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これからの飲食業界!

あたり前ですが個人経営の飲食店が大手チェーン店と戦って行くには効率化だけでは敵いません!

先日、沖縄県酒造組合連合会が主催した「セミナー&泡盛大試飲会」が都内で開催されたのだそうです。その中で飲食業界の”虎”と呼ばれる際コーポレーション代表の中島武さんが経営セミナーで講演されました。

今後の飲食業界のトレンドとして、「フランスにおけるビストロのように、旨い料理と酒を手軽にしっかり楽しめる店が注目されるのではないか。」とのご指摘をされたのだそうです。

不況下の中、下町の「せんべろ系」が人気となり、「立ち飲み」「全てが安値の均一価格」「お酒が無料」などなど、いわゆる低価格の飲食店が急増しました。また大手チェーンの代表であるハンバーガーや牛丼店も値下げ攻勢を大きくアピールしております。

こんな状況下だからこそ、外食の喜びの本質を見つめる必要があるのだと思います。その本質とは飲食業界の”虎”がご指摘されるように「ビストロのように・・・・・」なのでしょう。それに、安いものを突き詰めると、結局外食はしない方がいいってこと行き着くような気がします。

気軽に立ち寄れて、割り安感のある旨い料理を楽しめ、酒も充実していて満足できること。個人経営のお店はそれだけではありません。店主に会えるのも魅力の一つだと思います。

人々が外食をしたいのは、外で飲んで話をしたり、料理をすることなく手軽に食べたいということもありますが、やはり本質は家族や友人と美味しいお料理を、様々なことを気にすることなく楽しみたいのです。またそんなお店が注目されるのだとも思います。

飲食店を経営するには家賃や人件費、材料費などの経費は、もちろん大きな負担となります。その辺りとの折り合いを付け、なおかつ飲食業の本質を兼ね備えたお店こそが成功するのではないでしょうか。

酒倶楽部ステップでも飲食店さんとのお付き合いは、もちろんあります。中には安くないと生き残れないとの考えから、お客さんの声に応えてチュウハイを一杯50円にしたお店も過去にはありました。しかし、そのお客さんは喜ぶかも知れませんが、それ以外にはあまり効果はありませんでした。

半端な酒屋がこんなことを書くのは大変に恐縮なのですが、むしろ時間はかかっても飲食業の本質を突き詰めることの方が大切なのだと思うのです。

下町の「せんべろ」が人気だといっても、そこは安いだけではなく、旨い煮物や、人情味のある店主が待っているのです。

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シングルモルト「余市」と「宮城峡」こちらも最近人気!!

ニッカウヰスキーの国産シングルモルト。こちらの人気も上昇中!!

ニッカウヰスキー シングルモルト「余市」と「宮城峡」 AL43% 500ml 各1,380円(価格は変動する可能性があります。)

ニッカウヰスキーを代表するシングルモルトのレギュラー品。熟成年数記入なしのシングルモルトなのですが、価格と品質を考えればお得感のあるウイスキーです。2本同時に購入されるお客様が多いのですが、それぞれ味わいの個性は違います。

男性的な「余市」、女性的な「宮城峡」で、この二つを絶妙にブレンドしたものが「竹鶴」なのだとか。

「余市」はニッカウヰスキー創業の地。創業者である竹鶴政孝さんが理想を叶えるために選んだ北海道の日本海と余市川が出合う河口近くの、冷たい潮風が吹く場所で石炭直火蒸留にこだわって造る、力強く重厚でスモーキーさのある味わい。

「宮城峡」はスチーム加熱での蒸留とシェリー樽熟成で、お花のように甘く華やかな香りでシルキーな口当たり。フルーティーで飲みやすいシングルモルト。

「シングルモルトの味わいは様々で面白いね!」ってのが最近若い人に受けて理由の一つなのだと思います。もともとシングルモルト・ウイスキーを購入されるお客様は知的な感じのする方が多いのですが、ヴァラエティー豊かな味わいがその人達の知的好奇心を満足させてくれるのかも知れません。

それにシングルモルトを購入されるお客様は、自分達が購入しようとしているお酒のことを良く知っています。とてもとても半端な酒屋なんか敵いません。正直、突っ込んだ話をされると、酒屋としてはヒヤヒヤしてしまいますよ。ホント!

だからお客様からウイスキーに関するトレンドを教えて頂ければ、酒屋としては非常にありがたいのです。酒屋でも普段お酒が飲めるのは夕ご飯の時ぐらい。なかなかウイスキーを味見する時間までは持てません。試飲会でもアルコール度数40度以上のウイスキーを全て利いて回るのは非常に辛いものがあります。

たった一つ酒屋として分かるとすれば、シングルモルト・ウイスキーに興味を持っている人が増えていること。だから「何とかこの市場のニーズに応えていかねば!」とあせっているのであります!(汗)

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「ハイニッカ」若者に静かな人気のウイスキー!

最近、静かな人気のウイスキーで、どちらかといえば若い人に受けてる国産ウイスキー。

ハイニッカ AL 39% 720ml 980円(価格は変動する可能性があります)

若い男性が酒倶楽部ステップに来店されて「あった~!あったよ!これだよこれ!他で売ってないんだよね~これ!!」って言いながら購入されるウイスキーです。この「ハイニッカ」には様々な容量があり4リットルのペットボトル入りまであります。しかし大きいサイズのものは数年前までは良く売れたのですが、最近はまったく売れません!お酒を沢山飲む方が高齢化してきたからでしょうか!?

