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陸の孤島になった酒屋さん

 

 

台風の今日、朝からけっこう電話がかかって来ます。

「・・・・おたくに行けないんだけど!!」って。

そうなんです。台風による大雨で、酒倶楽部ステップの周りの道路が冠水しまして、通行止めなんです。

だから、車ではステップに近づけないという、困り果てた状況なのであります。

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「どうしたらいい?」と聞かれても・・・・・・どうにもなりまへん(汗)。

「夕方にでもまた来てみて下さい」としか答えられません。

そんなことで、今日の午前中は一気に酒屋の力仕事をやっつけまして、ややバテ気味であります。

こんな日は、はやくうちに帰っていっぱいやりたいものです。

 

お疲れ様です。

 

 

 

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「カザル・ヴィエル2016ヌーヴォー」はピノ・ノワール!!

 

 

南フランスはラングドッグのサンシニャンにある、酒倶楽部ステップでもお馴染みの「カザル・ヴィエル」のヌーヴォーに関する情報です。

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【カザル・ヴィエル ヌーヴォー】

今年のカザル・ヴィエル ヌーヴォーは特別です。

2016年のカザル・ヴエルのヌーヴォーは、なんと史上初、高級品種であるピノ・ノワールを使用します。

白ワインの方はまだ最終決定されていませんだシャルドネ、ソーヴィニョンBを主体にムスカなどを使う予定。

2016年ヴィンテージはフランス中が天候不順に悩まされているとのことで、春の湿度(85-95%)を伴った天候不順で、病気が大量発生。

生育がゆっくりなため、南フランスでも例年より一週間から10日ほど生育が遅れている。

ブドウの熟成が遅れているため、ヌーヴォーに使う品種も今年は変えることになったのだとか。

そして、最も熟成の早い北フランスのブドウ品種である、高級品種として知られるピノ・ノワールを使うことを決断したのだそうだ。

ピノ・ノワールは南フランスでも生産量の少ない高級品種。画期的なことになりそうです。

そして、2016年のピノ・ノワールで造るヌーヴォーは史上初の出来事であり、特別なヴィンテージとなるようです。

昨年までのカザル・ヴィエルの赤ワイン ヌーヴォーは、シラーを主体にメルローをブレンドでした。

今年のヌーヴォーは、今まで誰も味わったことのない味わいということか。

 

 

 

 

 

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「酒屋の株話」投機筋は悲観がお好きなのか

 

 

なんで日本円ばっかり買われるのか。

ほぼ全ての通貨に対して日本円が買われている。

株価から経済状況を判断するならば、米国は見るからに堅調、反対に日本は伸び悩んでいる。

経済のより強い国の通貨が買われても良さそうなものだが、なぜか世界中の通貨で日本円ばかりが買われている。

「経済指標が・・・」みたいな一般論的な説明では、どうもシックリ来ない。

つまりは膨れ上がった投機マネーが、暴れまわっているということではないだろうか。

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海外のプロの投機筋が何かのアイデアを手掛かりに、短期での利益を求めて為替市場での投機を行っているようだ。

膨れ上がった投機マネーを背景に、力ずくで日本円を持ち上げているとすれば、この市場もまた「池の中の鯨」状態なのかも知れない。

しかし、日本国債や日本株市場の鯨と違うのは、鯨が日銀ではなく投機筋で、短期での利益を目的として近い将来に反対売買を行うことだ。

鯨が買えば上がり、売れば下がることになる。

プロの投機筋が、もし単に「夏枯れ相場の商いの薄い市場ならマニュピレートできる」などと考え、ただそれだけの理由で円買いをすすめたのなら、トレンドフォロー傾向のある高速取引などのによる影響で値動きの幅は大きくなるのかも知れないが、その戻りも早そうだ。

日本株にとってもアンダープレッシャーとなるのだが、この状況は投資の神様が例えるところの、悲観したMr.マーケットが現れたということではないか。

またしても日本株市場へ参加のタイミングが訪れているのだと思う。

膨れ上がった投機マネーが悲観や破滅の方向に賭けるなら、その中にある本質的に楽観できるものは、さらに魅力を増すことになるのだと思う。

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「純米生AFS」貴腐ワインか!?

 

 

酒問屋の営業さんから、「集英社のグランドジャンプ『いっぽん!!しあわせの日本酒』で紹介されたおもしろい酒があるんですよ!」と紹介していただいた、他にはない味わいの日本酒をご紹介します。

 

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【木戸泉 純米生酒 AFS(アフス)】500ml @1050円+税 要冷蔵

高温山廃一段仕込み。仕込みに使用する米、米こうじ、仕込水全量を55度という高温で仕込み、そこに純粋培養した乳酸菌、酵母を添加する木戸泉酒造独自の仕込み方法。

黄金色の色合い、しっかりとした甘味、しっかりとした酸味、日本酒としてのストラクチャーがしっかりとしている味わいながら、スッキリとしたキレのある味わい。

酸味、甘味、旨味があいまって柑橘系を思わせる風味です。

よく冷やしてワイングラスで香りとともに楽しむのもよし。また、ロックや炭酸割りでも美味しく頂けます。

そのしっかりとした味わいは、フレンチやイタリアン、中華料理にもよく合います。

個人的にはリッチなナチュラルチーズと相性が良いのではないかと思う次第。

また、木戸泉の「高温山廃一段仕込みAFS」といえば熟成酒が素晴らしい。自分なりに熟成させても面白いでしょう。ただし生酒であるため、低温での熟成をおススメ致します。

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孤高の味わい。貴腐ワインのようなリッチな味わいの「純米AFS」は如何でしょうか?

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「タウラージ・リゼルヴァ2000」飲みごろ南イタリアの最高峰ワイン

 

 

南イタリアを代表する銘醸地の、飲みごろヴィンテージワインのご紹介です。

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【カンポチェラーソ・タウラージ・リゼルヴァ2000】

タウラージは南イタリア初のDOCG(最高の原産地認定)ワインで、カンパーニャのみならず南イタリアを代表するワインのひとつ。

しっかりとした果実味が魅力の、アリアーニコ種から造られるワインは、長期熟成のポテンシャルがります。

カンパーニャ内陸の標高の高い地域で、昼夜および夏冬の気温差が大きく、ゆっくりとブドウが熟成するため、複雑実があって深みのある、気品に満ちた味わいです。

収穫から16年が経過し、香り高く、味わいに密度があり、タンニンがこなれてやわらかくシルキーでベルベッティーになった味わいは、まさにこれからが飲み頃のワインといえます。

ぜひ、南イタリアワインファンの方に味わっていただきたい一本です。

2000年のタウラージ・リゼルヴァは如何でしょうか?

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