酒屋のオヤジのお休みは火曜日。その日は夕食作りを仰せつかっております。
子供は男子が二人のため、当然のごとく「肉食わせろ~!」って話になるわけで、肉料理が多くなる傾向にあるかも知れません。
先日、あるブログにイギリスのチャールズ皇太子を義理の父に持つフードライターのトム・パーカー・ボウルズさんが書かれた料理本、「Let’s Eat Meat」に掲載されているお肉たっぷりのナポリタンが紹介されているのを発見したんです。
さっそくアメリカの最大手スーパーの資本の入っている、アメリカ産の肉がお値打ちとみられるスーパーで肉を購入。つくってみました。
【大きめの肉が入ったナポリタンソース?ボロネーズソース?】
日本人としては上の写真のソースをナポリタンとは呼びにくい。だって、いわゆる日本で食べるナポリタンとは違い過ぎですよね(汗)。
かといってボロネーズとも呼びにくい、だって普通それってひき肉ですもんね。
作り方は簡単。大きな肉の表面を焼いて、玉ねぎを炒めて、赤ワインとトマトで煮込む料理。時間はかかりますが至ってシンプル。いかにもオヤジ的な料理なのであります。
赤ワインの酸味があるため、子供向けに途中でお砂糖も入れてみました。
味わいはハッキリ言ってまあまあ(汗)。子供達も味わいには特に興味を示さず、「肉だ肉だ・・・・(笑)」と、長い時間をこの料理についやした割には、大した感動もなくサッと食べやがってました。
オヤジとしては、「知ったかぶりの講釈でもしたろ~かな」みたいなことを考えてたのですが・・・・・・・・(笑)
味わいがまあまあなのは、たぶん酒屋のオヤジの料理の腕前からくるものでしょう。でも、流石はワインで煮込んだ肉料理です。赤ワインには抜群の相性を感じた次第です。
さて、その知ったかぶりの講釈ですが、なんでも本場のナポリでは、この料理を食べるときにはコース料理にするのだそうだ。
鍋から肉だけを取り除いておき、最初にソースとパスタをあえたものを味わいます。その後の二皿目でお肉を味わうとのこと。しかし、トムさんは肉もパスタもソースも一緒に食べるのがお好きなのだとか。
ボジョレー・ヌーヴォー解禁もあと数日、いよいよワインの季節が始まります。
ワインのアテに少しでも参考にしてくれたら幸いです。
お粗末様でした。
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
カテゴリー:おつまみ