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「酒屋の株話」センチメント急変

 

 

地震の発生と同じように、マーケットの変動率もかたまって大きくなることはよく知られた話。

大きな振動の後には、余震も含めて大きく変動する可能性が高いのです。

では今後、上に変動するのか、下に変動するのか、それとも両サイドへなのか。

バリューを気にして、お得感のある銘柄のみを追いかける個人投資家としてはあまり関係のないことですが、この状況を推察してみようと思います。

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世界的な株のクラッシュにより日経平均は16900円の安値を付け、その後に短期間で約1500円の急上昇。

お得感のある銘柄が買われ、割高感のある銘柄は逆に売らる傾向にあるようです。

マクロ経済からの株式市場への影響は分かりませんが、「なんとかショック」みたいなことが起きない限り、この傾向は継続するとみるべきでしょう。

日本の株式市場の価格が平準化に向かっていると言えるかも知れません。また、ボルドーワイン市場でも同じような傾向にあるから不思議です。

「価格はこの先堅調に推移するが、かといって大きく値を飛ばすような状況にない」といったコンセンサスが反映されているのだと推測されます。

この先しばらく、ほんとうに強気になれる銘柄は、お得感のある割安銘柄ということなのでしょう。

従ってこの先、日経平均株価への影響力が強い値がさ株が調整すれば、日経平均ベースでは値下がりすることも考えられますが、割安株は拾われるとみるべきでしょう。

また、ここへ来て気になるのが魅力的な水準の銘柄にもかかわらず、信用倍率が異様に低い銘柄(信用の売り残が多い)。

市場のセンチメントは短期間に変化したとみられ、特に売る理由がなくなれば、買戻しが相場を押し上げることにもなるのだと考えます。

現在の株式市場とは金融緩和のためなのか、プロが運用する資金が大きく、それらが市場を動かしているように見えます。そんな、プロが運用する大量の資金はどう動くのか。

おそらく警戒感を持ちながらも、市場のコンセンサスと同じような動きとなるのでしょう。

日経平均はこの先、上下に激しく変動するのかも知れないが、徐々にその変動幅を縮小しながらも、堅調に推移するとみるべきでしょう。

 

 

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「ボジョレ2015年」収量は少ないが良い年

 

 

ワイン専門の情報サイト「デキャンター.com」の伝えるところでは、ボジョレではワインメーカーとネゴシアンとの間で、2015年ヴィンテージのバルクワイン取引の最低価格を巡ってもめているらしい。

非公式な合意価格としては、ボジョレ・ヴィラージュ2015、ボジョレ・プリムール2015ともに100リットル€200が最低の取引価格。1本換算では€1.5。

オーガニック・ワインに関しての最低取引は100リットルで€300。

2015年ヴィンテージは近年になく非常に良いワインであり、なおかつ干ばつにより収量は少ないとのこと。それにボジョレ・ヴィラージュとボジョレが同じ価格なのはおかしいと、ワインメーカー側は抗議しているようだ。

また、ボジョレ地区では、高い価格で取引されるオーガニック・ワインがますます注目される傾向にあるようだ。

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世界最大のボジョレ・ヌーヴォー輸入国として嬉しいのことは、2015年がかなり期待できそうなことでしょう。

また、今年は何年か前のように、大手量販店や大手スーパーあたりでボジョレ・ヌーヴォーが1本480円みたいな、大幅に安い商品はなさそうです。

それでも、例年よりもお得感をもって2015年ボジョレが楽しんでいただけそうです。

おそらく2009年ヴィンテージ以降では、2015年ヴィンテージは最も期待できるワインとなるでしょう。

ボジョレ・ヌーヴォーのご予約はまだまだ承っております。

一部完売の商品も出て来ております。ご希望の方はお早目のご予約をお願い致します。

 

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「タケダワイナリー」2015年は当たり年だ!

 

 

山形のタケダワイナリーさんから新酒の「蔵王スター特別限定醸造」と、TAKEDA WINERY通信が届きました。

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<TAKEDA WINERY 通信>

「今年は雪解けが遅かったわりに季節の進みが早く、畑仕事は忙しかった。

芽を出し花を咲かせる植物の生長は積算温度によるもの。春から暑い日が続いたので、生長のペースが例年より速い感じ。

現時点(8月末)まで雨が少ないおかげで、葡萄はいい感じに推移している。糖がのり酸はしっかり。デラウェア収穫はほぼ終了しているが、今年は良い年ですよ。」

「シャルドネもまずまず。秋雨がなければ良い果実が採れるでしょう。

ベリーAは今年特に良い、実のつきも質も。サン・スフル原料を任せている農家さんも『今年は一番の自信作だ』とおっしゃっていた。

あとは、カベルネがかってないぐらい良い出来。」

・・・・・つまり、2015年は今までにないほどの”当たり年”と言うことなのですね!素晴らしいです!!

