記事一覧

酒類消費量21年4月~22年3月!

国税庁が発表した平成21年度(21年4月~22年3月)の国内酒類消費数量は前年比0.2%増!!

「酒販ニュース」に掲載された国税庁発表の酒類消費数量。

首都圏を中心に酒類の消費が伸びました。最も伸び率が高かったのは鳥取県の6.2%でしたが、構成比の高い首都圏での増加が影響したようです。

全国的に増加が目立ったのは果実酒とウイスキー。お手頃価格のワインの全国的な定着とウイスキーハイボール人気が牽引したようです。しかし酒屋の店頭から想像するに果実酒の消費数量は増加しましたが金額ベースでは厳しい状況が想像できます。それだけ安くて美味しいワインが増加したということなのだとも思います。

他では甲類焼酎が0.9%の増加。芋焼酎などの乙類焼酎は3%の減少となりました。興味深いのは甲類焼酎の市場と言われている北日本で甲類焼酎の消費が減少し、乙類市場と言われる西日本で増加。その反対に乙類焼酎は北日本で増加し西日本で減少していること。

北日本では健康的なイメージが優先され甲類⇒乙類に、西日本では価格的な面が優先され乙類⇒甲類への流れがあったのでしょうか。もちろん全体量ではまだまだ北日本は甲類市場で、西日本は乙類市場なのですが。

酒類の中で最大規模のビールは前年対比4.8%の減少。リキュールやスピリッツが大幅に増加していることから、更に第三のビールと呼ばれる新ビール系ジャンルに消費が移行したと推測出来ます。

酒倶楽部ステップのある埼玉県では全国でも珍しく清酒の消費が0.4%増加しています。その代わり合成清酒の消費は37.7%の減少と全国一の衰退。一気に合成清酒⇒清酒への移行があったようなのですが、埼玉県の日本酒市場に何が起こっているのか現地に居ても全く分かりません!

ひとつ言えるとすれば主要消費地の一つである埼玉県の日本酒ファンが量から質重視へと移っている点でしょうか。埼玉県の日本酒市場は、より日本酒業界が望む質重視の方向へ向かっているのかも知れません。これは酒屋にとっても嬉しい事です。

金額ベースではどうなっているのか分かりませんが、お酒を飲む人が少なくなったと言われる中、消費量の増加は嬉しいことです。景気回復のサインか!?(強望)

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「大判せんべい」昔ながらのお煎餅!

酒倶楽部ステップは酒屋ですが、店頭でなぜか人気の商品なんですよ!

昔ながらのおせんべい「大判煎餅」各種 一枚90円

酒倶楽部ステップは酒屋なのですが、なぜか店頭で人気の商品。酒屋なのですが、この大判煎餅がないとお客様に怒られてしまうこともあります。一人で10枚とか20枚とか購入されるお客様も少なくありません。

味わいは定番の「たまり醤油」や「ごま」などからザラメの付いた甘系のもの、唐辛子の付いた辛いものまで様々。一枚が大きくて噛み応えがあるため、一枚食べればかなり満足感があります。特に焼酎系を購入されるお客様に人気みたいですね。

製造元は栃木県の「こめの里本舗」さん。同じ栃木県の天鷹酒造さんが来店された時に、このお煎餅をみて「このお煎餅は栃木県では有名なんですよ!」「でも都心に来るとあまり見かけないんですよね!美味しいのに!」っておっしゃってました。確かにスーパーとかではあまり見かけないかも知れませんね。

いろんな味がある中で酒屋のオヤジは「ごま」が特に気に入っています。うちの次男は「お醤油」。噛み応えがあって、食べ応えもあるため、「お煎餅が好きなんだったらおやつに持って行きなさい!」って次男に言ってるんですがね。なぜかやわらかい「きのこの何とか」みたいなスナック菓子を選んでしまいます。

噛み応えのあるお煎餅を子供のおやつにするのは、あごも鍛えられて最適だと思うんですがね。何だか最近のお煎餅ファンはもうあごを鍛える必要のない方ばかり!

昔ながらのお煎餅がまた子供のおやつとして復活したら良いと思います。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「石の蔵から」チャーミングで飲みやすい芋焼酎!

