワールが素晴らしい”こと。果実味の凝縮感があり、まるでブルゴーニュの当たり年である2009年ヴィンテージでも試飲しているかのよう。
輸入会社さん曰く「より質の良い美味しいワインを取り扱うべく、試飲を繰り返しているうちにピノ・ノワールばかりが残ってしまった!」とのことで、ピノ・ノワールにこだわっていた訳ではないのだそうだ。
その他にもジンファンデル、白ワインのソービニョン・ブランやシャルドネと、どれも素晴らしくレベルが高く、ぜひぜひ酒倶楽部ステップでも扱わせて頂きたいと感じた次第です。
それにしても、流石はアメリカです。十分な資本、技術、テロワールそしてブルゴーニュ・クローンのピノ・ノワールと完璧なまでに全てがそろっているからこそ実現した品質ですね。
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
カテゴリー:ワイン