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こんな日にはホットワインが沁みますね

 

ちょっと寒すぎですよね。

それでも、寒いからこそ身体に沁みわたるような温かさのあるお酒が旨いのです。

ヨーロッパではクリスマスシーズンに飲まれることが多いと聞く、グリューワインとかマルドワインとかヴァンショーなどと呼ばれるホットワインは、今日のような凍てつく日には最高でしょう。

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最初にこのホットワインを飲んだのはイタリアのローマ人らしい。そこから他のヨーロッパの地域に広がって行ったのだそうだ・・・・・・・ひょっとしたら、ユリウス・カエサルとかの時代の遠征で広まったのかな。

たぶん、ワインを熱しただけでは酸が立って飲みにくいため、そこに砂糖やハチミツを加えたのが始まりではないかと思うのですが、その後に香辛料や果物、他のアルコールを加えてより美味しい飲み物になったのでしょう。

その昔、カエサルのヨーロッパ遠征に加わった兵士がこんなワインを飲んだのかどうかは分かりませんが、もし越冬時にこんな温かくて美味しいワインがあれば、それはきっと有難かったことでしょうね。

今では、そのレシピも数えきれないほどに増加しました。

そんな膨大な数のレシピの中から、クラシックな作り方の一つをご紹介させていただきます。

赤ワイン1本、砂糖かハチミツ適量、シナモンスティック1本、ナツメグ一つまみ、オレンジ半分 を鍋に入れて沸騰させないように加熱する。

好みでスロージン(ベリー系ジンベースのリキュール)を加える。

材料さえあれば簡単ですね。

今日みたいな寒い日の終わりに、ホット・ワインで和んでみては如何でしょうか?

 

 

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「高山村」北信州に日本のブルゴーニュがあった!

 

いや~驚きました!

質の良いワインとは、質の良いブドウからでしか造ることはできないのですが、確かに高山村のブドウで造られたワインは素晴らしく美味しいのです。

 

日本の大手ワインメーカーが、こぞって欲しがるワイン用のブドウ産地が北信州にありました。それが「高山村」。

なんでも北信州の千曲川沿いで収穫されるワイン用ブドウの三分の一は、その高山村産なのだそうだ。

高山村のテロワールは理想的で、その土壌や気候などは、フランスを代表するワイン生産地である「シャンパーニュ」や「ブルゴーニュ」北部に近いとのこと。

また、「志賀高原ユネスコエコパーク」に村全体が登録されているほどの豊かな自然と、美しい景観が広がっている地域でもあります。

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村にワイナリーが存在するのか分かりませんが、高山村のブドウを使ったワインは評価が高い。

昨日、新橋で開催された国産ワインの試飲会で試飲して、その質の高さにホントに驚いた次第です。

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安曇野ワイナリーさんの「高山村シャルドネ シュール・リー2013」

高山村は、とにかくシャルドネの質が良いようだ。

写真の樽熟成されていないシュール・リーのシャルドネは、日本のワインらしくエレガントでやわらかく、ほのかな柑橘系を思わせる風味が素晴らしい。価格もそれほど高くない。

安曇野ワイナリーさんは、長野県の企業さんにより再建中のワイナリー。経営が変わり質にこだわったワイン造りを目指されている。

高山村の特定のブドウ生産者とタッグを組み、お互いの意見を尊重し合いながらワイン造りをされているのだそうだ。

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メルシャンさんの 「長野ピノ・ノワール キュヴェ・アキオ2013」

高山村にワイン用ぶどうのカリスマと呼ばれる、栽培歴40年以上の角藤農園、佐藤宗一さんという方がおられます。そして、その佐藤宗一さんの息子さんが高山村のピノ・ノワールつくりの第一人者と呼ばれる佐藤農園の佐藤昭夫さん。

このメルシャンさんのピノ・ノワールには、そのブドウ生産者である佐藤昭夫さんの名前が使われています。特別な存在のワインなんですね。

それでも価格にはお得感があるように感じます。

日本のワインらしく、エレガントで上品さがあり、完成度の高い味わいです。

 

高山村はワイン特区に認定されており、酒造免許は年6000リットルから年2000リットルに緩和されているのだそうで、ワイン造りを志す方々の入植は少なくないようです。

「ユネスコエコパークである高山村でのワイン造りって、ポテンシャルがめちゃくちゃ高そうだ!」と感じた次第の試飲会でした。

 

 

 

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「THIS IS」福島の地ウイスキー

 

 

「あのイチローズモルトの原酒の一つになっている」と言われているウイスキーメーカーが福島にあったんです!

