先日、当方を退職された方の送別会がありました。
その会で、主役である退職された方から「秘蔵のワインを飲みましょう」とのことで、「ル・プティ・ムートン1997」を振舞っていただきました。
まったくもって理想的とは言えない保管状況とのことであり、ヴィンテージもやや難しい年のワインではありますが、流石は偉大なシャトーの高級ワインでした。
20年以上経ってもまだまだ若々しい。まだまだ味わうにはもったいないような印象です。
また、流石は成分のしっかりと詰まった一等地のワイン。保管状況がイマイチでも、まったく健全なのです。
1997年の難しい年でもこの凝縮感ですからスゴイ。
いわゆる当たり年の高級ボルドーワインはかなりの長期熟成に耐えるワインであるため、90年代のワインなら難しい年の方がおいしく飲めるとはよく聞く話。
しかし、たとえ難しい年であっても20年ぐらいでは、まだまだ早いことが分かった次第です。
貴重な体験をさせていただきました。
ありがとうございました。
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