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「長陵 壺中天地 鑑評会出展 原酒」

いや~暑いですな~!

暑いうえに、休み明けのせいかなんだか体もだるいし、こんな日の昼下がりには、ランチタイムが一段落して静かになった、エアコンがバッチリと効いている美味しいお蕎麦屋さんにでも寄って、一人優雅に蕎麦前でも飲りたい。

蕎麦前のアテには、できれば鰻の白焼きか、茄子の煮びたしか、冷奴あたりがいいですね。酒は新潟の上品な穏やかさのある造りの良い大吟醸をよ~く冷やして。

窓の外の喧騒を眺めながら、一人静かにほろよい気分で息抜きしたいな~!

お蕎麦は冷たいおろし蕎麦あたりがいいですね。辛みがあってサッパリとしていて、これまた穏やかな旨さのある越後酒にはよく合いそうです。

こんな時に「飲めたらいいな!」と思う越後酒がコレ

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【長陵 壺中天地 鑑評会出品 原酒 大吟醸 (ちょうりょう こちゅうてんち)】AL18% 720ml 4,200円

 長岡の高橋酒造さんが鑑評会出展用に特別に醸した大吟醸酒です。越後酒らしく穏やかで上品な味わい。大吟醸の味わいがキレイに奥ゆかしく表現されている感じでしょうか。

この穏やかでキレイな味わいの酒は、当然のことながら和食によく合う。和食のデリケートな味わいを引きたて、しかも飲み飽きしない。越後酒の良さを最も表現している酒なのかも知れません。

 「エアコンの効いた部屋で一人、旨いアテとともにちょっと贅沢したい!」と思ったら、このお酒がおススメです。

 

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「酒道」自分の間合いを保つ

”相手の気をのむか、のまれるか。自分の間合いを保ち、相手の気を柔軟にかわしながら、自分の力に変えて攻撃する。”

酒道があるとすれば、これと通じるものがあると思います。

自分の間合いを保ちながら酒を飲むのか、それとも酒に自分の気を持って行かれ、飲まれてしまうのか。

酒を前にしたら、まるでスティーブン・セガールのごとく、自分の間合いを保ち、あらゆる酒からの誘惑を巧みにかわしながら、自分を飲まれることなく、自分優位に適量で楽しみたおす。

これこそが酒道の達人への道。

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 写真は奄美の黒糖焼酎 【長寿の酒】

 酒の飲み方は本当に大切です。しかし難しい。たとえそんな教えがあったとしても、歯磨きの教えと違って、大切だと分かっていても実行できない。そこには、酒道とも呼べる人生修業が必要なのです。

 もしそこに達人がいるのなら、毎日適量のお酒を飲み、心身ともに健康というだけでなく、非常に長生き。しかし、いい気になって適量を過ぎて飲量を増やして行けば、状況が一変するのは周知の通り。

また、みんなで集まって楽しく過ごそうと思えば酒は必要不可欠。しかし、それも度が過ぎれば、個々の負の感情のおもむくまま、混乱状態に陥ってしまう可能性もあるわけです。

武道においては、自分にとって最強の間合いを習得するために、激しい日々の練習が必要不可欠。

たぶん酒道でも、自分にとって最高の間合いを習得するためには、激し・・・・・くならないような日々の鍛錬が必要不可欠。

もうちょっとの一歩手前で止める技術こそが、極めるべき酒道の達人の奥義なのです。

酒屋のオヤジも頑張って日々の修行にはげむ所存。頑張りましょうぞ!

ちびちび飲って、目指せ120歳の酒道の達人!!

PS・なんだか最近、酒飲んでないせいか、変なことばっかり書いてるような気がしないでもないのですが、飲酒ファンの皆さんご容赦下さいませ!(汗)

 

 

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酒抜きしてみた。今日で四日目!

女房殿からの厳しいご指導をいただきまして、ここ数日はお酒をひかえております(汗)。

水曜日からですから今日は四日目。

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たぶん酒屋のオヤジは軽度の「アル中」とか「依存症」とか呼ばれるレベルなのかも!?って、お酒を抜いて感じました。

普段お酒を口にしている時間帯に、お酒を飲んでいないと、ついイライラしてしまい、気がついたら子供にどなってた。

就眠しようとすれば、いつもならアッという間に寝入ってしまうのだが、なんだか身体の血流のバランスが整ってないような不快感があり、しばらく寝付けない。

寝入ってからは、「オレはアル中なんだ!」って寝言で吠えてたらしい(汗)。

この日の見た夢は、おぼろげながら記憶に残っています。 映画のゴット・ファーザーに出てきた葉巻型のスィーツが食べたくて、食べたくて、ず~っと夢の中で探し求めてました。

後で調べたらシチリアのスィーツでカンノーロというらしい。なぜお酒ではなくて、甘いものが食べたくなったのかは分かりませんが、お酒とかスィーツとかの嗜好品に安らぎと言うか、ストレスの発散も求めていたのかも知れません。

 今現在でもそのカンノーロが、なんだか食べたくて、気になるんですよ。でも、そんなの売ってるところはこの辺にあるとは思えないので仕方がないのですが。

 そんなことで、酒屋のオヤジは、「お気に入りのスィーツ(今どきはケーキって言わない)があれば、お酒が我慢できそうだ!」と思った次第でした。

・・・・・でも、おいしそうなスィーツにはみんなお酒が入ってるようなのですが・・・・・・・・・!(汗)

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「腰イテッ!」とりあえず、ノンアルコールにしときましょ!

