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秋あがり特別純米ひやおろし「月夜うさぎ」入荷です!

今年も酒倶楽部ステップ一押しの地酒蔵、長岡の高橋酒造さんの「ひやおろし」が入荷しました。

限定出荷! 秋あがり特別純米ひやおろし「月夜うさぎ」 720ml 1,300円

長岡の厳しい冬の酒蔵で仕込まれた特別純米酒新酒をゆっくりとひと夏寝かせ、秋の気配を待ってそのまま生詰めしたお酒です。古くより酒通に珍重された秋ならではの味わい。新潟産の酒米を100%使用した特別純米(通常の純米酒よりも精米歩合が多く吟醸に近い)。常温か少し冷やして、また軽くお燗しても美味しいです。

酒倶楽部ステップ一押しである、この長岡の高橋酒造さんのお酒の特徴は、何といっても上品なやさしさのある、やわらかな旨みを持った味わい。この味わいは飲んでも、飲んでも、飲み飽きることがありませんよ。味わいのやさしさにドンドン癒されて行く、言わば清酒を極めた人に好まれるような通好みの味わいなのです。

是非是非、この酒倶楽部ステップ一押しの酒蔵が造る、上品な味わいに深みのある旨味を兼ね備えた、秋あがりした「ひやおろし」を試してみて下さいね。

ちなみに、このお酒の名前には「秋あがり」と「ひやおろし」の2つの似たような意味の単語が使われていますが、それぞれ微妙に意味合いが違うのです。

「秋あがり」は秋になって美味しくなった酒の意味。それって「ひやおろし」じゃないの?って気もするのですが、「ひやおろし」とは秋になり外気のように冷えた貯蔵酒を出荷することを「冷や卸し」と呼ばれたのが元来の意味(冷えたお酒が卸される=出荷される)。

もっとも現在では、まったく同じ意味で理解されていて「ひやおろし」の単語だけで「秋あがり」の意味合いもカバーされているのです。しかし、中にはこの「月夜うさぎ」のように昔からの意味を大切にして、両方の単語を使っている酒蔵さんもあるのです。酒屋のオヤジ的には、このあたりに長岡の高橋酒造さんのお酒造りに対する実直な姿勢が現れている気がするんですよね~!

昔を生きた人達にとって秋は作物がやっと収穫できて、酒も美味しくなり、冬の準備の前の最高に楽しめる時期だったに違いありません。昔の人々が待ちわびた秋に、待ちわびて美味くなった酒「ひやおろし」を堪能しましょうぞ!!



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伝説の越後酒「雪中梅」

伝説の越後酒です。

昭和40年~50年ごろにかけて大ブレイクした幻系の越後地酒です。当時は地元でも入手が困難になり、都心では異常な高値で取引された程の人気を誇ったお酒です。

お酒のタイプは異なりますが、新潟には「越乃寒梅」の石本省吾氏、「雪中梅」の丸山三郎次氏と二人の酒造りに憑かれた翁が存在しました。そして、その2銘柄が人気の酒となったことは越後酒の世界で語り継がれる伝説なのです。

その丸山三郎次氏が、「地元の人に少量で満足してもらえる美味しいお酒を」との思いで造りだされたのが写真の「雪中梅普通酒」。甘口でコクがあり、まろやかで美味しいくキレの良さもある味わいです。

新潟の清酒が淡麗辛口と言われるようになったのは、それほど古い話ではないのだそうです。特に上越市近辺では甘口の蔵元が多いだとか。この辺りは冬になると大変に雪深く、長く厳しい雪国の暮らしが冬の間続きます。雪との格闘は肉体的にも疲れがたまります。そんな疲れた時には甘いものが一番。この地方では一日の労働の疲れを昔から甘口の酒が癒してくれたのだそうです。

そんな地元の人のために造り続けられてきたお酒が「雪中梅」。

時代に流されず、地元の人に喜んでもらえる酒を造り続ける。これこそ名門の粋なのかも知れませんね。


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”ヤバ過ぎ!”な味わい!「どぶろくサイダー」

先日の埼玉県酒造組合、大試飲会で「これ!けっこうイケますね!」って感じの提案をされていた酒蔵さんがありました。

     

その、気になった提案とは、「天狗のどぶろく」というにごり酒の三ツ矢サイダー割り!「どぶろくサイダー」!

