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バレンタインとオリンピックで巣ごもリッチ!!

 

2月の酒屋は暇だろうな~!!なんて思ってダラダラしてたら、先日のバレンタインデーの日、結構忙しいじゃあないですか!ちょうど日曜日と重なったり、オリンピックが始まったりとムードが盛り上がったみたいですね。最近は景気が悪いから旅行や外食を控え、家でおとなしくこもって楽しむ「巣ごもり」派が増えているのも一つの理由かもしれません。

そんな「巣ごもり」の人が増えて、家で使う家電や食材の売上を伸ばしているのだとか。その変化系が「巣ごもリッチ」で、巣ごもりしながらも、リッチな生活を送ることなのだそうです。巣ごもり新年会、巣ごもりデート、巣ごもりバレンタインと、何でも家で節約しながら贅沢している様子なのです。

バレンタインの日の酒倶楽部ステップでも、その「巣ごもり」派と「巣ごもリッチ」派の両方のお客様にご来店して頂きました。ありがたい事です。朝から「14代」だの「森伊蔵」だの「ドンペリ」だのって、例年の2月じゃちょっと想像出来ない感じだったんですよ(嬉)!ビックリです!!

毎年、酒倶楽部ステップではバレンタインデーの日に、お酒を贈りたい方がバレンタインデーのギフトだって分かるように、お酒のラッピングの中に入れられる小さなハートチョコを用意するんです。それは、いわゆる義理チョコで、お世話になってる方にプレゼントする為なのですが、今年は傾向が違った様です。チョコはチョコで気に入ったものを選んで購入し、酒は酒で別に気に入ったものを購入するのです。もちろん本命くんに対しては「巣ごもり」で楽しみますから、お料理を考えての選択。徹底しているのです!流石は今時の女子、お見事!!

2010年の若い人達のバレンタインのトレンドは、「カレと家で一緒にチョコ作り」なのだそうです。そんでもって、3月には何倍ものお返し。男子諸君、おつかれ!ガンバレよ~ッ!

ちなみに、なんと、なんと、うちの長男は6歳にして手紙付きの手造りチョコレートをもらったんだって!「ひょっとして・・・・それって・・・本命ってやつですか(オロオロ)!?」と、親父としては、不覚にもおののいてしまったのでした(コワいぞよ~!)!ママ的にはやたらと盛り上がり、女の子へのお礼の言い方などを嬉しそうに、しつこく、しつこく指導していたのでありました(笑)!!(そんなに楽しいの?って感じでなのです!)

女子から男子へチョコレートを贈るのは日本だけの習慣なのだそうですが、盛り上がり過ぎです!!ひょっとしたら、いつの日か日本発祥の習慣として、世界に広まって行くかもしれませんね!だって盛り上がり過ぎだもの!親も含めて!!(笑)

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クマ子の冬休み♪ パートⅡ

 1月末に1週間ほど、岐阜の大垣に住む姉の所に滞在。姉の旦那様は超有名競輪選手(*^^)vその傍ら、もう3年は経つかな・・・大垣市内で和食屋さんを経営。旦那様はまだ現役で走っているので、お店の切り盛りは姉がやっているのです。女将ですね。なので、すごく忙しい^_^;しかも、育ち盛りの子供4人!(長男は寮の学校に行っているのでまだいいけど・・・)そんなんで、遊びにというよりはまぁお手伝いに行った感じになりました。たいした事もやってあげられなかったけど、、、

で、帰る前日の夕食、そのお店「旬吟 わのわ」(http://wanowa-f.co.jp)でごちそうになりました(*^_^*)お手伝いしたお礼かな♡

頂いたのは料理長おまかせのふぐコース♪ふぐなんて久しぶり(^u^)

      

ふぐ刺しは身がぷりぷり、白子の軍艦巻がなんとも言えずおいしかった!また食べたい(^-^) 

写真を載せきれないけど、この他に

ふぐ鍋、陶板焼きなどなど、最後は雑炊で締めて大満足(*^^)v       

おいしい素材と料理長さんの腕で盛りだくさんのコースでした。

もちろんお酒も飲みました♪日本酒おすすめ3種。どれもおいしかったけど、クマ子は十四代の本丸がおいしかったかなぁ。

                

もちろんふぐひれ酒も飲んで、締めはステップのオリジナル焼酎「魔咲時」・・・。

おいしい食事とおいしいお酒でお手伝いの疲れもとれました(*^_^*)

なかなか岐阜に行くことも少ないかもしれませんが、もし近くに行く際はお立ち寄りください♪

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フランス最小、気合の入った自然派協同組合のワイン「ドメーヌ・デ・バッカント」

気合の入ったフランス最小の自然派協同組合「エステザルグ協同組合」のコート・デュ・ローヌ!

