法事の後に「美味しいケーキでも食べながらお茶でも飲みましょう」という流れになり、その辺りで評判のパティスリー(今どきはケーキ屋さんとは呼ばないらしい)さんで、ちょっと高級なスイーツを購入させていただきました。
酒屋のオヤジが選んだスイーツ。
「ショコラ・ブルギニオン」という名前のスイーツ。ブルゴーニュ風なチョコレート・ケーキってことのようだが、そのブルゴーニュ風が気になって選びました。
食べてみると「オペラ」のような生チョコレート・ケーキの中に木苺が入っていた。
チョコレートの甘味、苦味、香ばしさに赤い果実のすっぱさが加わった印象の味わい。一緒にいただいた紅茶によく合いました。
それでも、飲んべーの一人としては、こんな上質なスイーツをアテに食後酒でも楽しめたらさらなる至福な時間を過ごせるのではないか、とも感じた次第。
チョコレートやチョコレートケーキをアテにして、コニャックやスコッチなど樽を効かせた蒸留酒を楽しむのはよく聞く話。さらに葉巻をくぐらせたりするわけですね。
それでも、これが甘酸っぱい木苺が入っている、この「ショコラ・ブルギニオン」なら、樽を効かせていないイタリアのブランデー「グラッパ」あたりの方が、より素直に合うように感じた次第。
「グラッパ」特有のやや爽やかさのある感じに共通点があるように感じます。
さらには、「グラッパ」なら、この甘酸っぱい木苺とねっとりとしたチョコレートの組み合わせに混ぜ込んでも違和感がないようにも思うのです。
甘酸っぱいデザートと「グラッパ」の組み合わせは如何でしょうか?
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