日本のワールドカップは遂に終わっちゃいましたね。ホントにご苦労様でした。
サッカーど素人のオヤジではありますが、今日のコロンビアの戦術はアッパレだったように思います。各選手の能力が高いのはもちろんですが、日本代表が必至で攻め込んで来るのを見越した戦い方ではなかったでしょうか。ディフェンス&クックカウンターがお見事。敵ながらアッパレです。
サッカーの試合には間違いなく軍師が必要なようですね。
さて、戦術といえば昨日の日経新聞に、高級スポーツカーであるフェラーリのブランド管理を徹底した経営手法が絶好調という記事が掲載されておりました。
酒類業界でもたぶんまったく同じ経営手法を用いるのだと思いますが、「販売を絞る」ことでブランド価値を維持することが大切なのだそうです。
【日本経済新聞の記事】
なんでもフェラーリの販売台数は2012年に過去最高の7300台超に達したが、あえて販売台数を減らし「年間7000台以上は売らない」と宣言したのだそうだ。「注文通りに売れば希少価値が落ちる」とブランド価値の維持のために供給を絞るのだそうだ。
フェラーリを購入する人は車と同時に夢を買うのだそうで、市場に多く出回ればそれは夢ではなくなってしまうとのこと。
酒屋としては、この「ブランド価値のために供給を絞る」効果がよく分かるような気がします。
いくら美味しくて高級なお酒でも、どこにでも並んでいるお酒と、「ぜんぜん手に入らないんだよ!」なんて言われるブランド力のあるお酒では、購入するお客様の見方が違うし、満足感も違ってくるようです。
また、「ぜんぜん手に入らないんだよ!」と言われる酒類ばかりを販売している酒屋さんは、酒屋としても高いブランド力があり、競争力の高い商売を実現されておられますから、ホントにうらやましい限り。
ブランド価値を維持するにも、まず大前提となるのは高いブランド力を持つ商品を供給できる立場にあることですから、酒屋のオヤジなどはまったく関係がありません。
それでも、農産物の加工品で最も付加価値の高いとされる商品を扱う者としては、「人気があるにもかかわらず、あえて販売量を減らす」みたいな営業努力を一度ぐらいはしてみたいかも!なんて思ってしまった記事でした。
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