Domaine des Bacchantes 2007  ドメーヌ・デ・バッカント(赤) 2007年 750ml 1,890円

生産者のエステザルグ協同組合は、加盟している生産者数が10名程のフランス最小の組合。全員が科学肥料や除草剤を使わないビオロジック農法を行う自然に優しい栽培を実践。また、それぞれの畑の個性を生かすためにブレンドはせず、別々に発酵させて各生産者名を名乗っているのです。もちろん自然酵母による発酵で、醸造過程でのSO2の使用はしておりません。やたらと気合の入った小規模協同組合なのであります!

場所はフランスのローヌ河南部の町アビニョンの西側に位置し、シャトーヌフ・デュ・パッブやコート・デュ・ローヌなど、良く熟したブドウからボリューム感あるワインが造られる地域。このバッカントも何とアルコール度数14.5度!(よほどブドウが熟さないと、この度数は出まないのです!)ボリューム感のある味わいなのです。

ローヌ地方のワインらしい、豊かな果実味と柔らかな口当たり。色合いもかなり濃く、やや青みがかかった感じ、いかにもポリフェノールたっぷりといった印象なのです。自然なローヌワインの味わいがタップリと味わえる、ローヌワインファンには超おすすめのワインなのであります!

主なブドウ品種のシラーがリッチさを表現し、グルナッシュが爽やかさを与えていて、バランスのとれた味わい。たとえ一晩で一本飲んでも、自然派だから翌朝に残らず爽やか。もちろん数々のワインコンクールでの金賞も受賞しています。

以前、雑誌「アエラ」で銀座のオザミ・デュ・バンのオーナーソムリエである丸山宏人さんが「自宅で飲みたいワイン」として紹介して反響を呼んだワイン。職業柄、夜が遅いのですが、野菜炒めなんかをアテに飲みたいワインなのだそうです。

酒屋のおやじは、自然派ワイン紹介のブログを書く度に思うのです。日本に居ながら、こんなリスクと労力をいとわない、供給量の限定された、評価の高い本物のワインが、2,000円以下で購入できるのですから、物凄く恵まれているなって!フランスでワインが不人気という理由もあるのですが、それにしても恵まれています。

今後、中国などの新興国で高級レストランやワイン売り場が増えて、本物、手造り、といえる様なワインの引き合いがドーンと増える前に家飲みで楽しんで頂きたいのです。そのうち価格が一気に十倍!ぐらいの価値の十分あるワインなのですぞ!(マジメに!)

酒屋のおやじも含め、酒飲みにとってはある意味、今はいい時代です。バブルの頃などと比べ、旨い酒が安く買えるのですから。ただ、バブルの頃と違い、飲んでる余裕がないのも事実なのですが(涙)!

飲むなら、やっぱり今のトレンドに沿って家飲みで楽しむのがいいですね。家族で、パートナーと、友達と、もしくは一人でコピリンコ!これって多分すごく健全で、あるべき姿に戻ろうとしている様に見えますね。正し、その時飲む酒のクオリティーは凄く向上しているのですよ!その恵まれた状況を享受したいと思えば、そこには!そこには!酒倶楽部ステップあるのですぞ・・・パチパチパチ!(笑)まってますよ~!!今宵は野菜炒めで健康的に家飲みだ~!!

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ビール系出荷最低!でも利益最高!?

ビール系出荷最低。1月の前年対比12.9%減!!

日経の夕刊より

最近、ビールを飲む人が減ってるな~って、酒屋としては感じてたんですが、やっぱりですね!夏に凄く暑かったり、冬に凄く寒かったりすると、どうもビールを飲む人が減るんですよね~!!じゃー皆、酒飲んでないのか?って言うと、そうでもないんですよね~!最近の傾向は、昼はお弁当、酒は一人で静かに立ち飲みか家飲み、より健全で打たれ強い生活環境作りに向けて動いているのです。余計には飲みません(涙)。

先日、東京の目白のお蕎麦屋さんで1時半ごろお昼を食べに入ったのです。その時間帯、お客さんのほとんどは中年~初老の男性で一人での利用。驚いた事に、皆さん静かに清酒で蕎麦前やってるじゃないですか!それも、ビールは飲まず、最初から地酒!酒屋のおやじも、ついつい皆さんに混じって、本日のお店のおすすめと書いてあった牡蠣の天ぷらをアテに、昼間っから美味しい地酒をコピリンコとやらせて頂いたのであります。静かで穏やかな雰囲気の中で、皆さん本を読んだり、ケータイのメール打ったりと物静かに蕎麦前を楽しんでおられました。これで〆のお蕎麦も含めて1800円。いいですね~!!

