毎年、ボージョレ・ヌーヴォー販売の解禁日が迫ると「今年のヌーヴォーは最高だ!」みたいな賞賛の声がメディアから聞こえてきたように思いますが、今年に限っては聞いていないように感じます。
世間から「なんでボージョレは毎年当たり年なんだ?」みたいな声があったのかどうかは分かりませんが、皮肉なことにそんな年に限ってホントにいい年になるんですね。
今年のボージョレ・ヌーヴォーは当たり年と言えると思います。
特にボージョレでも自然派と呼ばれる造り手のワインの品質が高いと感じます。
【シルヴェール・トリシャール ボージョレ・プリムール・セレネ2017】
シルヴェール・トリシャールさんはボージョレの新世代を代表する自然派生産者で、「最先端の自然派」と呼ばれているのだとか。
昨日このブログで紹介させていただいたジャン・クロード・ラパリュさんのお弟子さん的立場の方のようです。
そのワインは素直な果実味と清涼感ある軽やかさがあり、やさしい味わいながらしっかりとした骨格を感じる味わい。
ジャン・クロード・ラパリュさんのワインと同じ方向を向いたワインと言えますが、ラパリュさんのワインよりもさらにやさしいエレガントさがあるように思います。
その、やさしく、そしてスムーズにタテに伸びていく飲み心地は、自然派ならではでしょう。化粧っけのない素の味わいは飲み進むほどにおいしい。
ボージョレ新世代の自然派は、よりやさしさのある味わいのようです。
新世代を代表する自然派のヌーヴォーは如何でしょうか?
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
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