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「父の日」お酒好きなお父さんに

お酒好きのお父さんが「父の日」にもらって嬉しいのは、やっぱりお酒でしょうか。

一緒に持参したお酒を飲りながら楽しいひと時を過ごせば、「父の日」としては、もうこれ以上ないほどの良い日となるのだと思います。

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 父の日の贈りものとして酒屋で人気なのが、今年も芋焼酎と麦焼酎でしょうか。約8割ぐらいが焼酎で、その他ワインや清酒、ウイスキーあたり。

今年も昨年に引き続き、「普段お父さんは焼酎を飲んでるから焼酎贈とっか!」って方が多かったようです。金額もバラバラで二千円~二万円ぐらいの幅。

気持ちですから金額は関係ないと思うのですが、お父さんとの関係も、会社の取引関係と同じで、「あの会社さんは売り上げが大きいから贈りものは・・・・・・」みたいなこともあるのかも知れませんね。

意外にいい贈り物だなあと感じたのが、スパークリングワイン。最近はお父さんだけでなく、お母さんも一緒にお酒を楽しむ傾向にあります。家族全員で楽しめるスパークリングワインを贈るのは、はなかなか良いアイデアだと感じた次第です。

もちろんおめでたい席ですからギフトラッピングでルッキンゴージャスに!

ラッピング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 家族にとって父の日とは、「お正月」≧「お盆」≧「誕生日」≧「母の日」≧「父の日」(汗)みたいなポジションの、家族が楽しむ日なのかも知れませんね。

 そんな日には、ハデにラッピングしたお酒を持参してみんなで盛り上がるといいですね。

 

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グランヴァン(ほとんどボルドー)市場はオランダのチュウリップになるのか?その23

グランヴァン(ボルドー高級ワインがメイン)価格はブラックマンデーすぐ後の1988年からインデックス・ベースで2011年までに約20倍まで高騰。はたしてグランヴァン市場はバブルなのか?もしそうなら、今後そのバブルは崩壊するのか?を酒屋のオヤジなりに考えます。今回はその23回目。

古ワインMay13

 

 

 

 

 

 

 

 

【グランヴァン(ほとんどボルドー)ワイン・インデックスの2008年7月から2013年5月末までの推移】

2011年6月28日にピークを付けたインデックス価格は、2012年11月13日まで約34%下落。その後は一方的なリカバリーに転じ3月15日には安値から約12%高い水準まで値を戻した。その後は横ばいよりもやや弱含みな推移の、価格変化に乏しい模様眺めの状況が続いている。

ボルドーワイン2012年ヴィンテージのアン・プリムール(先物取引)キャンペーンは不調。

多くの買い手にとって2012年ヴィンテージの価格は高過ぎると感じるようだ。2009年、2010年ヴィンテージと続いた高評価の年に高値で既に大きく買い付けていることもあり、ほとんどのワイン商が2012年ヴィンテージでのアン・プリムールへの参加を見送った。

また、このころからワイン取引のオファーとビットの差が開いている。売りたい人は高値で売りたいし、買いたい人は安くなれば買っても良いという状況。

アン・プリムールで最高値でのリリース価格となった2010年ヴィンテージワインの取引シェアが大きくなってきたことも市場を上値の重い状況にしているようだ。高級ワインの業者向け取引プラットフォームであるLiv-exではボルドーワイン全体の取引量の約30%を2010年ヴィンテージが占めているとのこと。

2011年、2012年ヴィンテージと続くアン・プリムールの不調のためか、ワイン商が2010年ヴィンテージの現金化に動いているとのこと。 

2009年、2010年ヴィンテージのアン・プリムールでは高値で大量に買われた。続く2011年、2012年ヴィンテージでは価格の割高感があるため、値下がりしない限り買い手が不在の状況。これでは、しばらく弱含みの展開が継続すると予想するべきでしょう。

ところで、今日の新聞にイングランド銀行が「史上最大の国債バブル」が混乱した状態ではじけることへの警戒感を表明したとの記事が載っておりました。

いつの日か終わりを迎える不況を回避するための大量の資金注入も、終わり方が 悪ければ、その時こそは本当にワイン市場も巻き込まれてのオランダのチューリップになってしまうかも知れませんね。

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「プレミアム・マディラ」歴史上の大物に愛された官能的アロマ

プレミアム・マディラワインのセミナーです。

その昔、マディラワインの人気は非常に高く、ヴェニスの商人が1455年に「マディラワインは世界で最も素晴らしい酒だ」と記している。米国初代大統領のジョージ・ワシントンやイギリスのウィンストン・チャーチルなどにも愛された酒なのです。

特に好んだのはイギリス貴族で、貴族のご婦人方はハンカチにマディラワインを垂らして香りを楽しんだのだとか。そんな話を聞けば、熟成された複雑で官能的な香りがヒジョーに貴族っぽく感じられるから不思議です。

プレミアム・マディラワインとはマディラワイン全体の20%しかない、しっかりと熟成されたマディラ・ワインのこと。その他80%はほとんど料理用でフランスなどに輸出されるようだ。

マディラ島は大型客船が立ちよるような観光地であり、その地での花火はギネスに載っているほどの規模。島の名産品であるマディラワインは観光で訪れた人に人気なのだそうだ。

