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「ラガヴーリン16年」アイラの帝王!!

最近シングル・モルト・ウイスキーが人気ですね!特に個性の強いものが!

Lagavulin 16years ラガヴーリン 16年 AL43% 700ml 4,900円(価格は変動する可能性があります。)

個性の強いアイラ産ウイスキーの中でも個性が際立つ、評価の高いシングル・モルト・ウイスキー。ウイスキーやビールの有名評論家マイケル・ジャクソンさん(歌って踊りません。今でもご健在だと思います。)が最高点を付けたといわれるアイラモルトです。

ウイスキーファンは大きく分けて2種類のタイプに分かれるのだと思います。アイラ産のような個性豊かなタイプを好むタイプと、華やかでエレガントなタイプを好むタイプ。前者を好むタイプの方は比較的若い方が多く、後者の方は比較的高齢の方が多いようです。

酒屋のオヤジは完全に後者のタイプ。あんまり個性の強いウイスキーは飲んでて疲れちゃうんですよね。飲むならエレガントで繊細な感じのウイスキーがいいですね。

しかし世の中では今回ご紹介している「ラガヴ―リン16年」のような”好きな人は大好き!”だけど”ダメな人にはぜんぜんダメ!”みたいな個性豊かなシングル・モルト・ウイスキーが受けているようです。酒倶楽部ステップでもアイラ系は最近動きが良い感じなんです。

スモーキー、ピート香、ヨード香、樽香、シェリー樽香、潮の香り・・・などなど複雑な香味で、滑らかな口当たりながら強烈な力強さのある、素晴らしく評価の高いウイスキー。オートバイに例えるとハーレーダビットソンあたりでしょうか。女子に例えると最近話題の・・・・沢・・・・・・やっぱりやめときましょう!おキレイなんですけどね~!!(汗)

個性溢れるアイラの帝王を征服しましょうぞ!!




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酒類の卸売り免許が緩和か!

「酒類の卸売業免許の要件緩和」が規制改革の検討項目に盛り込まれたのだそうだ。

酒屋さんの雑誌「酒販ニュース」さんの記事。

政府の行政刷新会議の「規制・制度改革分科会」が上記を盛り込んだ報告書をとりまとめた。3月に「規制仕分け」を経て閣議決定するとのこと。

その会の「農林・地域活性化ワーキンググループ」が改革案として挙げているのは2点。

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①洋酒卸売業免許の年平均販売基準(見込み)数量の見直し(緩和)

②全酒類卸売業免許の需給調整要件の大幅緩和

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①は農家やその団体がメーカーに製造委託した果実酒等を販売する場合に、小売免許は取得できるが、年間基準数量に満たないため酒類小売り業者に卸売りできないため検討すべきとしているものだが、現在ではすでに見込み数量を満たしていなくても免許を付与する取り扱いとなっているのだそうだ。

酒屋にとっては、今まで酒類を海外から輸入して個人や飲食店に販売することはできたのですが、酒類小売り業者に対しての卸しは数量の問題があり免許を申請しにくい状況でした。それが、数量を気にすることなく輸入卸の免許を申請できるのですから、少量の輸入卸しの商売が可能になるため有利に働く可能性があると思います。また、酒類の輸入卸しの商売を志す方も多く出てくる可能性がありますね。

②は、二国間・地域間の経済連携協定交渉に関連してEUが日本に求めたのだそうです。現在でも輸入品に関しての卸し免許は取得できるのですが、全酒類卸売業免許となると日本の地方で生産される清酒や焼酎も含まれます。

今後、国内での消費数量の減少が見込まれるにもかかわらず日本の酒類卸し市場に参入したいとの事なのか?日本の卸売業者が組織の再編を進めている状況下で、なおかつ中小の卸売り業者が苦しい立場にあり、こちらに関しては今後ひと悶着ありそうな気がします。

とは言っても、清酒、焼酎のメーカーは大部分が中小であり、なおかつ今でも非常に閉鎖的なメーカーも少なくありません。特定の卸し業者とも強い結びつきがあり、外国企業が簡単に割りこめる市場ではないと思われます。

もし、日本の全酒類卸売業に参入したいとすれば、食品市場全体のロジスティクスの一部として酒全体の卸売りも手掛けたいという事なのかも知れません。もし3月の閣議決定で上記の2点が決まれば、国内酒類業界は再度の大波乱となる可能性があります。インターナショナル企業にとって国内の酒類卸売り業者の暗黙の了解みたいなものは関係ないですからね。

上記の案がどのように決着するのか分かりませんが規制は緩和される方向にあります。酒類の国内消費は減少すると予想される中、海外や他業種からの酒類流通業界への参入もあるとすれば、酒類市場は益々混迷の度を増して行きそうです!

