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「バルコ・ヴィエホ」安ワインで一頭地を抜く!

「安ワイン」という呼び方は良くないかも知れませんね。

それでも、いわゆる安ワインと呼ばれる1本千円を大きく下回る価格で、ここまで良く出来たワインはそう多くはないと思うのです。

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【バルコ・ヴィエホ シャルドネ と カベルネ・ソーヴィニョン(チリ)】

 1本千円を大幅に下回るような、いわゆる安ワインの良し悪しは、その味わいのバランスがすべてと言えるかも知れません。それ以上を求めるには、生産者にとって無理のある価格設定だと思うからです。

しかし、驚いたことにこの「バルコ・ヴィエホ」は、そのバランスが良いだけではないのです。豊かでやわらかい果実味、ボリューム感など、その価格からは想像できないようなレベルの高さなのです。

たぶん造りのコンセプトからして、いわゆる安ワインとは違うのだと思います。一般的に全体が高いコスパがあるとと見られているチリワインの中でも、これほどまでにコスパの高いチリワインはそう多くはないのでしょう。

資料によれば、 なんでもフライング・エノロジストの異名を持つ、世界を駆け巡っているようなワイン造りのコンサルタントで、ハイエンドのボルドーワインなどにもアドバイスするヒュー・ライマンさんという方が手掛けているブランドなのだとか。

たぶん世界の低価格ワイン市場に向けてデザインされた超コストパフォーマンスの高いワインなんですね。

また、この「バルコ・ヴィエホ」には写真のカベルネ・ソーヴィニョンとシャルドネの他に、ワンランク上の価格帯のピノ・ノワールもあります。このピノ・ノワールもまた、その華やかな印象の風味が特徴的で、これまた非常に高いコスパを感じるワイン。

「このワイン、世界市場を相手に将来スゴイことになるかも!」って感じるワインです。

気軽に試してみて下さい。

 

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「武蔵野うどん」某所近場1人ランチ

ちょうどお昼ごろ、「あれっ!こんなところに埼玉名物の武蔵野うどんのお店があったんだ!」ってな発見がありまして、さっそく食べることにしました。

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注文したのは肉汁うどんのかき揚げ付き。冷たいうどんと、温かいつけ汁の組み合わせです。

うどんの方は見た目どおりのコシの強いかなりの噛み応え。なんでも埼玉産の地粉100%使用で、その小麦は幻級なのだとか。しっかり噛まなければならないためか、見た目の量は少なく感じたのですが、お腹はいっぱいになりました。

お汁の方は甘じょっぱいお醤油ベースで、名前の通り肉汁が効いていてコクがあります。ここにやおらラー油をぶち込むのがおススメの食べ方なのだとか。なんだか関東近県の者にとっては懐かしさのある安心の味わいです。

 入店してくるお客さんは、この手のコシの強い麺屋でよく見かける30代、40代の、いわゆる働き盛りの男性ばかり。ちょっと女性には入りにくい雰囲気のお店ではあるのですが、やっぱり肉食系男子の食い物なのか。

 さて、うどんを食べ終わった後でもまだ食事は終わっていません。その後には二つの楽しみ方があるのです。

ひとつは、うどん湯!?を残ったお汁に加えて飲む。もう一つは、残ったお汁にご飯をぶち込んで「ねこまんま」風に豪快に食べるというもの。「この、ねこまんまは旨そうだ!」と思ったのですが、思っただけで、もう入りません・・・もう若くない・・・・。

「もっと若いときに、腹ペコで食いに来たかったな!」って思った次第(涙)!

 あ~本場の武蔵野うどん食べに行きたい・・・・・そう遠くはないんだけど・・・・・・・・でも、なぜか大宮を超えて行くことって、ないんですよね~!

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「昔の復刻酒」やさしい甘みの懐かしい味わい

「甘口の酒が欲しいんだよ!」とのリクエストに、酒屋としては三種類の甘みのある清酒を想像します。

ひとつは、フルティーな甘みを感じる吟醸系、ふたつ目はフルティーさが全面に出ているワインのような清酒、そしてもうひとつがお米の甘味を感じるいわゆる甘口タイプ。

そんな中で、いわゆる甘口の清酒ファンには、この一番後者の甘口タイプをチビチビ(軽快の逆)と楽しみたい方が多いようです。

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【昔の復刻酒】 AL16% 日本酒度マイナス2 一升 2,000円外税

