”スモール・イズ・ビューティフル”
今週は「そーせい」の株価急落が注目された。それでも、株式投資の最大の醍醐味とは、小型のグロース銘柄なのだと示してくれたように思う。
マクロもベンチマークも原油も関係ない。しかし、流動性が小さく、さらに投機的な短期売買で値動きが激しい。
それでも、そんな投機的な乱高下は、小型グロース株への長中期での投資を目的とした投資家にとっては、素晴らしい投資の機会を与えてくれているともいえる。
これからの時代に、成長できる仕組みを持っている企業で、その将来の可能性をまだ十分に価格に織り込んでいないとみられる価格水準にあるとすれば、それはかなり魅力的だ。
EPSがアッという間に株価を追い越していきそうな小型グロース株なのだから、妥当だとみられる水準で投資して、その後さらに値下がりしたとしても仕方がない。
また、そんなグロース株投資に流儀があるとすれば、バリューを気にし過ぎてはいけないということだろうと思う。それでも、もちろん慎重に事をすすめなければならないのだが。
バリュー投資がもっとも高いパフォーマンスを上げる可能性が高いことはよく知られた話ではある。
しかし、この勝ち組と負け組が極端に分かれる社会では、バリューばかり気にしていては、うまく機能しないのではないかとも思う。
膨大に膨らんだ、利益を求める世界のリスクマネーの中には、イケイケドンドンなスタイルも多いような気がする。
”スモール・イズ・ビューティフル”これからの時代の変化に対応できる可能性のある小型グロース株こそ美しい!
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