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【蔵王スター特別限定醸造 フルーティー(白・甘口) と ソフトドライ(白・辛口)2015年収穫】山形県産デラウェア100%

<フルーティー>は完熟デラウエアを丸ごとほうばったような美味しさ。ほっぺの奥がキュっと刺激を受けるごくわずかな発泡。女子会の乾杯にピッタリ。

<ソフトドライ>はライトタイプの辛口。毎日の食事に合わせやすい優れたテーブルワイン。ごぼうかき揚げ、塩の焼き鳥、小松菜ひたしあたりに良く合います。

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【サン・スフル 白/ロゼ】

醗酵の途中で瓶詰した辛口スパークリングワイン・・・・・必ず吹きこぼれるという、ややマニアっぽいワインかも知れない。

しかし、クール・ジャパンの企画のひとつ、日本を代表する商品「ザ・ワインダー500」の、数少ないワイン部門で選ばれている実力派のワインでもある。

「2015年収穫は味噌味がイケるくらい太いワインになりそうだ」とワイナリーの岸平社長。

青じそで作った自家製ジェノベーゼとアラビアータ、2種のパスタ盛り合わせ。いんげんと南瓜は塩茹でに、トマトも山盛りの元気ごはん。

はじける泡で香りよく、青ジソにも負けてない。アラビアータにも SO GOOD。

骨太な2015年ヴィンテージの山形産ワインは如何でしょうか?

 

 

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「ムーラン・オー・モワーヌ VV2000」モノポールの秘蔵ワイン

 

 

今回ご紹介するワインは、ブルゴーニュでは珍しいモノポール(単独所有)もの。

それも鍛え抜かれた舌を持つ、オーヴェルジュ(宿泊施設付きのレストラン)のオーナーシェフでもある、前オーナー(1995年~2008年)の秘蔵コレクションです。

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【オーセイ・デュレス  クロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌ  キュベ・ヴィエイユ・ヴィーニュ  モノポール 2000】Alc13%

962年からクリュニー派の修道士たちによってワインが造られていたという歴史あるドメーヌ。オーセイ・デュレスの谷間に構える中世の面影を残す建物と、その内側に空いた500ある穴の鳩小屋は、宗教的遺産、建築遺産として登録されているとのこと。

ワイナリー名にもなっている「クロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌ」とは、その昔にシトー派修道僧によって発見された神秘的な区画。このクリュニー修道院が所有していた区画を、962年から6世紀にわたってシトー派の修道僧によりブドウ栽培が行なわれて来たのだそうだ。

この僧侶たちによって大切に守られて来た区画は、コート・ド・ボーヌの丘に挟まれた中心部に位置しています。

「2000年ヴィンテージ」は1995年~2008年までのオーナーであった、オーヴェルジュのオーナーシェフでもあるエミール・アニック氏が造ったワインの蔵出し古酒です。

絶妙な熟成香、穏やかでエレガントなチェリー系の果実味、まさに飲み頃を迎えている味わいのブルゴーニュと言えます。

飲み頃のモノポールもの蔵出しブルゴーニュ古酒は如何でしょうか?

 

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「D・ラ・カデット レ・ヴォー・ブトン2009」自然派ブルゴーニュのエレガントさ

 

 

いわゆる「うす旨系ブルゴーニュ・ワイン好き」の方におススメしたい自然派のワイン。

それも2009年ヴィンテージ!当たり年です。

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【ドメーヌ・ラ・カデット ブルゴーニュ ピノ・ノワール レ・ヴォー・ブトン 2009】750ml Alc11.5%

いわゆるうす旨系で非常にエレガントな味わいのブルゴーニュ・ワインですが、それでもこのヴィンテージは2009年。

世紀の当たり年らしく、うす旨エレガントでありながら、しっかりとした成分の凝縮感。そしてミネラル感のある奥行がスーっと身体に馴染むように伸びてくる風味がうつくしい。

自然派だからなのか一口飲めば、癒されるような、落ち着かせてくれるような、どこか懐かしいような気分にさせてくれるから不思議です。

 

この「D・ラ・カデット」立ち上げのときに協力したのが、今や自然派ワインを代表する造り手のフィリップ・パカレさんなのだそうだが、同じようなワイン造りにおける哲学を持っているワインと言えるのではなでしょうか。

近年の不作続きのブルゴーニュ・ワインで「2009年ヴィンテージのブルゴーニュ・ワイン」は、ますます稀少になって来たように思います。

そして、2009年ヴィンテージは確かに美味しいのです。

 

2009年ヴィンテージの自然派ブルゴーニュ・ワイン「ラ・カデット レ・ヴォー・ブトン」は如何でしょうか?

 

 

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