現在、低アルコールで微発泡の甘味のあるにごり酒が多く販売されるようになりましたが、この「どぶろくサイダー」はそれらのお酒の上をいく爽やかさと飲みやすさがあるんです。また、その味わいにまったくクセや違和感がないため、ガブガブと爽快に飲めてしまう危険さも、ちょっと感じるかな!(笑)

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「どぶろくサイダー」の作り方!

①ジョッキに氷を山盛りに入れる。

②「天狗のどぶろく」を70ml注ぐ。

③冷えた「三ツ矢サイダー」をジョッキの頭まで注ぐ。

④マドラーで上下1回程度タテにまぜる。

⑤レモンスライス、やや厚め1枚を添える。

比率は「天狗のどぶろく」 1 : 「三ツ矢サイダー」 2

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蔵元である小山本家酒造さんの推奨ポイントは3つ!

①若い人や女性に受け入れやすい味わい。スッキリテイスト、やわらかな甘み。

②どんな料理にも相性がよく、特に焼肉・ホルモン焼き・焼き鳥とのマッチングが絶妙。サイダーで割る爽快感から食中酒として飲みやすさが増します。

③業務店さんには収益性の高いコストパフォーマンスの商材となります。

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酒屋のオヤジとしては、この「どぶろくサイダー」は若い女の子に間違いなくうけるでしょう!って思いますよ。若い女の子風に言えば、この「どぶろくサイダー」は”ヤバ過ぎ!”。味わいもそうですが、いろんな意味で”ヤバ過ぎ!チョーヤバイ!”かも!(笑)

「どぶろくサワー」のもとになる小山本家酒造さんの「天狗のどぶろく」もリーズナブルでお奨めですよ!なめらかでコクのある甘さと、スッキリとした後味のにごり酒です。

「天狗のどぶろく」 1.8L 1,380円  720ml 740円 ・・・・・リーズナブルでしょ!

ちなみに若い女の子言語で「ヤバ過ぎ」「チョーヤバイ」=「素晴らしく美味」と酒屋のオヤジは理解しております。

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埼玉35酒蔵大試飲会

先日、埼玉県酒造組合による大試飲会が開かれました。

       

今回は「ひやおろし・燗酒各蔵自慢のお酒くらべ!」。各蔵とも今年の「ひやおろし」や「お燗酒」、「特別な造りの酒」など試飲用に出しておりました。どの酒蔵もある程度以上の品質。たっぷりと埼玉の酒を味わいましたよ。

実は埼玉県の清酒の県外出荷は伸びているんです。もちろん全ての酒蔵が伸びているわけではないのですが、それでも埼玉の酒蔵さんは頑張っているのです!

今回の埼玉の酒の特徴は、「ひやおろし」を各蔵が試飲に出していることもあり、味わいはひじょうにリッチ!たっぷりとした濃さが味わいにありました。清酒ファンの方々の好みも様々ですが、「たっぷり系」が好みの方にはたまらない味わいだと思います。

埼玉県はうどんやお味噌が名産品の地域も多く、どちらかと言えばコクのある味わいの食べ物が多いからでしょうか。たっぷり系のお酒が多い気がします。やはり、地の食と味わいがマッチするような味わいのお酒になるのかも知れませんね。

味わい深い日本酒が好みの方は、是非、埼玉のお酒を試してみて下さい。

清酒の試飲会の場合、ワインの試飲会と違い、味見した後に口から吐き出すためのコップや容器が何故かなかったり少なかったりするんです。そんな事情もあり35蔵の酒を全種類試飲するのは酒屋のオヤジにとって、やや危険と言うか、ちょっと無理がある感じ。一つの酒蔵さんが4種類のお酒を用意しているとして全部で140種類。全種類を集中して試飲しようとすれば、とっても体力と気力が必要なんですよ。

これが焼酎やウイスキーなど蒸留酒の試飲会だと、あたり前ですがもっとタフ。もちろん全ての銘柄を真剣に試飲して回る方も沢山おられるのですが。酒屋のオヤジもワインぐらいまでのアルコール分なら全て試飲して回れるのですが、清酒や焼酎になると・・・・後からガーンと疲れとか酔いとかに襲われちゃう感じなんですよね~(汗)。それに全種類試飲してると中盤からどれもこれもとっても美味しく感じて、全部仕入れたくなっちゃうんですよ!(笑)