お酒は嗜好品です。そのあるべき姿に立ち返ろうとしている様に思えます。飲み過ぎる事なく、飲みたい時に、飲みたい酒をのむ。地酒メーカーもこの辺りの静かな需要に応える事ができれば、底堅く蔵を守って行くことが出来るのではないでしょうか。

で、ビールメーカーって大変だわ!と思いきやコレがまたスゴイ!

日経の朝刊より

4社そろって増益(サッポロさんは営業増益)!!経費の圧縮や、海外子会社の業績が良かったみたいです。しかも、今後海外での商売を積極的に進め、益々売上を伸ばして行く予定なのだとか。頑張って欲しいものです。今後、日本ビールメーカーによる企業買収が、海外で暴れまわるのでしょうか。

各社それぞれに海外戦略があります。サッポロさんは、中国は市場がデッカイけど、儲かりまへん!!という事で中国はスルー。アサヒさんは、スーパードライをビール業界のコカ・コーラにしまっせ!って方針。キリンさん、サントリーさんは、バンバン良い会社買って一気に昇り詰めるでー!わし、めちゃめちゃ金持ってまっせー!ってところでしょうか。

酒屋のおやじが若い時にハマってた「信長の野望」というゲームを思い出します。ある程度大きくなると、地道にやってても、らちがあかないんですよね。買収も含めた投資とか駆け引きが重要になって来るのです(ゲームではですが!)。では、天下布武じゃな、ぐわッハハハ・・・・!と成れないと生き残れないのかといえば、そんな事はないはずです(ゲームでなくリアルでは)。

街の家族経営の酒屋としては、武闘派の福永社長率いるサッポロさんの独自の路線に好感がもてます。是非、頑張って欲しいものです。(え!武闘派が余計だって!?サッポロさん見てたらすみません!)(笑えないって!)

皆様、ハッピー バレンタインです! Ciao!

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癒される味わい!黒糖焼酎お湯割り「昇龍」

熟成にこだわった野性味あふれる黒糖焼酎。

沖永良部島の黒糖焼酎 「昇龍(しょうりゅう)」 30度 一升 2,930円  5合 1,600円

沖永良部島の原田酒造さんのこだわりは、原料である黒糖をふんだんに使って、たっぷりとして豊かな風味を出すことと、蒸留した原酒をしっかりと熟成させること。この昇龍は最低でも5年間じっくりと樫樽と通常タンクで、それぞれ貯蔵熟成。そして、それらの焼酎を絶妙にブレンドさせてあるのです。

樫樽熟成をブレンドしてありますが色は無色で、樫樽の風味もほとんど全く感じません。逆に黒糖の凝縮した野性味溢れる香ばしい風味が豊かに感じられるのです。口に含むとビターな濃い甘味を感じるのですが、キレ味が良く爽やかな余韻が後味に残るのが印象的です。原田酒造さんの酒は、黒糖焼酎の蔵の中でも「香りの深さ」「余韻の優雅さ」において右に出るものなし!といわれている程なのです。

このズッシリと重みのある味わいの黒糖焼酎。他の黒糖焼酎より少しだけ価格が高いのですが、クオリティーを考えるとお金を出す価値が十分にある、間違いなくアンダーバリューなお得感のある黒糖焼酎なのであります!

実は酒屋のおやじも、この昇龍のファン。先日、東京の中野に行く用事があり、ついでに中野区の逸品で金賞に輝いた「手作り柿のたね」を買って帰り、早速、この昇龍のお湯割りのアテに楽しんだのです。この中野の「柿のたね」は、サクッっとした感触で歯触りが良く、お米の柔らかい甘味のある味わいが感じられるのですが、その後にチリの強い辛味が襲ってきます。

ここで、口の中に残る辛さを我慢しつつ、やおら昇龍のお湯割りから立ち上る重厚でビターさのある甘味香りを楽しみながらコピリンコ!とやるのがいーんですよ、またこれが!お口の中で、辛さが甘味に洗われて、その後に爽快さが残るのです。キッチンの隅っこに一人たたずみ、古本屋さんで買ってきた(買ってたまってる!)ちょっと前に話題になった小説でも読みながら、コピリンコとやるのが、酒屋のおやじは何だか落ち着いて大好きなのであります。(御台所様には、もちろん変な眼で見られるのですが!(汗)でも、明るいし、すぐに片付けられるし、落ち着くんですよね~!これって変?(笑))

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