ちょっと寒すぎですよね。
それでも、寒いからこそ身体に沁みわたるような温かさのあるお酒が旨いのです。
ヨーロッパではクリスマスシーズンに飲まれることが多いと聞く、グリューワインとかマルドワインとかヴァンショーなどと呼ばれるホットワインは、今日のような凍てつく日には最高でしょう。
最初にこのホットワインを飲んだのはイタリアのローマ人らしい。そこから他のヨーロッパの地域に広がって行ったのだそうだ・・・・・・・ひょっとしたら、ユリウス・カエサルとかの時代の遠征で広まったのかな。
たぶん、ワインを熱しただけでは酸が立って飲みにくいため、そこに砂糖やハチミツを加えたのが始まりではないかと思うのですが、その後に香辛料や果物、他のアルコールを加えてより美味しい飲み物になったのでしょう。
その昔、カエサルのヨーロッパ遠征に加わった兵士がこんなワインを飲んだのかどうかは分かりませんが、もし越冬時にこんな温かくて美味しいワインがあれば、それはきっと有難かったことでしょうね。
今では、そのレシピも数えきれないほどに増加しました。
そんな膨大な数のレシピの中から、クラシックな作り方の一つをご紹介させていただきます。
赤ワイン1本、砂糖かハチミツ適量、シナモンスティック1本、ナツメグ一つまみ、オレンジ半分 を鍋に入れて沸騰させないように加熱する。
好みでスロージン(ベリー系ジンベースのリキュール)を加える。
材料さえあれば簡単ですね。
今日みたいな寒い日の終わりに、ホット・ワインで和んでみては如何でしょうか?
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