そこで酒屋のオヤジは清酒や蒸留酒を試飲する場合、全ての試飲はあきらめるのです。まずリストを見てお酒のジャンルや価格帯から興味のあるお酒を選び試飲して回ります。その後、取り扱いのある酒蔵さんのお酒を、味わいを確認する意味で試飲。最後に特長のある造りのお酒を試飲するのです(最後に高級酒を飲んで〆にするってやつですね!笑)。

以前、お世話になった清酒の専門家、「日本酒ガイドブンク」の著者である松崎先生の場合、「清酒の効き酒をしている後ろ姿から鬼の刺青が浮き出て来そうなぐらいの気迫を感じる!(実際には刺青はしていないと思いますが)」と、ワインの専門家の方が話していたのを思い出します。それぐらいの意気込みがないとお酒の本当の専門家にはなれないのかも知れませんね!


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上海のワイン市場が熱い!

中国本土での巨大ワイン消費地、上海。ワイン市場は大手資本も流入して火傷しそうに熱くなっているようだ!

 

酒類の業界紙「酒販ニュース」によりますと、上海のワイン市場が過熱しているらしい。ワイン専門店としての優良店はまだ5店ほどしかないのだそうだが、そのレベルや個性はかなり高いレベルにあるとのこと。そして、これらのお店はみんな豪華。有料試飲、グラス売りがあり軽食やつまみを出すところもあって店内でワインを味わうことができ、すでに多くの客の支持を集めているらしい。

品揃えも中国といえばボルドー偏重のイメージがあるが、そのイメージから外れフランス、オーストラリア、ニュージーランド、イタリア、アメリカ、チリ、アルゼンチンと現代的な品ぞろえが充実してるのだとか。とりわけ地理的な近さと輸出国の熱心さもありオーストラリア、ニュージーランドの品ぞろえは深いらしい。

通常の飲食店や日常生活では、まだまだワインは日本以上にまだ特殊な商材なのだが、ワインを買ったり、飲んだりする場合のトップレベルのサービスや品ぞろえは、すでに日本と同じか場合によっては日本がまだ習得できていないことをすでに実践しているところまで達しているとのことだ。

上海に存在する輸入業者は300とも400ともいわれ正確なところは分からない。ワイン輸入業者の質もバラバラ。従って、どうしても欧米人でワイン販売の経験がある者による起業が、ワイン生産者からの信頼を得やすく、事業が軌道に乗る確率は高いのだとか。

2009年の中国のワイン輸入量は前年の2.9倍。中国のワイン市場は圧倒的に国産ワインが多いが2009年には輸入ワインの構成比が前年比2倍の16%と劇的に伸びた。今後は上海だけでなく、他の大都市に輸入ワイン購買が波及して、何年も先までワイン市場の拡大は続くと予想されているです。

中国のワイン市場は、今のところ世界一魅力的なワイン市場なのかも知れません!

中国のワイン専門小売業には世界の名門も興味を示していて、2人の大統領を輩出したルーズベルト家もワイン関連の複合施設を歴史的建造物が建ち並ぶワイタン地区に今秋オープン。ワインショップには約2,500種類のワインをそろえ、2万本を保管。レストラン、屋上階を利用したバー、メンバー専用の試飲室・図書館・ワインセラーなど贅を尽くした設備なのだそうだ。このスケールの大きさ、豪華さ、種類の豊富さなど日本に同等の施設は見当たらない程なのだとか。

また、日本のサントリーさんも昨年12月に、中国最大のファインワイン輸入業者「ASCファインワイン・ホールディングス」の株式70%を取得して、世界のワイン業界を驚かせた。エノテカさんもワインショップを香港、上海を中心に増加させているのだとか。

現在のボルドーワインは中国のワイン市場を抜きにしては語ることができないほどに、中国の影響力は増加しています。今後は世界基準でレベルが高いとされるワイン全てに中国の影響が出てきそうです。何故なら、世界の有力なワイン商は中国に注目し、その巨大な市場の中でお互いに切磋琢磨しているとみられるからです。

そうやって、また巨大市場を持つ中国の中から世界的な大金持ちが生まれてくるのでしょうか!どうも日本とは大きく逆行しているようですね(涙)!でもでも、今ならまだ上海で日本酒や焼酎の複合施設とかを豪華に展開すれば、大儲けができるかも知れませんよ!でも資本は大量に必要なのですが・・・!(汗)

 

 

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