しょうがないから酒倶楽部ステップでも酒類の輸入業への参入の可能性を考えてみます!(汗)

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「シャトーディケム」のマーケティングは選ばれたレストランで格安バイ・ザ・グラス!

貴腐ワインの最高峰「シャトーディケム」がヨーロッパの選ばれたレストランやナイト・クラブでグラス・ワインとして格安で楽しめる!

写真はシャトーディケム

LVHM(ルイ・ヴィトン、モエ、ヘネシー)グループの傘下にある、フランス貴腐ワイン、ソーテルヌの最高峰「シャトーディケム」のマーケティング戦略として、厳選したレストランやナイトクラブでのバイ・ザ・グラスによる販売を進めているという。

パリ、モナコ、フレンチアルプスで成功し、ロンドンでも進められるとのこと。さらにニューヨーク、香港と拡張して行く計画なのだそうだ。

現在、ロンドンで唯一ディケムのバイ・ザ・グラス(グラス売りによる販売)を行うアッパー・ジェームス・ストリートにあるレストランの「ボブ・ボブ・リカール」ではディケムのバイ・ザ・グラスが100mlで£29(約3,900円)、50mlで£14.5(約1,900円)で楽しめる。

この価格をハーフボトル(375ml)に換算すると£109(約14,500円)と非常に割り安。他のレストランでは同じワインを£310(約41,000円)程度で販売。一般的な小売り価格もそこまでは安くなく、選ばれたレストランや、そこで消費するお客さんにとっては大変に嬉しいマーケティング戦略となっているようだ。

このレストランではシャトーから直接672本のディケムを購入しており、9ヶ月~1年で販売できると予想。購入価格は市場価格で、レストランや小売り、流通業者としての優遇はないのだそうだ。でも、何かがあるとは思いますが!(汗)

どんな仕組みになっているのかは分かりませんが、もし東京にもディケムに選ばれるお店が出て来て、ロンドンと同じくそのワインが1900円ぐらいで楽しめるなら一度は行ってみたい気は確かにします。でもワイン一杯飲んで帰れるわけでもなく、やっぱりそれなりになるのでしょうかね~!(汗)

それでも高級ソーテルヌ・ワインとブルーチーズの相性の良さは、得も言われぬほど素晴らしく、それだけを楽しみに出かけて行きたい気もするのであります!


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「シャルドネ・ワイン」はオーストラリアがおススメ!!

ワインの専門家達により最高級オーストラリアン・シャルドネ・ワインのテイスティングが行われました。

 

主催したのはワイン専門誌の「デキャンター・マガジン」。オーストラリアの涼しい気候の地域から2007~2009年ヴィンテージの116の最高級ワインが集められテイスティングされました。

選ばれた地域はエデンバレー、マーガレットリバー、タンバランバ、ビーチワース、アデレードヒルズ、ヤラバレー、モーニントン半島、ジーロング、タスマニア、ハンターバレー。

テースティングに参加したのはワイン・コラムニスト、ワイン・コンサルタント、ワイン商、マスター・オブ・ワインを持つワインの教育関係者、大手ワイナリーの専門家の方々。

一般的に高級オーストラリアン・シャルドネ・ワインに対して人々はあまり良いイメージを持っておらず、美味しいシャルドネといえばフランスのブルゴーニュを選択するようです。しかし、あまり知られていませんがオーストラリア・ワインは変わりました!

