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「ウゾ」夏の南ヨーロッパの薫り

ヨーロッパが舞台の映画では、暑い夏を表現するかのように登場する、まるで映画の季語のようなお酒ではないでしょうか。

水で割ると透明な液体のお酒が乳白色へと変化する、爽やかさがあって甘みのあるアニスという香草風味のお酒。ギリシャでは「ウゾ」と呼ばれます。

ちなみにフランスでは「パスティス」、トルコでは「ヤキ」と呼ばれます。それらはまったく同じものではないようですが、同じようなお酒なのです。

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【ウゾ 12】 AL40% 700ml (ギリシャ)

ミント系の清涼感とシナモンの様な甘みを感じるお酒。たぶん「あれ~、なんだかこんな風味のフレンチかなんかのご馳走を食べたことがあるような気が・・・!?」みたいな印象のお酒なのです。

フレンチでの風味付けはペルノーと呼ばれるフランスの、やっぱりアニス系のリキュールで同じような特徴を持ったお酒が使われているからなんですね。フレンチ・レストランが街で人気の時代には、このペルノーが酒屋でよく売れたのですが・・・・・時代は変わりましたね(涙)。

ヨーロッパが舞台の映画では、このアニス風味の酒と水、そしてグラスが登場し、夏の暑い最中なのに氷は出てこなかったような気がします。ひょっとしたら、ミント系の爽快感があるため氷がなくても、爽快さを持って飲めるのかも知れません。

また、ガブガブと飲むなら冷たくない方が、身体にやさしいからなのかも知れません。

そんな独特なハーブの薫りと、ぬるい口当たりが、なんともヨーロッパっぽい感じではないでしょうか。

ウソ!ウソウソ・・・・ウソじゃないよ~! ウゾだよ~(笑)!ということで、なんとも南ヨーロッパの夏っぽいお酒「ウゾ」は如何でしょうか?

 

 

 

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オヤジの味方、我らがお豆腐のアテ「Bチーズ冷奴」

「毛利と早急に和議を結びたいのでございます・・・・(キリッ)!」

・・・・・・岡田くんカッチョイー!・・・・・・ダークな感じがなかなかお似合いですね。ハリウッドとかでも活躍できるかも。毎週楽しみにしております頑張ってください。

 

さて、ぜんぜん前振りとは関係なくて恐縮ですが(汗)、酒屋のオヤジを含む世の中のオヤジさんにとって、お豆腐を夕飯の主食にしている方は少なくないと思います。

酒屋のオヤジなどは、ほとんど毎日のように近所のアコレに寄っては、一丁80~90円(たぶんアコレでは最高級)のお豆腐を自分用に購入させていただいております。それ以外にもお豆腐のトッピング用としてミョウガや大葉を購入することもあるのですが、毎回必ず買うのはお豆腐。

冷奴はおろし生姜とお醤油で頂くのが基本でしょうか。その他にオリーブ油と岩塩や、胡麻ドレッシング、ミョウガに胡麻油・・・・・などなど適当に日々アレンジを変えてお酒のアテ&夕食にしてるんです。

で、昨晩のお豆腐の洋風アレンジが、意外によさげだったものですからご紹介させて頂きますね。

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【ブルーチーズ冷奴】

冷奴の上にスライスしたブルーチーズを乗せ、その上からオリーブ油と胡椒をかけただけ。

個性の強いブルーチーズの風味をひたすら弱くしたようなお料理なのですが、この主張し過ぎないブルーチーズのしょっぱさのある風味がなかなかいい感じでした。

家の冷蔵庫を開けたらブルーチーズが入っているようなことは、酒屋のオヤジの家も含めて通常はほとんどないと思われますが、たまたまの頂きものでもあればお豆腐を使ったアテの一つとして試してみてください。

別にブルーチーズでなくても良いのですが、個性をおとなしくさせるような組み合わせのため、個性の強いチーズが合うように思います。

でも本当は、一丁のお豆腐を同じ味付けだけで食べ続けるのって飽きちゃうんですよね。だから、いろんな調味料をかけるんです。そして、そのうちそれらが混じり合ってぐちゃぐちゃになっちゃうんですよ。それでも、流石は我らが愛してやまないオヤジの味方のお豆腐。それなりにおいしいのです。

例えば上の写真のアテに胡麻ドレッシングが加わっても、それはそれでおいしい。お醤油やお酢でもそれなりにおいしい。

何とか飽きずにお豆腐がおいしく食べれて、ほどほどにお酒が飲めれば、オヤジとしてはそれでハッピーなわけですね。

今日もおいしく豆腐のアテでイッパイ飲れるように頑張りましょう!

 

 

 

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「マルス・ウイスキー」国産ならではのスムーズさ

ヨーロッパでのジャパニーズ・ウイスキー人気が起爆剤となったのか、低迷していた国産ウイスキーの消費量が再び上昇傾向にあるようです。

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【マルス モルテージ駒ヶ岳 10年】750ml @4800円外税 と【マルス ウイスキー ツインアルプス】750ml @1580円外税

その昔、日本のウイスキーはスコッチウイスキーを手本として製造がスタートしたのだそうだ。

しかし、ひとくちにスコッチウイスキーと言っても様々な個性を持ったウイスキーが存在します。それらを大きく分ければ、個性あふれるアイラ系か、エレガントで華やかさのあるスペイサイドなどか、に分かれるのだと思います。

