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「ドメーヌ・ボートレ」複雑系な孤高のワイン

 

 

ワインの味わいの魅力とは、芸術や金融などと同じように、様々な要素が複合的に混じり合った複雑系な味わいにあるのだと思います。

その反対で、単調な味わいで、味わいに深みがなければ、ワインとしての魅力は乏しい。

今回は、まさにそんな複雑系の極みであり、気合の入った自然派ワインのご紹介です。

聞いたこともないようなブドウも含めて、混植された樹齢の古い樹から収穫されたブドウで造られた、他ではまったく再現できない孤高のワインと言えるでしょう。

また、そんな複雑系であるにもかかわらずバランスが良く、身体に素直に馴染む味わいは、複雑系の神秘と言えるかも知れません。

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左、白ワイン 【ドメーヌ・ボートレ オレ AOPラングドック】 ぶどう品種:ブールブーラン、クレーレット、グルナッシュ、ルーサンヌ、ロール

右、赤ワイン 【ドメーヌ・ボートレ ユルティム 】 ぶどう品種:サンソー、グルナッシュ、シラー、カリニャン、アラモン、アリカント、グロ・ノワール・テレ

混植されたブドウは収穫後、除梗も破砕も しない丸のままの房で仕込まれる。まったくもってプリミティブな自然派ワイン。

そして、出来上がったワインは、飾り気のないスッピンな印象がある、複雑ながらなんとも馴染む味わい。もっと言えば、なんだかワインの味わいの中に哲学が感じられるような気までする。

複雑系の幾何学を味わいとして感じているようなのです。

一度飲んだなら、この孤高のワインの魅力に取りつかれてしまう人は、酒屋のオヤジも含めて少なくないと思う次第です。

南フランスの孤高のワイン「ドメーヌ・ボートレ」は如何でしょうか?

 

 

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インドワインとインド料理

 

 

昨晩、子供達がいなかったこともあり、女房殿と夕飯に近所にオープンしたインド料理屋さんにお邪魔してみました。

正確にはインド・ネパール料理とのことですが、どれがインド料理で、どれがネパール料理なのかは、見ても食べてもわからない。

メニューを広げると、そこにはインド・ワインが載っていた。インド・ワインがなかなか美味しいのは知っており、それほど高くななかったため、注文することにしました。

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インド・ワイン【グローヴァー・ナンディ・ヒルズ  カベルネ・シラーズ】

赤ワインがワインクーラーに入れられて出てきた。インドあたりでは一般的らしい。

推測するにかなりの財力があるワイナリーとみられ、ラベルには、かのミッシェル・ローラン氏がコラボレーションしていると表示してある。

また、デキャンターアワードで賞を受賞した証しのシールがラベルの脇に貼られていて、インド・ワインとして世界市場を意識したワインであることが見て取れる。

ちょっと青臭い印象はあるが、チリやオーストラリア、南フランス、ボルドーのワインと言われても納得してしまうような、特にインド・ワインとしての特長は感じられない。

一般的には、カレーには甘口の白ワインが合うと言われています。

たぶんワインと料理の相性を突き詰めれば、そんなことになるのでしょう。だからといって、インド料理を食べながら、インドのカベルネ・シラーズを飲んでも、特に違和感はなく、美味しく食べたり飲んだりできた。

カレーに甘口の白ワインが合うことは、知識として知ってはいるが、実際にインド料理屋さんで甘口の白ワインを飲む気にはなれませんよね。

インド料理と赤ワインとは、そのパーフェクトに合わないような塩梅が、またクセになってしまいそうな相性なのですね。

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むこうの餃子で「モモ」という料理。覚えやすい。たぶん次回も注文させていただきます。

インド・ネパール料理は美味しいのですが、お料理の選び方によっては、どの料理も同じ味付けのような気がして、その辺りが日本人にはちょっとキツいかも知れません。ほとんどみんな、いわゆるカレー味なんですね。

それでも、近所でちょっと楽しむには、なかなかイイ感じだと思った次第です。

 

 

 

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聖地巡礼

 

 

「聖地」などという言葉を、こんな酔っぱらったようなブログで、軽々しく使って良いものかどうか分かりません。

それでも先日、大変にうれしくて、ありがたいお言葉をお客様からいただきました。

この連休に、長野県からご来店されたお客様がおられました。

そして、大変にもったいなくて、ありがたくて、驚いたことに

「やっと、聖地に来ることが出来ました」・・・・・・と(汗)!

