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エッグ・ベネディクトをアテにカジュアル ピノ・ノワール

 

 

先日の朝、夏休み中の子供にせがまれてうちの近所に新しくオープンした、いわゆるロードサイドの大型喫茶店にお邪魔しました。

ちょっと苦手なパンの上に生クリームがてんこ盛りになっていたりする中部系の喫茶店ではなく、そこは関東系。外観は似た感じでしたが、メニューの内容はまったく違ってました。

朝食メニューはなんだか本格的です。

まえまえから食べてみたかった「エッグ・ベネディクト」なるものをメニューで発見しました。少々値段がいい感じでしたが、せっかくですから迷ううことなくそれを注文しました。

 

 

 

 

 

 

こくがあって、確かに美味しい。

・・・・・でも、酒屋のオヤジ的には、「このリッチな味わいのソースのかかったご馳走を、朝食にコーヒーと一緒に食べるんじゃあもったいない。」「たぶんこれにはコーヒーじゃなくてワインであり、そして朝食じゃなくてランチorブランチでしょ!」などと思ってしまった次第です。

そして、もしワインを合わせるとすれば、カジュアルなクラスの軽めの赤ワインが良いのではないかと考えた次第です。

自身の好みもあり、なんでもかんでも軽めの赤ワインに合わせたいと思ってしまうのですが、たぶんこのエッグ・ベネディクトとは、ほとんどのワインに合うような味わいだと思います。

酒屋のオヤジがイメージしたのは、軽めの赤ワインであるカジュアルタイプのピノ・ノワール。

 

 

 

 

 

 

 

【カジュアルなピノ・ノワール 左からニュージーランド産、イタリア産、カリフォルニア産】

エッグ・ベネディクトは卵料理ですから、休日のブランチと呼ばれるような時間帯に、一杯のグラスワインとともに食するのが理想的でしょうか・・・・・・絵になる感じです。

また、もしこのエッグ・ベネディクトの具がベーコンではなくサーモンなら、やはり軽めの樽の利いていないシャルドネあたりが良いのではないかと思う次第です。

多くの料理にフレンドリーなワインは如何でしょうか?

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やさしい味わいの食事には、やさしい旨味の国産ワイン

 

 

その日の夕食は夏休みの宿題と言うことで、次男がつくってくれた野菜炒めでした。

豚肉から炒めて、堅くて火が通りにくい野菜から徐々に加えて炒めていく。味つけは塩のみ。

野菜の旨みや甘みのやさしい味わいが素直に伝わって来て、たぶん母親に手伝ってもらったのでしょうが、なかなかのものでした。

シンプルな野菜炒めのやさしさは、なんだかノスタルジックな味わいですね。

これが豚肉じゃなくて魚肉ソーセージあたりだったら、もうノスタルジック過ぎちゃって、酒屋のオヤジなどはもう泣いちゃうかも知れない、などと思ったりもした次第です。

 

 

 

 

 

 

 

 

親ばかっぽくて恐縮ですが、次男が初めてつくった野菜炒めです。

そんなやさしくてシンプルな野菜炒めに合うワインと言えば、やはり味わいにやさしさのある国産ワインでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

【にごりスパークリング奥野田フリザンテ(白) と 奥野田ベリザンテ(赤)】

発酵中のワインをボトルに詰めた、やさしい発泡の残っているワインです。発酵の途中ですから当然アルコール分も低め。原料ぶどうは白がデラウエア、赤がマスカットベリーA。

やや辛口のやさしい旨味を感じる味わいのワインです。

国産の野菜と国産のワインですから、産地マリアージュとなるわけです。

また、この手のワインは小規模のワイナリーでしか造れないタイプの、贅沢なワインと言えるかも知れません。

 

国産ワインで ”やさしい & やさしい” のマリアージュは如何でしょうか?

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「酒屋の株話」何もしない人生修行

 

 

まだ断定するには早すぎるのかも知れないが、多くの個別銘柄で今回の北朝鮮を巡る地政学リスクは絶好の買い場となったようだ。

 

 

 

 

 

 

(ステップのカベルネ・ソーヴィニョン・・・もうじき収穫だ)

しかし、日経平均株価ベースでは、トランプ政権の混乱やスペインのテロによるものなのか、NYダウに追随するかのようにさらなる下値を探る展開。

ランダムに上がったり下がったりしながら向かうべき方向に向かって行くのが相場なのだろう。この下がったところでは、買うか見守るしか方法がない。

思い通りにならないことはわかっていても胆力が必要になってくる。

それでも銘柄によっては売りが一巡した様で、サマーラリーが現実のものとなりそうな気配だ。

市場には確かに魔物が潜んでいて、あっという間に投資資金が食われてしまうこともある。それでも、今はまだその時ではない。

ひたすら冷静に、ひたすら合理的に、ひたすら多面的に考えて、最善の道を歩むべきなのだ。

つまりは、今は何もしないということだろう。

ひたすら保有し続けることが、特に成長銘柄に関しては最善の道ではないか。

 

