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清酒で乾杯条例

全国の酒どころの自治体で、日本酒での乾杯を勧める条例が相次ぎ制定されているのだそうだ。

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【日経新聞の記事】

 全国に先駆けて条例を施行した京都市で、日本酒の消費が上向くなどの効果が表れていることから、京都市を追い他の自治体も同様の条例を相次いで制定しているとのことだ。

 この条例に罰則はなく、市民が普及促進への協力に努めることなどを定めている。また、清酒を楽しむ機会を増やし、清酒にかかわる伝統産業を盛り上げたいとの思いもあるようだ。

 2011年度の清酒消費量は60万キロリットルで、ピークだった1975年度の4割以下。他の酒類にも押され、減少傾向が続いている。

 芋焼酎の本場である鹿児島でも「本格焼酎による乾杯を推進する条例」を施行したのだそうで、アルコール度数が低い乾杯用焼酎の開発を蔵元に依頼したのだそうだ。

そういえば最近、鹿児島の有力焼酎蔵さんがスパークリング芋焼酎を発売されたが、そんな事情があったんですね。スパークリングと言っても、蒸留酒ですから、いわゆる炭酸割りなのですが、フルートグラスに注げば乾杯には都合がよさそうです。

 今まで国内大手のビールやスパークリングワインで行われていた乾杯が、酒どころである地元の清酒に取って代わっても、消費される金額にに変化はないのかも知れません。しかし、どうせなら使ったお金が地元に還元される方がいいですよね。

やっぱり、酒蔵さんでも酒屋でも、地元で支持されるのが一番なのです。

これが日本酒復活の大きな第一歩になるといいですね。

 

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「オーストラリアワイン2013」大豊作&凝縮

ワイン専門誌「デキャンター.com」によれば、ワインメーカーズ フェデレーション オブ オーストラリア発表の、オーストラリア2013年ワイン用ブドウの収穫量は、ここ数年で最大の豊作となったとのこと。

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 平年並み、もしくはそれ以下と予想されていた収穫量だが、記録的に暑く乾燥した夏が戻ってきたことにより2013年のワイン用ブドウの収穫量は、事前予想に反して大豊作となった。

最も大きな豊作の要因は前年のヴィンテージのような病気や洪水がなかったことと、灌漑に十分な水があったこと。

乾燥した暑さが続いたことにより、多くの地域で非常に果実味の凝縮したブドウとなった。

収穫されたブドウの価格は2011年の底値から継続して上昇しており、赤ワイン用のブドウはトン当たりの平均価格が13%高いA$619、白ワインの平均価格は2%高いA$388で、2009年以降では最高値での取引となっているようだ。

特に赤ワインのピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニョン、シラーズが価格の上昇をけん引しているとのこと。

収穫量全体の中の赤ワイン用のブドウは約52%で、そのほとんどがシラーズ、カベルネ・ソーヴィニョン、メルローで占められているのだが、最近ではそれ以外のオーストラリアでのマイナー品種が注目度を増しているのだとか。

マタロ、テンプラニィーリョ、ドゥリフ、サンジョベーゼ、バルベラなどがオーストラリアで注目度を増しているブドウ品種。

 収穫量が多く、取引価格も高いオーストラリア2013年ヴィンテージは、少なくともワイン用ブドウ栽培業者にとっては最高の当たり年になったようですね。

 近年、資源開発ばかりが盛り上がっていたオーストラリアで、ワイン業界への注目度が高くなるのは酒類業界人としてうれしい気がします。

 

 

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ブルゴーニュワイン売上高過去最高

ワイン専門誌「デキャンター.com」の記事によれば、ブルゴーニュワイン事務局が発表した2013年1月~4月のブルゴーニュワイン輸出額は過去最高の€2億1千4百50万だった。

 

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売上が大きくなったのは単に輸出が伸びただけの理由ではなく、2012年の不作により、少なくなっていたワインの在庫量がさらに少なくなり、価格が上昇したことも大きな理由。

2012年のブルゴーニュの赤ワインの生産量は前年対比で13%の減少。一方この時期の輸出量は4.3%の増加で、金額では0.7%の増加となった。特に景気回復を反映してか米国からの引き合いが強かった。フランス国内でも需要が増加。出荷量は5%の増加、金額では6%の増加となった。

ブルゴーニュワインの中でもスパークリングワインのクレマン・ド・ブルゴーニュだけは2.4%の減少となった。

激しく価格が上昇したのが、AOCのバルクワインで、ジュヴレイ・シャンベルタンは41%上昇の€1,544(228Lバレル)、ポムロールは64%の上昇で€1,331、シャブリは22%上昇の€499で、AOCブルゴーニュ・ルージュでも価格は30%上昇し€353となった。

