ボジョレ・ワイン委員会プレスリリースの「2015年ボジョレ ぶどう生育情報」を、ワインの輸入会社さんからいただきました。
今年も期待できそうです!
上の写真は、ぶどうの生育情報を提供していただいた、輸入会社さん扱いのボジョレ・ヌーヴォー「ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌ」。なんと、ワインスペクテーターで、ヌーヴォー史上最高得点を獲得している自然派の造り手なのだとか。
ワインスペクテーター ヌーヴォー史上最高得点 88点 「2009 ヴィンテージ」
評価 第1位 が、2005、2009、2014 ヴィンテージと、ヌーヴォーとしては最も評価の高いワインと言えます。
さて、「2015年ボジョレ ぶどうの生育情報」です。
< ぶどうの収穫、間もなく開始 ぶどうの質はとても良く、偉大なヴィンテージを予測させる >
ボジョレの畑(リヨンとマコンの間に広がる16,000ha)では、色づきが終わり、最初の収穫は8月24日の週に始まる見込みとなった。
以降ほぼ1ヵ月にわたり、約50,000人の「収穫人」と「ぶどう運搬人」がガメイの狭い畝を賑わせる。もちろん白ワインも造っているボジョレなので、シャルドネの畝も同じように賑わう。
醗酵室とドメーヌは、この欠かすことのできない作業人たちを受け入れる準備をしている。ちなみに、ボジョレはシャンパーニュ地方と同様、手摘みが一般化している唯一の産地である。
天候面では、暑さと強い日照りによりぶどうの成熟がよく進み、良い品質のぶどうが期待される。上半期の暑さと乾燥、日照りに続き、7月の平均気温は例年を4℃上回った。さらに、7月末の時点で2015年の日照時間は例年を200時間上回っている。
8月初めから暑さが続いているが、8月8日から少し雨が降ったおかげでぶどう樹は水分を得ることができ、そして少々「呼吸する」もできた。
しかしながら収穫量は2014年を約25%下回ることが見込まれる。果実の重量と果房の重さは規則正しく増え続けているものの依然として少なく、区画により大きな差が見られる。
今後数日にわたって穏やかな天候が予想されており、ぶどう畑の健全な衛生状態を維持できると見込まれる。ぶどうの成熟が遅い区画では生産者はぶどうが熟すのを穏やかに待ち、最適の熟度で収穫することができるだろう。
2015年の品質を語ることはまだ早いが、偉大な品質であるとすでに予想される。特にストラクチュアの面で、分析結果は2つの偉大な年である2009年と2011年を思い起こさせる。
ヴィンテージの輪郭は、最初のテイスティングによりさらにはっきりとするはずだ。
酒倶楽部ステップでは、今年もボジョレ・ヌーヴォーのご予約販売を開始致しております。
No1人気の「ジャン・クロード・ラパリュ」、その愛弟子の「レミ・デュ・フェイトル」、ブルゴーニュで活躍する仲田さんが造る「ルー・デュモン」、評価の高い「ドメーヌ・レ・グリフェ」、上記でご紹介の「ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌ」、量り売りの「ポール・ボーデ」、定番的な「ルイ・テート」
と、厳選したボジョレ・ヌーヴォーを揃えております。
その他、南仏ヌーヴォー、イタリアのヌーヴォー「ノヴェッロ」、国産新酒のご予約も合わせて承っております。
今年も出来たてのフレッシュさを楽しんでみて下さい。
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
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