それにしても、この空前のカネ余りの時代に日本株はどうなっているのか。なぜ市場心理は改善されないのか。

・・・・・こんな状況こそが人生修行なのだろう。思い通りにならないのが人生だ。

 

頑張りましょう。

 

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「ジャン・クロード・ラパリュ ボジョレー・N 2017」天候被害なくパーフェクト

 

 

ステップで人気のボジョレー・ヌーヴォー、「ジャン・クロード・ラパリュ」の2017年ヴィンテージ情報です。

 

 

 

 

 

 

(ジャン・クロード・ラパリュの収穫)

2017年のジャン・クロード・ラパリュのボジョレーはパーフェクト!

冬からの適度な雨、6月の猛暑などでぶどうの生育は昨年より2週間ほど早い。まさにリズミカルに順調にぶどうが育っている。

ラパリュの区画は4月の霜害も、7月の雹害も全く被害がなくパーフェクトな状態。もちろん収穫までは油断はできないが、本年も素晴らしいヌーヴォーが出来上がることであろう。

<2017年のヌーヴォーのぶどうは何と樹齢60年>

ラパリュのドメーヌのある村、ブリュイィのサンテチェンヌ・ラバレンヌの北東5キロのシャレンタ村のヴィエイユ・ヴィーニュで2017年のヌーヴォーは造り出される。

このガメイの古木は収穫量は少ないが熟度の高い高品質なぶどうをつくり出す。また醸造、熟成、ビン詰めまでもちろんSO2(亜硫酸)添加ゼロ。

<ラパリュの目指すワイン造り>

ラパリュが目指すヌーヴォーとは「新鮮なぶどうの香りを思い起こしてくれるようなアロマ、収穫したぶどうを丸ごと、今まさに搾っている香りをそのまま再現するようなヌーヴォー」です。

<ワイン造りのポイント>

①有機栽培。美味しいワインは自然なぶどう栽培抜きにはあり得ません(認証は取得していません)。

②樹齢60年のヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)。

③本来のマセラシオン・カルボニック。一切除梗しない房そのままの状態で発酵。ピジャージュも一切せず、皮を一切傷付けづに優しく発酵。ぶどうの粒の中で果汁がゆっくり発酵します。

④プレスは100年以上前につくられた木製垂直式圧搾機を用いゆっくりプレス。

⑤酸化防止剤(SO2)は、醸造中も瓶詰め時も一切使用しません。野生酵母の自然な働きによりテロワールを素直に表現した、とても優しい味わい。

 

早いもので、今年ももう間もなく2017年ヌーヴォーのご予約を承る時期になります。

11月の解禁日にジャン・クロード・ラパリュ2017は如何でしょうか?

 

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「ドライ シェリー」ヒップスターズ・アイテム

 

 

ヒップスターと呼ばれる方々をご存知でしょうか?

ひげ、黒ぶちメガネなどを好むサブカルチャー的におしゃれな方々のようですが、実のところ酒屋のオヤジにもよくわかりません。

酒類系の情報サイト「ザ・ドリンク・ビジネス」の伝えるところによれば、イギリスではそんなヒップスターの方々にシェリーが人気なのだそうです。

 

 

 

 

 

 

【ドライ・シェリー フィノ と マンサニージャ】

スペインのバルに代表されるようにシェリーは食事との相性もスバらしいのです。

そんなシェリーの人気がイギリスで復活していて、そのシェリー人気を主導しているのがヒップスターの方々なのだそうです。

つまり酒屋のオヤジなりに平たく言えば、イギリスの最先端を行くようなスタイリッシュな方々にドライ・シェリーがうけているということなのでしょう。

暑い日に冷やして飲んだり、何かで割って低アルコールドリンクにして食事と一緒に楽しまれているとのこと。

 

個人的にはこの傾向をスタイリッシュなだけでなく、かなり賢明な選択ではないかと思う次第です。なぜならシェリー酒はかなりお得感のあるお酒だからです。

たとえば、ドライ・シェリーを思わせる白ワインがあれば、たぶんその白ワインの価格は本家であるシェリーよりも高いでしょう。シェリー酒が著しくアンダーバリューになっているように感じるのです。

日本でもドライ・シェリーはスタイリッシュであり、また賢明な選択だと思います。

スタイリッシュにドライ・シェリーとタパスを楽しんでみては如何でしょうか?

 

 

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