 昭和中期のひと昔前に、一級酒、二級酒のさらに上質なお酒に特級酒というランクの酒がありました。これは、その当時の大吟醸造りの酒と普通酒を巧妙にブレンドされたもの。

年間出荷数量も限りがあり、口にした方もごく少数の当時としては高級しでした。その後、平成元年に級別廃止となり、特級酒としての出荷はできなくなりました。

この「昔の復刻酒」は「あの時代の酒の味をもう一度飲んでみたい・・・・・・・・・」そんな方のために当時の酒を復刻した酒なのです。

やさしい甘みと、口中に広がる旨みが感じられる昔懐かしい味わいです。

 最近はスッキリとしていてフルティーな味わいの清酒が間違いなく主流になっているように感じます。その流れに逆行するようなタイプのお酒ですが、その分新鮮に感じていただけるのではないでしょうか。

骨子のしっかりとしたボリューム感ある「あの時代の酒の味」は、同時に秋に旨い酒だとも思います。

しみじみと味わってみて下さい。

 

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「国産ワイン新酒」今年も人気です

今年もぼちぼち国産の新酒ワインが入荷し始めました。

一番最初に入荷した甘口の甲州ワインは既に売れ切れ。国産ワインの新酒人気は年々高まっているようです。

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 今年のこの記録的な猛暑を体験した1人としては、今年の国産ワインが楽しみです。梨、りんご、桃、ぶどう・・・・とすべてのフルーツが今年は甘くておいしいのに、そのフルーツを原料とするワインだけが・・・・・・・なんてことはないハズなのです。

いまのところ一番人気は上の写真の左側に写っている、幻のブドウと呼ばれるアジロンダックが原料の「あじろん初しぼり」。ケース単位でご購入される方々にとっては、ちゅうちょしたり、迷ったりする様子もない安心の味わいのようです。

 国産ワインの魅力は、なんと言ってもそのイージーな飲み口。すっぱ過ぎたり、渋すぎたりすることがなく、和食などのデリケートなお料理と一緒に楽しんでいただけます。

 今年、気になるのは上の写真の右側に写っている山梨県産の桃を100%使い、瓶内二次発酵させた本格派の桃のにごりスパークリングワイン「マディピーチ」。今までにありそうでなかった商品だと思います。

リンゴを使ったスパークリングワインの「シードル」は有名ですが、ブドウやリンゴ以外にも、もっと様々なフルーツを使ったワインがあってもよいのではないかとも思います。

 今後も国産ワインの新酒が続々と入荷の予定です。今年の記録的な猛暑を味わってみて下さい。

 

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「コート・デュ・ローヌ AOCジゴンダス」・・・カツカレーに合うかも・・!

我が家のガキンチョどもにとってちょっと特別なことがあり、その日の夕食は希望どおりのカツカレーしかも甘口。

親としてもちょっとだけ特別な夕食にしたくてワインを開けることにしました。でも甘口のカツカレーに合うワインて・・・・・・・???ですよね。

その瞬間、自分で言うのもなんですが流石は酒屋さんです。ひらめいたんですよ「ローヌなんかイイんじゃないの!」って。

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【コート・デュ・ローヌ AOCジゴンダス と甘口カツカレー】

 これが意外に合うんですよ!カレーが甘口のためか料理とワインがお互いに邪魔し合わない関係で、いやな感じはまったくないんです。

 ローヌ南部のワイン特有の穏やかで厚みのある、まったりとした味わいが、いわゆる日本の家庭でつくるカレーの味わいと共通するのかも知れません。

 次に、カツカレーに乗っているカツにトンカツソースとカラシを付けてローヌワインに合わせてみた・・・・・・・こちらもどうして、ソースの濃厚な感じと、ローヌワインの厚みのある感じが合う合う。

 これは、ひょっとしたらカレーではなくトンカツにローヌワインが合うということなのかも知れない・・・・・などと1人で飲んで食べて、飲んで食べて・・・・してたらトンカツを親父1人であらかた平らげてしまった。しかもワインも底をついてる・・・・・・・・(汗)・・・・・・・ぜんぶ飲んじまったよ~っ!

 ただ単に酒屋のオヤジがトンカツとローヌの赤ワインが好きだってことだけなのかも知れませんが、飲んべーとして素晴らしい時間を過ごさせていただきました。

 また、このワインの産地のジゴンダスは人口600人ぐらいの小さな村。そんなところから遥々日本にやって来て、庶民の家庭でカツカレーと一緒に味わえることにあらためて驚きます。

ちょっと前のおとっつあん方は、こんな状況を「インターナショナルですなぁ~」なんて言ってましたが、今どきのおとっつあんとしては「グローバリゼーションですなぁ~」なんて思わずつぶやいてました。

有難いことですね。

 

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