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「グレイワッキ S・ブラン」柚子の香り高さを、さらに香り高く

 

この時期にいただく、香り高い柚子の風味の効いたお料理は格別です。

特に温かい鍋料理に、柚子胡椒やゆずポン酢を付けていただくのは、この時期ならではの楽しみでしょうか。

そんな柚子風味のお料理とのマリアージュに、おススメしたいワインのご紹介です。

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【グレイ・ワッキ ソーヴィニョン・ブラン(ニュージーランド・マルボロ―)】

香り高い料理に、香り高いワインでは、ひょっとしたら料理とワインのマリアージュとしては、リスクが高いのかも知れません。

例えれば高音同士のハーモニーみたいなことでしょうか。

しかし、それらの香り高さがお互いに共鳴し合い、新たな心地よさのある風味を織り成すこともあるんですね。

清涼感あるグレイ・ワッキのレベルの高いソーヴィニョン・ブランと、柑橘系の濃厚さのある柚子風味のお料理は、そんな関係にあるように思うのです。

料理とお酒の組み合わせ方法には二とおりあり、一つは同じタイプの味わいのもの同士、そしてもう一つは対照的な味わいのもの同士と言われております。

ソーヴィニョン・ブランと柚子は、この前者のパターン。そしてワインによっては共鳴し合い、受ける印象を変えてくれるように感じます。

今が旬の柚子風味豊かなお料理に、マルボロ―のソーヴィニョン・ブランを代表するワインの一つである「グレイ・ワッキ」は如何でしょうか?

 

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「ジャン・クロード・ラパリュ・ブルイイ」うまい自然派ならボージョレ(NVじゃない)

 

ボージョレは、フランスでもっとも自然派のワイン造りが盛んな地域の一つ。

ボージョレと言えば、ヌーヴォーばかりが特に日本では注目され、ヌーヴォーではないボージョレの売れ行きとなると、正直いま一つ。

でも、ハッキリ言って「ヌーヴォーばっかりじゃもったいなさ過ぎる!」のです。

特に自然派ワイン・ファンの方々におススメしたいのです。

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【ジャン・クロード・ラパリュのヌーヴォー(左)とブルイイ(右)】

フレッシュさ溢れるヌーヴォーは新酒のお祭りムードもあり、それはそれで素晴らしいワインだと思います。

しかし、例えば上の写真のように、ヌーヴォーではないボージョレと飲み比べてみれば、やっぱり時間を掛けて造ったものの方が、ワインとして明らかに上。

しかも船便なので価格も安い。

もちろん三ツ星レストランなどからも支持される、自然派ボージョレの第一人者であるジャン・クロード・ラパリュさんのボージョレですから、当然なのですが、ガメイだってピノ・ノワールにまったく引けを取らないほどの、味わいや優雅さがあるのです。

それに、同じブルゴーニュ地方のピノ・ノワールと違って、味わいに対するコストパフォーマンスは知名度の違いもあり、素晴らしく高い気がします。

ヌーヴォーで成功しているボージョレではありますが、自然派のワイン造りを行っているヌーヴォーではない通常のワインの、その素晴らしさに気が付かないのはホントにもったいない。

「ボージョレ⇒ガメイ⇒早飲み⇒カジュアルワイン」 みたいなイメージは、まったくもって間違いだらけのイメージなのですね。

特に、このジャン・クロード・ラパリュさんの上質なワインを飲めば、その辺りのことを気づかされるのではないでしょうか。

スーっと身体の奥深くに自然と馴染んで行くような、ナチュラルさと上品さを持つ、自然派ボージョレの第一人者である「ジャン・クロード・ラパリュ」の「ブルイイ」は如何でしょうか?

 

 

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「酒屋の株話」やっぱり市場は情緒的

 

やっぱり市場は情緒的な性格です。

原油価格が下がって、米国のシェールガス業界に売り圧力が強まった。その結果、日本株も含めた金融市場全体にリスク回避の動きが強まったというのが、今回の日本株調整の説明のようです。

でも・・・・・・・・考えてみれば日本は原油を含む資源の輸入国。「原油安って日本経済にとって好ましいのでは?」って思いますよね。

もし自分がプロのヘッジファンド運用者なら、原油安に対応したオペレーションとして、輸入国の株式を買い持ちして、輸出国の株式を売り持ちしたいような気もするわけです。

・・・・・・・・・しかし、全ての市場のリアクションは値下がり。

その辺りが資本市場のミステリアスなところであり、エクスポージャーを厳しく管理された、昨今の資本市場が情緒的な由縁なのかも知れません。

・・・・・・・情緒的な反応を見せる資本市場には、個人投資家として平常心を持って見守るしか方法はなさそうです。

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【今朝の日経新聞】

ある著名な金融の専門家のブログによれば、ヘッジファンドは2015年のメインのターゲットとして、日本株買いと円売りを狙っているのだとか。そのために今、利益確定の日本株売り、円買いを行うことにより、より有利な価格での仕掛けを狙っているとのこと。