夜の遅い時間帯に、お酒を飲みながら夕食をとる方は少なくないと思います。

「あ~なんだか最近疲れてるな~」とか「最近風邪っぽいかな」とかってときに、いつも通りに夜の飲み食いをしてると、ある朝突然、「腰イテッ!」ってことになっちゃうんですよね~これが。

お医者さんに行ってもその腰痛の原因は良く分からず、「もし我慢できないようなら、痛み止めの注射打っときますよ!」って言われて、やや大ぶりの、「こっちの方がよっぽど痛いんじゃないの!」みたいなのを打ってもらうわけです。

そんで、腰を固定するベルトを装着して、「ややイイ感じか!?」ぐらいに回復。身体のどこが痛くても辛いのですが、そのホントに辛い腰痛としばらく付き合うことになるわけです。

でも、ほとんどの腰痛はどうすれば治るか、ほとんどの人は分かっているのかも知れません。ただそれが難しい。それは、お酒をしばらく止めなきゃいけないから。

お医者さんではないので詳しくは分かりませんが、夜お酒を飲めば食欲が増進され結果として飲み過ぎ、食べ過ぎになってしまいがち。内臓が疲れるか、弱るかして腰に負担がかかり腰痛になるような感じでしょうか。

 「酒屋なら腰痛の経験があるでしょ」ってことなのか、店頭で「最近腰が痛いんだよね~」ってよく言われます。そこで、つたない経験ながら上記のようなアドバイスをさせていただくのですが・・・・・・・・。

「それだけはデキないんだよね~!」って方がほとんど。また「それがなきゃ何のために生きてるのか・・・・・・」ってぐらいの熱い気持ちを持たれてる方もおられます。

酒屋のオヤジだって、酒屋として「オレが飲まずにダレがのむんや!」って気概!?(言い訳!?)を持って毎晩飲んだくれておりますが、飲酒をお休みするときの酒屋としてのおススメ方法があるんですよ。

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【ノンアルコールワイン】

 先ずよく冷えたノンアルコールビールをグビグビっと食前に飲り、その後の夕飯は、見栄えのするワイングラスに注いだノンアルコールワインをチビチビ飲りながらいただきます。

ノンアルコールで食欲が増進されることはないようなので、食事はスグに終わります。なんだかもの足りない感じなのですが、ここで普段食べない食後のデザートにアイスクリームでも食べれば、「ま~飲酒の雰囲気も楽しんだし、普段食べないデザートも食べたから、酒は我慢してやるか!」って気に少しはなるわけですね。

”腰が痛くなったら、とりあえずノンアルコール”ですぞ!なぜか説得力のある、酒屋のアドバイスです(笑)!

 

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えらいコトになってた「中国の高級酒市場」!

日経新聞によれば、香港で上場する白酒販売大手の銀基集団控股の発表した2013年3月期決算の売上高が、前年同期比で87%の減少、赤字転落なのだとか。

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【写真は日経新聞の記事】

 同社は「五糧液」や「貴州茅台酒」など高級白酒が売上の9割以上を占めていたのだそうで、習近平国家主席が打ち出した倹約令や腐敗対策を背景に、公費による消費や贈答需要が大幅に減ったことが原因とのこと。

さらに中国経済の減速も白酒需要の減退を招いたらしい。

誤解を恐れずに上記の内容を平たく言えば、”今まで高級酒が売れたのは、中国の役人が立場を利用して贅沢三昧やってたから!”ってことなんでしょうかね。

数年前に、シャトー・ラフィット2008や、茅台酒の価格が急騰したのも、その主な理由は役人のパーティーや、役人のための接待、贈りものための様ですね。「どんだけ役人が多いんやねん!?」って規模ですよね。

 最近ニュースになっている「中国の影の金融システム」は、平たく言えば「日本の不動産バブル」+「アメリカのサブプライム・バブル」の状況をつくりだしってことだと思います。

今まで中国が牽引して資源や、ワインなどの高級酒の価格を押し上げて来ましたが、今後は「山高ければ谷深し」で、逆方向への牽引役として、いつの時点かで逆噴射する可能性がありそうです。そしたら、益々高額酒の売上は減少へと向かうのでしょう。

とにかく中国が主役でのスーパーサイクルは終了したようです。そして後に待っているのは「谷深し」の部分なのか・・・・・・数年後に中国市場主導での、相当ヤバイ時期が来るかも知れませんね。

ちなみに、2011年に中国系が買い上げて急上昇したシャトー・ラフィット2008年ですが、なぜそれほどまでに2008年のラフィットを好んだのか?が最近分かりました。8(八)は末広がりで縁起が良いことは分かりますが、名前にも理由があったようです。2011年のウサギ年にラフィット・ラフィット・・・・・・ラビットってことですね。

そういえば、日本でもバブルの時に、夜のお姉さん方が普通に「シャトー・ラビット」1本なんて言ってたかも!(笑)

 

 

 

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