酒問屋さんからいただいた資料に書いてありました。

なんでも、その福島にある笹の川酒造さんがなかったら、今のイチローズモルトはなかったのだとか。

創業は古く、明和2年(西暦1765年)創業の老舗蔵のウイスキーです。

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【笹の川酒造 THIS IS 】AL39% 720ml @1270円本体価格

「なんでそんなに安いの?」みたいなバーボンスタイルのウイスキー。バーなどで人気のあるウイスキーなのだそうだ。

ラベルの原材料には、コーン、穀類、醸造アルコールとあります。

いつの時代にできた商品か分かりませんが、たぶん朝ドラのマッサンが苦労して完成させたような、その当時の日本人に合わせて造られたウイスキーだと、その原材料から推測できるように思います。

つまり、スムーズでクセがなく飲みやすいわけですね。

それにしても、いわゆる地ウイスキーにもかかわらず、この焼酎のようなお得感ある値付けは、ヒジョーにお得感がありますね。「この深みのある色合いで、この価格とは!」みたいなコストパフォーマンスの高さを感じる次第です。

樫樽熟成の焼酎ではまだ味わいが物足りない、と感じているような方におススメしたい地ウイスキーです。

福島のバーボンスタイルの地ウイスキーは如何でしょうか?

 

 

 

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「ロッソ・ディ・モンタルチーノ」プチ贅沢を楽しみたい

 

「ちょっとリッチにプチ贅沢!」

頑張ってる自分へのご褒美に、たまにはプチ贅沢を楽しみたいですよね。

そんなときにおススメしたいのが、イタリアの高級ワイン産地の一つで、その高級感ある名前の響きが心地良いモンタルチーノのワイン。

それも高級ワインであるブルネッロ・ディ・モンタルチーノではなく、そのカジュアル版とも言えるロッソ・ディ・モンタルチーノ。

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【シルヴィオ・ナルディ ロッソ・ディ・モンタルチーノ】AL14.5% 750ml @2800円本体価格

ブルネッロ種から造られる、やわらかでエレガントな味わいのワインです。

カジュアルな価格の理由は、熟成期間の違い。寝かして瓶内熟成させても良いのですが、すぐに飲んでもバランス良く楽しめるワインなのです。

トスカーナの代表的な風景の一つとも言える小高い丘に煉瓦造りの街並みのある、決して広くない地域のモンタルチーノのワインが日本で楽しめるのですから、最高峰のワインでなくとも、もう十分にプチ贅沢なのかも知れませんね。

もし酒屋のオヤジがプチ贅沢するなら、先日いただいてその脂の乗った美味しさに驚いたチリ産のサーモンをソテーにでもして、このシルヴィオ・ナルディのロッソ・ディ・モンタルチーノとともに楽しみたい。

一人で、家族で、友人と・・・・プチ贅沢を楽しみたいときにシルヴィオ・ナルディのロッソ・ディ・モンタルチーノは如何でしょうか?

 

 

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「酒屋の株話」Mr.マーケット様は大荒れ模様

 

 

情緒的性格のMr.マーケット様は、2015年初っ端から大荒れ模様ですね。

個人でスイスフランをショートしていた人が多いとは思えないのですが、プロの方々には無制限の市場介入をあてにして、ユーロに対してスイスフランをショートしていた方が多かったのでしょうか。

数時間で30%も上昇するとは・・・・・寝耳に水のビックリ発表・・・・・・強烈な劇場のシンドローム的ショートカバリングのラリーだったようですね。

プロにとって、今の市場環境は受難の時代に近いのかも知れません・・・・・・大変だ(汗)!

chart.yahoo.co.jp

 

 

 

 

 

【ヤッフーファイナンスさんの日経平均株価チャート】

そして、スイスフラン高⇒円高⇒株安となるのが情緒的なMr.マーケット様・・・・・・「まともに付き合ってられまへん!」。

でもさすがにパニック的な動きの後だけに、週の最後には戻しているようで、来週はまた上値を試す展開に戻るとみられます。

また、こんなMr・マーケット様が大荒れしているなかで、アルゴリズムを用いたトレードなどが更に状況を混乱させているのですから大変です。

株価の動きにまともに一喜一憂してたら疲れちゃってしょうがない。

個人投資家としては、Mr.マーケット様が大荒れなときに顔をのぞかせる、Mr.バリュー様を見つけてボチボチ投資するのが一番んの様ですね。

・・・・・でも上昇にも下落にも中途半端な感じで、大金が利益を求めて世界を駆け巡っている感じはするのですが、日本株市場はパッとしませんね。

業績の上振れ待ちか!?

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