日経平均株価は今週、ついに24000円を超えてクローズした。なんでも27年ぶりの高値水準なのだそうだ。
<写真は日本経済新聞の記事>
それでも日本株市場からそれほどの過熱感は感じられない。
適度に売りものが入ることにより小刻みな調整を繰り返し、売りをこなしながら上昇している印象だ。
日本株取引のメジャープレイヤーである海外の機関投資家がメインの買い手らしい。
たとえ海外投資家の消去法による日本株の買いであったとしても、上昇トレンドの復活が明確となれば、他の大口投資家にとっても持たざるリスクが意識されるような状況になるのではないかと思う。
また、これまでの売りたたかれ方を考慮すれば、「押し目待ちに押し目なし」の展開になる銘柄も出て来そうだ。
この過熱感なき日本株の上昇はまだ始まったばかり。
多少のセットバックはあるのかも知れないが、保守的な業績予想に対する通期予想の上方修正でもあれば、意外にしつこい上昇トレンドになるのではないか。
特に短期投機筋に売りたたかれた魅力ある成長株は、破壊的とも言える上昇を見せる場面もありそうな気がする。
座して値上がりを待つべきではないか。
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