いわゆる蔵出しの飲み頃ヴィンテージワイン。
2001年ヴィンテージの13年熟成させたワインとしては、非常にお値打ち感ある価格のバルベーラ・ダルバです。
【カーサ・ヴィニコラ・ニコレッロ バリリン バルベーラ・ダルバ2001】 AL13~14% 750ml
イタリアのローマから横に線を引っ張って北部と南部に分けたら、その線がイタリアの主食をポレンタとパスタに分ける境界線と聞いたことがあります。もちろん南部がパスタで北部がポレンタ。
そして、そのポレンタを食べる地域で肩肘張らずに飲める、イタリアらしいワインといえば、このピエモンテあたりの「バルベーラ」か、トスカーナあたりの「サンジョヴェーゼ」ではないでしょうか。
また、それらのブドウを使ったワインは地元での消費も多く、地元で愛され続けているワインとも言えます。
日本酒に例えれば、「ブルネッロ」や「ネビオーロ」の吟醸クラスではなく、普段飲みで楽しめる純米か、本醸造あたりでしょうか。それでも、純米や本醸造のような、いわゆるよそ行きの味わいではない日常的な味わいは、お味噌汁のように飽きることのない、安心感のある美味しさとだと思うのです。
そんな飽きの来ない美味しさの「バルベーラ」を、 ワイナリーが飲み頃まで保管したワインです。
豊かなバラを思わせるブーケ、軽やかな口あたりに、キレイな酸のストラクチャーを感じる味わい。これに熟成による、やや枯れた感じのやわらかさが加わり、いい感じの塩梅なのです。とは言っても13年ぐらいではまだまだ若々しさはあり、さらなる熟成によるポテンシャルは感じるわけですが。
13年の熟成を経たイタリアのローカルズに愛される、飲み頃でお得なバルベーラ・ダスティは如何でしょうか?
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
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