バローロがイタリアワインの王様なら、このバルバレスコはイタリアワインの女王と呼ばれているワイン。
そんなバルバレスコのなかでも、ひときわ繊細さやエレガントさが際立っているのがリッツイのバルバレスコ。
その繊細さ、エレガントさはまるでブルゴーニュのピノノワールのようでもあります。
【リッツィ バルバレスコ・リッツィ 2008 】 AL14% 750ml
バラの花やスミレの花、お茶の葉やタバコを感じさせる香り。アタックのやさしさ、ミネラル感やキレイな酸味は、繊細で上品なピノ・ノワールのよう。程よい深みにスパイシーさもあり、ネッビオーロの繊細でキレイなスタイルが表現されています。
確かにこれは「イタリアワインの女王」と呼ばれるに相応しいワインではないでしょうか。
こんなエレガント系のワインがまた酒屋のオヤジも含めた、ある年代以上の男性に好まれるんです。何とも言えずイイんですよね~!
若いときにはもっと凝縮感のある、エネルギッシュな感じの味わいを好んだのかも知れません。しかし、ある年代を過ぎると飲んでて疲れちゃったりもするわけです。そして今度は、繊細でエレガント系のワインがたまらなく美味しく感じるようになるのです。
だから、平たくいえばオヤジ系の味わいと言えるのかも知れませんね。しかし、たとえオヤジ好みであっても、うまいものはうまいのですぞ!
エレガント系イタリアワインの女王、リッツィのバルバレスコは如何でしょうか?
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