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「フロム(マールボロ)」凝縮感のポテンシャル

 

 

「あれ、これオーストラリアのワインか!?」・・・・確認してみたのですが、やっぱりニュージーランドのマールボルなんですよね。

スゴイ凝縮感のワインです。

しかもこのワイナリーでは、ソーヴィニョン・ブランの白ワインがあまりにも有名なマールボロにあって、ピノ・ノワール、シラー、マルベック、リースリング、ゲヴュルツトラミネールのワインを生産されているとのこと。

それでいて素晴らしく評価の高いワイナリーなのです。

 

 

 

 

 

 

【フロム ラ・ストラーダ シラー2011】

輸入会社さんの資料によれば、フロム・ワイナリーはマールボロでの単一畑もののパイオニアなのだそうです。

明らかに特別感のある凝縮感と、骨太なストラクチャーはマールボロのソーヴィニョン・ブラン以外の素晴らしい可能性を示唆しているかのよう。

今回の試飲ではピノ・ノワールとシラーを試しましたが、両方ともに十分な凝縮感があり、ピノ・ノワールがシラーのようであり、またシラーがピノ・ノワールのようでもあるような印象を持ちました。

たぶんブルゴーニュに例えれば、グランクリュ並みの大地のパワーがある場所と言えるのかも知れません。

また、その凝縮感から暑い年の当たり年のワイン並みとも言えるのかも知れません。

コレクションとして保有し、熟成によるポテンシャルを試してみても面白いワインではないかと思った次第です。

酒倶楽部ステップにも在庫がございます。

ぜひお試しください。

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「酒屋の株話」好業績の行方

 

 

今週の日経平均株価は、売買高が少なく膠着感ある展開。

週間の値幅は8週ぶりの低水準とのこと。1日あたりの東証1部の平均売買代金も今年最低だったのだそうだ。

レバレッジをきかせた短期での取引が増加しているためなのか、日本株市場は過度に値下がりに対して臆病になっている印象がある。

投資家の強気・弱気を示す指標であるプット・コール・レシオは8年ぶりの弱気水準なのだそうで1.5倍に達しているとのことだ。

 

 

 

 

 

 

<写真は日本経済新聞の記事>

情報過多が判断の邪魔をするなどとも言われるが、多過ぎる情報が余計に状況を分かりにくくしているのではないかという気もする。

ボラティリティが高くなって、プログラムされたリスク・マネージメントが売りを出して、価格は値下がりした。

市場心理は弱気に傾いた。

また、円高や米国の保護主義政策による将来的な業績不安があり積極的には買いが入らない。

それでも、かなり期待の出来る通期での決算発表は近づいている。

過度に弱気になるのは、いかがなものかなあと思う。

 

 

 

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「ラ・プス・ドール ヴォルネー1er Cruクロ・デ・60ウーヴレ・モノポール2011」

 

 

素晴らしいワインです!

流石はブルゴーニュのワイン。エレガントでピュアー、洗練されていて奥行きのある味わいは、ほんとうに素晴らしいと思います。

 

 

 

 

 

 

【ラ・プス・ドール ヴォルネー プルミエ・クリュ クロ・デ・スワッサント・ウーヴレ モノポール2011】

輸入会社さんの資料によれば、かつてロマネ・コンティのオーナーであったデュヴォー・ブロシェ家の所有地の一部が、ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドールなのだとか。

ラ・プス・ドールの所有する区画のなかには、ブルゴーニュ大公家が所有し、その後フランス王家のものとなったとされるものもあるとのことで、まさに名門のワインと言えるでしょう。

紆余曲折あって現オーナーの所有となり、多額の資金を投じて、醸造施設や発酵用の木桶、他の設備も一新されました。

1999年に完成した醸造施設は6層構造になっており、収穫から醸造、樽熟成、瓶詰めまで、ポンプを一切使わず重力でブドウ果汁やワインが流れる仕組みになっているとのこと。

また、ブドウ栽培はすべてビオロジック農法がとられているとのこと。

 

流石はブルゴーニュと言えるワインです。

 

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「マーティンボロー・ソーヴィニョン・ブラン」フレッシュ&ピュア

 

 

ワイン輸入会社さんの試飲会に参加させていただきました。

いくつか印象に残ったワインをご紹介してみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

【マーティンボロー・テ・テラ・ソーヴィニョン・ブラン】SB100%

”フレッシュ&ピュア” ハッキリとした味わいの白ワインです。

ニュージーランドを代表するソーヴィニョン・ブランの産地といえばマールボロですが、対岸のマーティンボローは、マールボロ以上にニュージーランドらしさを感じる産地と言えるのかもしれません。

クリアーでフレッシュ、柑橘系を思わせる風味のミネラル分をありありと感じる味わいは、これぞニュージーランドのソーヴィニョン・ブランと言えるような味わい。

個人的には、世界でもっともクリーンといわれるニュージーランドの風景が、味わいから感じとれるような気もします。

また春らしい味わいでもあるような気がします。

春の山菜の天ぷらに合わせてみては如何でしょうか。

 

 

 

 

 

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「ジョージア・ワイン」埼玉新聞さんが来た

 

 

たいへんにありがたいことに、当店に埼玉新聞さんが「ジョージア・ワイン」の取材にご来店されました。

 

 

 

 

 

 

記者さん自身も以前ロシアでジョージア・ワイン(その当時はグルジア・ワイン)を飲んだことがあり、その美味しさが今でも忘れられないとおっしゃっておられました。

記者さんとのお話のなかで、ジョージア・ワインが最近徐々に世界で認知されて来たことには、たんに美味しいという理由意外に、ふたつの理由があるのではないかということになりました。

ひとつは、そのプリミティブな製法は伝統的な自然派ワインであり、自然派ワインを支持する人が増えていること。

もうひとつは高級レストランが近年増加していることにともない、レストランで質の高いおどろきのあるワインとして販売されることです。

酒倶楽部ステップではジョージア出身の栃ノ心の優勝で、ふだん焼酎を飲んでおられるお客様がジョージア・ワインを飲んで、その飾らない美味しさを好きになるようなこともありました。

伝統的なクヴェブリ製法(かめ壺造り)のジョージア・ワインは、その自然派のルーツとも言えるようなプリミティヴな美味しさがたままりません。しみじみと美味しいと思うのです。

 

どんな記事になるのか楽しみです。

 

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