ワイン・ファンの中には、いわゆるバルベーラ好きの方がおられます。
そんな方々が望むのは、奇をてらわない、伝統的なイタリア・ワインの良さを感じるようなバルベーラ。
特にアメリカ市場に向けた、ボリューム感と果実味たっぷりの、いわゆる濃い系なワインを、好まない傾向にあるように酒屋としては感じます。
そんな方々におススメしたい、味わいに実直さのあるバルベーラです。
できれば購入後に10年ぐらい熟成させていただくと、より好みに近いクラシック・イタリアンな味わいになるのだと思います。
【ピアンカネッリ バルベーラ・ダスティ2013】 AL13.5% 本体価格@2,100円
なんでも、このワイナリーは環境への配慮にも力を入れているとのこと。
高円宮久子殿下が名誉総裁を務められている「バードライフ・ガラ・ディナー2014」において、環境問題に積極的に取り組んでいるワイナリーを代表して、この「ピアンカネッリ バルベーラ・ダスティ」が振舞われたとのことなのです。
そんなワインに選ばれるには、環境に関してだけでなく味わいの品質も、もちろん良くないといけません。
「バルベーラ」とは、ピエモンテで最も愛されているブドウ品種なのだそうです。
「ネッビオーロ」でつくる「バローロ」や「バルバレスコ」などの高級ワインが有名なピエモンテですが、ちょっと庶民的な味わいとも言える「バルベーラ」の方が好まれる理由は、個人的によく分かるような気がします。
実は酒屋のオヤジも、奇をてらっていないクラシックなスタイルのバルベーラが大好きです。
正直、2013年ヴィンテージでは若すぎてもったいない気もします。
しかし、しばらく寝かして置いて飲むような楽しみ方には、ちょうど良いワインではないでしょうか。
クラシックなスタイルの実直なバルベーラ・ダスティは如何でしょうか?
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
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