 

 

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【まったく関係がないかも知れませんが、写真は有名なワインの聖地です】

最近のアニメ文化などでの「聖地巡礼」を、まったく知らなかった酒屋のオヤジとしては、そのときには、その意味が、正直うまく理解できませんでした。

それでも、その後になんとなく腑に落ちるところがありました。

この辺りのほんとうの聖地とは、たぶん「赤羽」や「十条」のお店さんのことだろうと。

そして、そんな文化が波及している「蕨」あたりで、いわゆる酒場放浪記系の商材を販売している酒屋を、そんな本物に準ずる聖地に加えていただいているのだろうと。

それでも、驚きとともに、まったくもってうれしいお言葉でした。

そして、もしそうなら「聖地としての責務を全うしたい」とも思うのです。

それでも・・・・「ひょっとしたら、我々は聖地としての酒屋のキモを、実は全く理解していないのではないか?」とも思う次第。

そんな「聖地」を期待する皆様からの、ご指導、ご鞭撻をいただければ幸いと存じます<(_ _)>。

 

 

 

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敬老の日に壺入りの焼酎を酌み交わす

 

 

宴会の席では、最も絵になるお酒ではないでしょうか。

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【壺入り焼酎各種 芋焼酎、麦焼酎】

もし、明日の「敬老の日」に家族が集まるのなら、壺入りの本格焼酎は如何でしょうか。

壷からひしゃくで焼酎を汲み上げ、グラスなどに注ぎ入れる。この手間が、なんとも優雅な気分にさせてくれるような気がするのです。

また、壺の中に詰められている本格焼酎は、古酒をブレンドした上質なもの。明らかにまろやかで、美味しいのです。

また、この手の焼酎は自分自身のために、まず購入することはないでしょう。

御遣い物や、特別な日のためのお酒なのです。

「敬老の日」に、そんな特別感ある「壺入り本格焼酎」は如何でしょうか?

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「酒屋の株話」モノ言わない個人投資家の覚醒は

 

 

日経平均が安値の17,416円を付けた9月の第2週、投資部門別売買動向によれば海外投資家の売り越し額は1兆348億円に達し、1987年の「ブラックマンデー」以来の大きさだったとのこと。

メジャーSQの解消売りも含まれているとのことだが、それにしても大きい。

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【日本経済新聞より】

世界的な一方方向相場で、企業のビジネスモデルや財務体質、割安、割高関係なく売られる状況は、世界の株式市場はパニックの中にあると言えるのでしょう。

大量の資金で、株価のトレンドだけを手掛かりに株を売買するヘッジファンド。値下がりすれば株式の持ち高を減らさなければならないルール。オプションなどを使った複雑なデリバティヴ・ポジションのアゲンストの売り。

マクロの影響は受けても、そこに各企業のファンダメンタルズはまったく反映されていない、と言えるかもしれない。

こうなるとアクティビストと呼ばれるような「モノ言う投資家」や、バリューハンターと呼ばれる「バリュー投資家」が、下がった銘柄の中から魅力的なものを捜し出して買うことになる。

そして各企業のファンダメンタルズが反映されるようになれば、世界の全ての株が同じ方向に動くことはなくなる。

もともと、株を買うとはある企業に出資すること。

その企業の商売が魅力的で、利益を生み出す強い体質を持っていると判断すれば、この世界的な株式市場のパニックは、モノ言わない個人投資家でも、覚醒すべき時ではないかと考える次第です。

 

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