数年前のまだ「ハイニッカ」の大容量が売れてたころには「ハイニッカ」に対してのマニアっぽさはまったく感じられなかったのですが、最近では「ハイニッカ」のレギュラーサイズを手にする若者を見ると、すっごくマニアっぽい感じがするんですよね!友達に「おまえ・・・これ買うの・・・!?マニアだね~!!」なんて言わて「ハイニッカ」と一緒にアイラ・モルトを購入したりする感じです。

何か若い人に受けるような「ハイニッカ」にまつわるストーリーがあるのかも知れませんが、酒屋のオヤジにはまったく分かりません。若い人にとっては、新鮮な感じがするのかも知れませんね。

酒屋のオヤジも遠い昔に飲んだことはあるのですが、スッキリとしていて飲みやすいウイスキーだったような!一気飲みもしたことがあるような!そして、その後は・・・・・・・やめときましょうね!(汗)「一気飲み」って今では死語か!?(笑)

メーカーさんの紹介文では「すっきりとした味わいの美味しさ。2級ウイスキーの時代から酒税法の限度一杯までモルトを使用し、吟味されたモルトウイスキーとカフェグレーンウイスキーをブレンドしています。そのため、香りと味わいの伸びの良さが生きたウイスキーとなりました。 1964年にジャスト500円で発売以来、若者も大人も気軽に楽しめる懐の深い味わいは、いまも晩酌ウイスキーの決定版です。」とのこと。

ニッカウヰスキーのモルトは「余市」と「宮城峡」に代表されるように定評のある味わい。カフェグレーンウイスキーとはトウモロコシなどから造られるウイスキーで、カフェ式蒸留機で蒸留されたもの。

カフェ式とはカフェさんが開発した連続式の蒸留機で、甲類焼酎のように連続して蒸留されるためスッキリとしてクセのない味わいとなります。

二つがブレンドされ、モルトの風味も感じられる飲みやすいブレンデッドウイスキーに仕上げてあるのだと思われます。そのまんまの説明ですが、ハイボールなどにして気軽に楽しめますね。親父さんの世代に愛された「ハイニッカ」です。一度試せばお酒に対する世界観が変わるかも知れませんよ!!

PS・今年のバレンタインは焼酎が売れてるかも!「バレンタイン」も「敬老の日」も「父の日」もみんな同じ様な事なのかもね・・・・!(汗)


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高級シャンパーニュが供給不足に!

高級ワインへの需要の増加は、高級シャンパーニュ市場もタイトにしているようだ。

 

高級ブランド会社を傘下に持つLVMH(ルイ・ヴィトン、モエ、ヘネシー)社によると高級シャンパーニュが供給不足の状態に陥っているとのこと。リーマン・ショックからの景気回復や新興国のワイン消費の拡大による消費の伸びが予想できなかったようだ。

2010年のワインとスピリッツの売上高は前年より19%増加の£3.26bn(約4330億円)に達したとのことで、中でもドン・ペリニョンやクリュッグなどを含む高級シャンパーニュの人気が強かったのだそうだ。

また、シャンパーニュの需要が拡大しているだけでなく供給サイドにも問題がありました。2009年頃には全てのメディアでシャンパーニュ危機説が伝えられるほど需要が低迷しており、投げ売りを始めるところも出てきたのだそうです。そこで、シャンパーニュの委員会は供給過剰や価格の下落を避けるために、その後の収穫を制限したのでした。

あたり前ですが、シャンパーニュは急には生産できません。しばらくはシャンパーニュのタイトな状況は続きそうです。ボルドーワインと同じく高級品がますます高級になって行くのでしょうか!

「昔はドンペリも6千円台で買えたのになぁ~!(汗)」なんて時代にはもう戻りそうになさそうですね!このての商品は価格が高くなればなるほどに人気が出て来るのが不思議なんですよね~!それがブランド力ってやつなんでしょうかね!

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ボルドーワイン・バブルは続く!

高級ボルドーワインは1月も値上がり!

高級ボルドーワインの価格上昇が止まりません!今年になって一番の上昇率を見せたのがCh・ムートン・ロートシルト1996年で、昨年末に1ケースが£3,923(約52万円)だったのが1月には£5,195(約69万円)まで上昇、1ヶ月間の間に32%もの値上がりとなった。中国の春節に向けての購入なのか、新年のご祝儀買いなのか、今年も強気の市場でスタートしました。

最近のボルドーワイン取引の傾向は2007年ヴィンテージの新しいヴィンテージものが活発に取引されているのだそうです。これは古いヴィンテージに比べ若いヴィンテージは流通量も多いため、より沢山の量を確保しようと思えば新しいヴィンテージを購入するしかないのです。

つまり、リーマン・ショックの様な大きな経済環境の変化がない限り、高級ボルドーワイン市場は引き続きタイトな強気市場が続くことを意味しているのだと思います。

最近の取引の2007年ヴィンテージでの一番人気は、もちろんボルドー市場をリードするシャトー・ラフィット・ロートシルト。2番目の人気は以外にシャトー・コス・デストゥルネル。一級格付けのワインではありませんがカベルネ・ソーヴィニョンの含有比率が他のボルドーに比べ高く、特徴ある人気高級ボルドーワインの一つです。

ボルドーワインの今の主要な消費国である中国で、一級格付けのボルドーワインばかり追いかけるのではなく、他のワインに対する興味も強くなってきということなのでしょうか。熟成した市場へと変化しつつあるようです。。

日本での高級ボルドーワイン市場は、値上がり前に買い付けられて割り安価格で価格提示されているのを良く見かけます。輸入会社さんも、これだけ値上がりすると手が出しにくいハズ。いま日本で割り安で販売されている高級ボルドーワインがなくなると、次の販売価格は商品が薄くタイトな市場になるのも手伝って、大幅に値上がりするのは必至となりそうですね。

日本市場で割り安で価格提示されている高級ボルドー・ワインは”買い”です!!

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