業界では生産量が通常に戻り、在庫水準が回復することを願っているとのことで、そうでなければ消費者離れが起きるのではと危惧しているようだ。

しかし一方、香港のワイン商によれば、「今年に入ってからお客さんはボルドーワインからブルゴーニュワインに移る傾向が強い。それも、いわゆるビッグネームのワインだけでなく、小規模な生産者のワインにも目が向けられている。」とのことで、ブルゴーニュワイン人気が盛り上がっているようだ。

 供給がタイトな状況で、より注目されて需要が増加する状況では、適切な品質のワインを、適切な価格で購入したいと願う、いわゆるバリューを気にするワイン消費者にとっては様子見の時期が到来したのかも知れません。

 

 

 

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「地ビール」ビール業界の勢力図をぬりかえるのか?

新聞記事によれば国内大手5社の今年1~6月のビール系飲料の出荷量は前年同期比で0.9%減となり、1992年以降で過去最低となったのだそうだ。

第三のビールは各社新商品を相次いで発売したことが奏功し2.7%増となったが、ビールや発泡酒は減少した。

高級レストランなどでの売り上げは、アベノミクス効果のためか伸びているようだが、少子高齢化をみすえた予想通り、ビール系の消費量は減少の流れにあるようだ。

米国の巨大小売チェーンのコストコでもビール全体での売れ行きは、ゆるやかな減少傾向にあるとのこと。

しかし、その内容は急激に変っており、なんとビールの売り上げの30%を地ビールが占めるようになったのだそうだ。

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 地ビールの売上を伸ばしているのは、他の小売チェーンも同じ。ニュージーランドのスーパーマーケットでも前年から1割近く売上を伸ばしている。

また、主要市場である都心部以外の、農村部など地方でも手造りによる地ビールを好む消費者が増えているのだそうだ。

消費者にとって、地ビールはワインや良質コーヒーと同じような部類に入り、注目の度合いを高めているとのこと。

最近の地ビールは伝統的な360mlぐらいのボトルに変って、750mlのワインボトルに詰められて、ワインのように販売されている。

日本国内でも最近は地ビール業界が盛り返してきている印象を受けます。飲食店さんでも地元の「コエドビール」や、茨城の「ネストビール」などを販売するところがポツポツ出てきた様子。

日本でも近い将来に、ビール市場の30%を占めるぐらいの地ビール人気が来るかもしれませんね!

もし、東京近県の飲食店さんで「地ビールの生ビール」にご興味があれば、酒倶楽部ステップにご相談下さい。ほとんどの地ビールに対応させていただけると思います。

 地ビール人気は世界的なトレンドなのです!

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「お疲れさんにクエン酸」炭酸割りで爽やか休肝日

酒抜きを始めて今日で8日目になります。

途中、法事での献杯でお猪口に一杯だけお酒をいただいた以外は、試飲会などもなく、まったくお酒を口にしてません。

「やれば出来るじゃん!」って自分で自分自身に感心している次第。

飲んべーさんにとって、お酒のある夕食は飲み物と食べ物のバランスがとれている状態。そんな飲んべーさんにとっては、お酒を抜くからといて、何か飲まないと、なんだかもの足りないのです。

そんなお酒代わりの飲み物としてのおススメです。

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【お疲れさんにクエン酸 1リットル】 890円

この「お疲れさんにクエン酸」の炭酸割りは意外におススメ。爽やかさのある鋭角的な酸味が、冷えた炭酸水とよく合います。

特に今日のような朝から暑苦しい日にはホントにおススメ。蒸し暑さと、爽やかな酸味は相性が良いようですね。

酸の刺激と、炭酸の刺激と、冷たさが、暑苦しい日のお酒なしの気分をまぎらわせてくれます。

しかもこの「お疲れさん・・・・」にはクエン酸が120,000mgも配合されています。たぶん人気があって高価な、飲む黒酢よりもクエン酸の含有量は多いのだと思います。もちろん添加と、天然の違いはあるのですが。

そのクエン酸は、疲れた身体にうれしい。また、酸味が味覚を刺激して食欲がわいてきます。

この「お疲れさん・・・」の炭酸割りには、焼酎を加えても、加えなくても、味わいはほとんど同じ。爽やかな酸味が強調されている味わいの印象は変わりません。

原液はかなりスッパイので、よく冷えた炭酸水にチョロっと垂らすぐらいでちょうど良い感じでしょうか。酒抜きをしてない方は、ここに焼酎を加えて楽しめます。

休肝日に「お疲れさんにクエン酸」の炭酸割り、それ以外の日には+焼酎というのは如何ですか?

 

 

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