酒類専門の情報発信サイト「ザ・ドリンク・ビジネス」に、フランスでチーズの国家最優秀職人章であるグザヴィエ・チュレさんのチーズの食べ方の推奨が掲載されておりました。
【在庫量が安定しなくてすみません。酒倶楽部ステップで販売しているカットチーズです】
国家最優秀職人章とは、フランス文化の最も優れた継承者にふさわしい高度な技術を持つ職人に授与される称号で、その名誉は日本の「人間国宝」に相当するのだそうだ。
そんなチュレさん曰く、今どきのフランス人はチーズをワインではなく、ウイスキーと一緒に楽しむと。
それも、今までのように食事の最後にチーズとワインを楽しむのではなく、食事の前にチーズを楽しむのがおススメなのだそうだ。
酒屋として、チーズとワインの組み合わせが、意外に難しいのは感じておりました。また、スライスしたチーズがウイスキーに合うことも感じておりましたが、チュレさんのような業界で著名な方が推奨されると説得力がありますね!
この「チーズとウイスキー」という新しい組み合わせはフランスで関心が高く、Paris Matchという雑誌に4ページにわたって特集が掲載されたとのこと。
Paris Matchのおススメ:
「グレンフィディック12年」と「ブルゴーニュのヤギのチーズ」
「ジュラの1984」と「サレール・チーズ(セミハードの牛乳チーズ)」
台湾の「カバラン・ウイスキー」と「ロックフォール(ブルーチーズ)」
「ジャック・ダニエル」とスイスの「アッペンツエラー・チーズ(牛乳、ハード)」など。
食前酒を楽しむ文化のあるヨーロッパでのトレンドは、食前にウイスキーとチーズなんでしょうかね!?
慣用句のごとく決まりきった表現のような印象さえ感じる「ワインとチーズ」ですが、ご高名なフランスの人間国宝の提案は、そんな世界の人々の観念を変えるのか?・・・・・・・・・少なくとも酒屋のオヤジのような飲んべーの観念は変えたようです。
ウイスキーのアテにナチュラルチーズは如何でしょうか?
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