そして、そのエレガントで飲みやすいウイスキーの究極が、日本のマルス・ウイスキーへとたどり着くようにも思うのです。

このマルス・ウイスキーの生みの親は岩井喜一郎さんといって、あの竹鶴政孝さんをスコットランドへと送り出した方なのだそうだ。竹鶴さんはウイスキー造りの研修結果を報告書にまとめ、上司である岩井さんに提出していたとのこと。

これが後に国産ウイスキーの原点となった「竹鶴レポート」だった。

日本に戻った竹鶴さんが造られた「余市」などはどこかアイラのニュアンスがあるように感じます。一方、岩井さんの造られた「マルス」は繊細な日本人の嗜好に合わせて、よりスムーズで飲みやすいウイスキーになったような気がします。

つまり両方ともにスコッチ・ウイスキーの特徴を受け継いでいるということでしょうか。

「モルテージ駒ヶ岳 10年」は100%モルト原酒。アンズや洋梨といったフルーティなアロマと、ほどよいシェリー香のバランスの良い味わい。

「ツインアルプス」は、やわらかな口当たりと、バニラやクッキーの様な甘い香り、熟したフルーツの香りが一体となった芳香。穏やかな余韻が特徴。

しばらく続いた国産ウイスキーの低迷により、十年以上も蒸留されておらず、その間は在庫分を販売していたと聞いております。だとすれば名前は10年古酒でも、実際にはもっと価値ある中身なのかも知れませんね。

これぞ国産ウイスキーと呼べるようなスムーズな飲み口のウイスキーは如何でしょうか?

 

 

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「軽めの赤ワイン」大ぶり魚の海鮮BBQとのペアリング

夏の三連休二日目の今日は、それほど暑くなく過ごしやすいお天気ですが、夕方あたりから天気は崩れる予報。

もしバーベキューを野外で楽しむなら、早めに引き上げた方が良さそうですね。

さて今日もBBQとワインのペアリングのご紹介です。

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【大ぶりな魚のバーベキューに軽めの赤ワインは?】

今朝見たメルマガに、なんとも美味しそうなシーフードBBQが紹介されておりました。

マグロやサケ、メカジキ、カツオを炭火で焼き上げて、ドライトマトやらオリーブ油やらケッパーやらハーブやらで風味付けされた、見た目に鮮やかなお料理です。大きめの魚の炭火焼ステーキって、ホントにすてーき・・・・失礼(汗)!

鰻の蒲焼風のお醤油ベースの甘辛のたれをぬって焼き上げた、イカや白身の魚などもいい感じ。

また、タイなどはそのまま丸ごと焼き上げれば、パリッとした皮と、炭火で燻されたスモーキーなフレーバーが食欲をそそります。そこにオリーブ油、岩塩、ハーブ、柑橘類などで風味付けしたら、それはもう高級料理ですね。

メルマガの写真を見ているだけでヨダレが・・・・・・ヤバイかも!

ワインとのペアリングを考えると、もちろん素材や調理法によって相性が良いワインは違ってきます。しかし、オリーブ油や甘辛のたれで、コクがある味わいになるため軽めの赤ワインを合わせるのは如何でしょうか。

具体的にはチリやドイツのお手軽ピノ・ノワールや、北イタリアあたりのリーズナブルな赤ワイン(サンジョベーゼやバルベーラあたり)でしょうか。

甘辛のたれを付けて炭火で焼き上げた、お醤油の焦げた芳ばしさとスモーキーさが漂うようなイカ焼きをアテに、贅沢を言えばちょっと熟成感あるバルベーラあたりで楽しみたいと、朝から公園の草取りで頑張って、ややまったりした気分で仕事している酒屋のオヤジとしては、妄想してはヨダレを垂らしている次第です。

大ぶりな魚のBBQ で軽めな赤ワインは如何でしょうか?

 

 

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「ドライ・シェリー」炭火焼の海鮮BBQとのペアリング

夏の3連休初日の今日は、雲行きは怪しいが、その分涼しくて過ごしやすいお天気。

こんな日には静かで広々とした場所に行って、穏やかにシーフード・バーベキューを楽しむのも、いい感じの休日の過ごし方ではないかと思うのです。

お酒もグビグビと喉ごしよく・・・・ではなく、チビチビと味わいながら飲めるタイプ。まったりと穏やかに楽しめたらいいですね。

もしBBQに肉食系と草食系があるとするなら、魚食系はちょうど真ん中のやや肉食系寄りみたいなイメージでしょうか。ガッツリと食べるのではなく、のんびりと楽しみます。

お酒は白ワインでも良いのですが、よりチビチビとゆっくり楽しむなら、酒精強化ワインのドライ・シェリーがいい感じだと思うのです。

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【シェリー各種】

BBQでガッツリ食いするというよりも、炭火で焼かれた芳ばしいイカやホタテをつまみながら、ドライ・シェリーをチビチビと飲る。なんとなくスペインのバルのようなスタイルの楽しみ方ですね。

誰かが大酔っ払いして、その辺でつぶれてるような激しい飲み方はダメ。あくまでも穏やかに、ピースフルにが理想的なのです。

シーフードに合うシェリーのタイプとしては、辛口代表の「フィノ」、そのフィノを熟成させた「アモンティリャード」、やや潮っぽい風味のある「マンサニージャ」でしょうか。

よく冷やしてストレートで、オンザロックで、また好みですが常温でもイイかと思います。

やや通っぽい選択かなと思うのは、潮っぽさを感じるマンサニージャと、潮の風味のある魚介類のペアリング。海を感じる夏らしいBBQになるのではないでしょうか。

炭火焼きの海鮮BBQとドライ・シェリーで、連休にゆっくりと至福のひとときは如何でしょうか?

 

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