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マディラワインを簡単に説明すると「長く酸化熟成された甘酸っぱいワイン」でしょうか。酸化熟成された同じような味わいのお酒にオロロソや紹興酒、日本酒の古酒などがあるのだと思いますが、そのなかでのマディラワインの特徴は爽やかさのある酸味。

名前にドライと書いてあっても全て甘口で、酸が多く含まれていることから爽やかさやスパイシーさを感じるのです。また、良く熟成されたプレミアムマディラには、いわゆるヒネた感じはまったくありません。

ヴィンテージは20年以上の熟成されたものに表記が認められており、100年以上は問題なく品質を保つ。お値打ち感も強く1850年ヴィンテージのワインが10万円とちょっとで購入できるのだとか。

料理との相性も良く、特にリッチな味わいの料理と相性が良いとのこと。都内の某有名フレンチレストランのシェフソムリエさんは、三ツ星をもらう日本料理の料理長さんにフォアグラと合わせて、イギリス移民の7代目が造る「アルバダ」というマディラをお出ししたら「まるで古みりんですな~」と感心されたのだとか。

 

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1913年創業のイギリス系マディラワイン生産者の7代目。フォアグラと絶妙な相性の「アルバダ」を持って。

濃厚な味わいのフォアグラに合わせて、造りの良い良く熟成された官能的味わいのマディラワインを楽しんだなら、なぜ歴史上の有名人がマディラワインを好んだかが、たぶん酒屋のオヤジのようなレベルでも十分に感じとれるのではないかと思った次第です。

ちなみにマディラワインに使われる樽には、有名スコッチウイスキーの名前が横に書いてあり、マディラワインに使った後にマディラ樽としてウイスキーの熟成に使われるのだそうだ。スコッチウイスキーで1850年ものなら、ものスゴイ金額なのにマディラワインは何で・・・・・・・!?

マディラワインの古酒は完全無欠の超アンダーバリューなお酒と言えそうです!

 

 

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ワインの家飲みは主流トレンドだ!

日経新聞によれば、景気が上向きつつある中でも家飲み派が増加しているとのこと。

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 【日経新聞掲載の飲食店での飲酒増減】

高級腕時計の売れ行きは相変わらず好調らしいのだが、飲食店でお酒を飲む(外飲み)機会を減らしている人が増加しているのだそうだ。

特に30代では飲食店での飲酒を減らした人が42%と各世代間では一番多かった。増やした人は9%で60代に次いで低い水準。

全年代で減らした理由は「給料や収入が増えないから」が最も多く、若い世代では「仕事が忙しくなり時間がない」。

大手居酒屋チェーンでは既存店の売上が5月まで14カ月連続で前年実績を下回った。主要な客層である30~40代の客の入りが鈍く、中年世代の会社員らの来店も減っており、20代の飲酒量も減っているのだそうだ。また、客層の高齢化も進んでいるのだとか。

一方で家飲みの出費の増加は総務省の家計調査でも裏付けられるように、酒類購入の支出は前年同期比0.6%増加したとのことで、数量ベースで「家飲み」の市場が2010年までに「外飲み」を逆転しているのだとか。

そして、その家飲みがけん引して市場を拡大しているのが、手ごろな価格のワイン。ワイン購入への出費は二桁のでの伸びとなっている。

 つまり、家族で楽しめて、お得で、くつろげる家飲み、それもワインの家飲みは、今どきのアルコール市場のトレンドなのです。

食生活の専門家は「今夏のボーナスが増えたとしても家飲み傾向は続くのではないか」と分析しているとのことで、このトレンドは景気が良くなっても、またそうでなくとも続きそうな雰囲気。

ということで、酒倶楽部ステップでは店頭ワインセラーもそろそろ完成し、”これはお得だわさ!”ってワインをたくさん揃えてお待ちしておりますよ!ホントに!!

 

 

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「米酢」ウメシュじゃなくてウメズが静かなブームか!

ちょっと前まで、梅酒を仕込むためのホワイトリカーが10ケース単位とかで売れたのですが、最近はどういうわけだかさっぱり売れません。梅酒を造る人が激減している印象です。

最近では健康を気にしてか、水筒ブームで自分だけのこだわりの飲料を造るためか、業務用の一升瓶に入った酢、それも米酢を購入されて、青梅やフルーツを漬ける「梅酢ドリンク」や「フルーツ酢ドリンク」が静かなブームになっているのではないかと感じます。

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【ミツカン米酢】1800ml 682円

 「米酢」の方が「穀物酢」に比べて酸の刺激がやわらかいため、飲むための酢飲料をつくるには向いているようです。

梅酒を造る要領とまったく一緒で、アルコールの代わりに米酢を使います。飲むときは水や炭酸で薄めます。

お客さんの話では、夏の暑い時期にこの自家製の梅飲料は、バテた身体をリフレッシュしてくれてるのが嬉しいおいしさなのだとか。また、原液を瓶に詰めてプレゼントしても大変に喜ばれるのだそうです。

 健康のために酢を使った自家製の梅飲料を造られる程ですから、米酢を購入されるお客様は皆さん「節制してるな~!」って感心するほどのスタイル。

酒屋が見た目で判断するに、たぶん酢を使った飲料は美容にも効くと思うんです。お肌がなんだか違うんですよね!

グレープフルーツを使ってもおいしいようです。お試しください。

 

 

 

 

 

 

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