ワインの専門家達は、今回のテイスティングで、オーストラリアの最高峰のシャルドネはブルゴーニュのトップにあるシャルドネと同じぐらい素晴らしいとコメント。また、シャルドネはオーストラリアで最高の品種であると確認できたとのこと。

テイスティングに参加した専門家達は、オーストラリアン・シャルドネ・ワインのフレッシュさや複雑味のある果実味や風土の味わいの素晴らしさを賞賛したのだそうです。

オーストラリアン・シャルドネ・ワインの、このところのルネッサンスともいえる変化は業界では知れれていたことなのだが、一般的には、まだまだオーストラリア・ワインに対してのイメージはパッとせず、味わいが重たく、アルコールも高く、樽の味わいも出過ぎのコッテリとした印象があるようです。

今後、オーストラリアワインの変化にメディアが注目するシーンが多くなりそうですね。

今回テイスティングされた中で最も高い評価を受けた5つのワインに5星デキャンター賞が授与され、29のワインをハイリー・リコメンデッド、70のワインがリコメンデッドとなりました。

5星デキャンター賞受賞ワイン。

*「バード・イン・ハンド ネスト・エッグ アデレードヒルズ 2008」スモーキーオーク、ナッツ、プラリネの素晴らしく豊かな芳香。

*「ギアコンダ ビーチワース ヴィクトリア2008」 ナッティーなバタースコッチ繊細なアロマ。

*「キラービー マーガレットリバー WA2009」エキゾチックなイチジクやメロン、ナッツ、蜜のアロマ。

*「エバンス&テイト マーガレットリバーWA2009」蜂蜜や繊細な野生の花の洗練された素晴らしい複雑さのあるアロマ。

*「ステラベラ マーガレットリバーWA2008」ミネラル感があり蜂蜜などの複雑なブーケ。

オーストラリア・ワインはクオリティー重視の方向へ変化しているようですね。シャルドネだけでなくモーニントン半島やマーガレットリバーのピノ・ノワールのクオリティーもかなりの実力だと聞きます。”オーストラリア・ワイン=こってりシラーズ”といった先入観は捨て去り、もう一度オーストラリア・ワインに向き合っても良い時が来たのだと思います。

もう”気軽に楽しむオージーワイン!”ではなく、ニュージーランドやカリフォルニアと同じくベストを楽しむためのオーストラリアワインとなりそうですね。またフランスのグランバンと違い天候が比較的安定しているためか”ヴィンテージがどうのこうの・・・・!”という話題にならないのも良いですね!!(今年は一部サイクロンで被害を受けているのですが、オーストラリアは広いのです。)

 

 

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「カルヴァドス」アップル系のスイーツづくりの必需品!

リンゴのスイーツづくりには欠かせません。

Calvados Morin Selection カルヴァドス・モラン・セレクション AL40% 700ml 2,100円

ここ蕨でお菓子教室を主宰されている人気の先生がおられます。その教室でリンゴ系のスイーツが題材になると、その後にカルヴァドスを購入されるお客様が酒倶楽部ステップにご来店されるんです。大変にありがたいことに、その人気の先生がステップを紹介して下さいます。

やっぱりリンゴ系のスイーツにはカルバドスの相性が良いようですね。

スイーツづくりに関しては、まったく詳しくはないのですが、アップル系スイーツの代表ともいえる「タルトタタン」の場合、最初に皮をむいて適当な大きさに切り分けた生のリンゴをバターと砂糖でソテーします。その最中に頃合いを見はからって香り付けのカルヴァドスを加えるのです。アルコールが燃え上がるため注意が必要ですが、このひと手間でワンランク上の味わいのスイーツになりますよ。

カルヴァドスとはフランスのノルマンディー地方北部で造られるリンゴのブランデー。リンゴの発泡ワインであるシードルを蒸留して樽で寝かせたもの。リンゴの豊かな風味が広がります。

また、カルヴァドスはコーヒーやスイーツとの相性も良く、エスプレッソと一緒にストレートでチビリチビリとやるのも通な楽しみ方の一つ。その場合、石原裕次郎さんが手にして似合いそうなブランデーグラスに注ぐのが理想的。手のひらで温めながらグルグルと回し、やおら香りを楽しみながらやるのがベストです。コーヒーは好みですが、濃いエスプレッソにたっぷりのお砂糖を加えたものが良いですね。

今回ご紹介している「カルヴァドス・モラン・セレクション」はカルヴァドスとしては、かなりお得なお値段だと思います。スイーツやお料理の隠し味として試してみて下さいね。

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