つまり、その昔ロンドンでネイサン・ロスチャイルドが行ったような方法で、より安く、より大量に買おうとしてるってことなのでしょう。

日銀の買い、年金の買い、ファンドの買い、原油の下落、個人投資家の大量売却などで過熱感なし・・・・・・・と、やっぱり情緒的な市場に、売りで対応すべきではないと思う次第です。

今日の選挙結果がターニングポイントになるのか・・・・・・・・?

たぶん、金持ちの海外の資産運用者って、この時期はクリスマスパーティばっかりで仕事どころじゃなさそうだから、本腰入れての買いは来年かな・・・・・・!

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「パネトーネ・クラシコ」”ボン・ナターレ”って聞こえてきそう

 

「ボン・ナターレ」とはイタリア語で「メリー・クリスマス」の意味。

大変にありがたいことに、お世話になっているイタリア・ワインの輸入業者さんから、「パネトーネ」が届きました。

「パネトーネ」とは、イタリアのドライフルーツなどの入った代表的なクリスマスケーキ。「パネトーネ・クラシコ」と書かれておりました。

それも、驚いたことにイタリアからの輸入もの!

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【エレガントにラッピングされたパネトーネ】

女房殿がこの素晴らしいギフトに感激しちゃって、酒屋のオヤジが中身を見ようとしたのですが、見させてくれない。

まずは、このギフトラッピングが施されたまま飾っておくのだとか・・・・・・・イタリアのセンスは女子うけするようです。

 

さて、イタリアのクリスマスには、もちろんワインが欠かせません。

「ヴィノ・ダ・アレグリア(幸福をもたらすワイン)」と呼ばれ、クリスマスにはワインを料理とともにたくさん飲むわけです。

そして、そんなクリスマスの食事の〆で食べるのが、このドライフルーツなどが入った代表的なクリスマスケーキである「パネトーネ」。

合わせる「ヴィノ・ダ・アレグリア」は、やはりイタリアを代表する甘口ワインの、「レチョート・ディ・ソアーヴェ」や「レチョート・ディ・ヴァルポリチェッラ」でしょうか。

 

今年のクリスマスには、ぜひぜひ、このいただいた「パネトーネ」を「ヴィノ・ダ・アレグリア」とともに味わいたいと思っております。

・・・・・・・・やっぱり「カヴェディーニ」の「レチョート・ディ・ヴァルポリチェッラ」が最高かな!

 

ボン・ナターレ

 

 

 

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「花豆とヌーヴォー」意外にボン・マリアージュなのね

 

信州の花豆の煮たものを、いただきました。

料理としては、箸休めにちょっと食べて、そのほのかな甘みがうれしい感じの一品でしょうか。

それでも、その手間のかかる工程を考えれば、大変にありがたい料理と言えます。

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たまたま、この日はヌーヴォーをチビチビと飲りながら、一人で夕食を食べてました。

箸休めに花豆を一粒、そしてヌーヴォーをコピリンコ・・・・・・・・・その日の夕食に出されていた、どの料理よりも合うじゃあないですか!

花豆のほんのりとした甘みと、ヌーヴォーの渋味のない、フレッシュで爽やかな酸味が合うんですね・・・・・・意外です。

お互いの味わいの個性を、中和させるような相性の良さを感じた次第。

でも、花豆だけをアテに、ハッピーにヌーヴォーを飲み続けられるかと言えば・・・・・・・・そうでもない。

そのほんのりとした甘さが、なんとなく飽きちゃうんですよね。

そこで、花豆とヌーヴォーを、飽きることなく楽しむためのソリューション : 夕飯を普通に食べながら、箸休めで花豆を一粒、その後にヌーヴォーをコピリンコ・・・・・・・・ひたすらこのパターンを繰り返す(笑)!

・・・・・・・一人の夕食で「明日のブログのネタはどうしよう・・・・・・・!?」なんて考えながら食べてたら、こんなふうなブログになっちゃった次第(汗)。

つまり・・・・ほんのりとした甘さのある料理が意外に多く詰められている、おせちにヌーヴォーは合うってことなのでしょうか・・・・・・・・・・・!

 

 

 

 

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