樫樽熟成され霧島山系天然水でアルコール分17度に割り水された、バニラ系の風味が印象的な飲みやすい芋焼酎です。

本格焼酎 「石の蔵から」 貯蔵熟成 17度 720ml 920円

新しいコンセプトの大変に飲みやすい芋焼酎です。南薩摩産の原料芋「黄金千貫」を使用し、原酒を樫樽で貯蔵、その後地下183メートルから湧き出る霧島山系の名水で割り水されたアルコール度数17度のスムーズな飲み心地の焼酎です。

原酒の入った樫樽は蔵元である本坊酒造の薩摩半島南端の山あいにある古い石蔵で貯蔵されます。一年を通じて温度差の少ないこの石蔵は貯蔵には理想的な場所。

割り水に使われる霧島山麓183メートルより湧き出す天然水は、大自然の巨大な濾過装置を通過してきたミネラル分の豊富な生きた水。ミネラルバランスでは「灘の宮水」に匹敵する天然水です。

バニラ系風味のあるクリアーでスムーズな大変に飲みやすい焼酎。蔵元のおススメの飲み方はストレートかオンザロック。甘味のある軽い味わいでグビグビ飲めちゃいますよ。またお湯割りにしても結構イケます。

蔵元さんがこだわった絶妙の水割りバランスの17度焼酎は、焼酎らしくない焼酎なのですが気軽にどんなお料理にでも合わせて楽しんで頂ける味わい。氷とスイーツ系のおつまみを用意して女子の飲み会などにも良いかも知れませんね。

気軽に楽しんじゃって下さい!!


※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「コーヒースタウト」芳醇な珈琲風味の黒ビール!

盛田金しゃちビールさんとポッカコーヒーさんの名古屋コラボレーションビールです!

金しゃちコーヒースタウト 330ml 500円 (限定品)

「八丁味噌ラガー」でお馴染みの愛知県の金しゃちビールさんが、アイルランド発祥のアイリッシュスタウトを元に、同じ愛知県のポッカコーヒーさんが独自の技術で深煎り焙煎したコーヒー豆を、全原料の20%以上たっぷりと贅沢に使用した黒ビール。原料も麦芽、コーヒー、ホップと余計なものは入っておらずシンプル。


グラスに注ぐとキメの細かいクリーミーでこんもりとした泡がカプチーノ風で美味しそう。そして、たしかにコーヒーの芳ばしい風味。やおら飲んでみると、苦味やコクのあるコーヒー風味が広がります。それでいて後味はスッキリ。良く出来たビールです。

あまり冷やし過ぎないで、チビチビやるのが良いようですね。印象としてはビールと言うよりも、ビールっぽいコーヒーといったところ。たぶんタバコを吸う方には無性にタバコが吸いたくなるような味わいかも知れませんね。

通常の黒ビールでも味わいに深みがありリッチで優雅な感じはあるのですが、それ以上にコーヒースタウトはリッチで優雅。黒ビールとコーヒーの相性はバツグンで、イメージ的にも良いのですが味わいも美味しいのです。

「八丁味噌ラガー」は名古屋方面で人気なのだそうですが、この「コーヒースタウト」は全国でハマる人が出てきそうですね!ゆったりと休日の午後にでも読書をしながら楽しむのには最高のビールです。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「ドメーヌ・サン・タントナン・マニュー」濃厚さのある自然派赤ワイン!

1995年から始まった情熱溢れるワインメーカーが造る自然派の高評価ワインです!

Domaine Saint Antonin Magnoux 2008 ドネーヌ・サン・タントナン 2008年 750ml 3,500円

オーナーのフレディック・アルバレさんがこのワイナリーを購入したのが1995年。全く整備されていない、大きな石ころがごろごろしている場所を手作業で石を砕きながらコツコツと誰の手も借りずに畑の整備に取り組みました。80平方メートルの小さな小屋6個分の発酵用タンクとわずかな設備だけ、設備もやっとワインが造れる程度の粗末なものでした。

森に囲まれた畑で自然栽培を実践し、わずかな設備でワインをリリースしたのが始まりです。しかし彼には強いワイン造りに対する情熱があったのです。それから毎年毎年、より品質の高いワインを造りだそうと頑張っています。

サン・タントナンのあるフランス、ラングードッグ地方のフォージェールは1年を通じて温暖で乾燥した気候。アルバルさんの実践している自然派農法「ビオロジック栽培」には理想的な場所なのです。また南フランスでもやや内陸で夜間は涼しくなるためブドウに上品な酸味を与えてくれます。

昼間の強い日差しは豊かで濃厚な凝縮感ある果実味を、夜間の涼しさはエレガントさをブドウに与えるため、バランスのとれた複雑味のある風味豊かな、フォージェールの大地が表現されたワインとなります。

濃厚さがあり、ややスパイシーさもある上品でキレイな味わいのワイン。

今では努力の甲斐あって、なかなか立派なワイナリーなのだそうです。ブドウ栽培に恵まれた場所で、情熱を注いで造られたワイン。高評価は当たり前なのです。

合わせる食事は、やや濃いめの味わいのお料理が良さそうです。鴨鍋やうなぎには、このワインの持つややスパイシーな味わいが見事にマッチすると思いますよ。

南フランスの大地の味わいを是非お楽しみ下さいね!


※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