”2018年ヴィンテージのボジョレは理想的な条件の下、すばらしいヴィンテージへの期待高まる”
ボジョレワイン委員会からのプレリリースです。
ボジョレでは、ぶどうの生育サイクルが目覚ましい進行を見せています。
春以降、すばらしい天候条件に恵まれたおかげで、現在影響が出始めている乾燥にも関わらず、ボジョレのガメイとシャルドネは模範的とも言える衛生状態を示しています。
激しい雷雨もなく(南部では一部懸念されているも影響なし)、病害もなく、防除処理も少なく済み、今年、HVE(環境価値重視)認証取得への取り組みを開始した多くの生産者にとって励みとなる1年です。
ぶどうは平均して2017年よりも2日早い7月23日から色づきが始まりました。現地で収集された初期データより、ボジョレ地区全体において例年並みの収穫量が予想されます。全ての生産者において、平均的に収穫が得られるのは近年では希なことです。
品質面では、現在のところ全体として今年のヴィンテージは、収穫時期やフェノール類の凝縮度において2009年、2011年、2015年、2017年と同じ傾向が見られます。
ボジョレワインの新たな戦略が立ち上げられた今年、この素晴らしいヴィンテージの到来はまさにうってつけのタイミングと言えます。
一方で、現在のところ優れたヴィンテージと予測される2018年ヴィンテージですが、「ぶどう果汁は8月につくられる」という慎重な先達の言葉にしたがって引き続き注意深く見守る必要があります。
ボジョレは今年も期待できそうです。
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