記事一覧

「酒屋の株話」カラ売り屋の増殖か

 

 

「閑散に売りなし」とか「国策には逆らうな」の格言が当てはまりそうな日本株市場。

それでも、個別株に目を転じれば違った状況も見えて来る。

過激に空売りされている銘柄が散見されるのだ。

たとえば「PCデポ」や「ファーストリテイリング」。空売り残が膨らんでいる。

日本株市場への投資意欲は弱いようだが、逆に下げに賭ける投機意欲は強いのかも知れない。

その一方で、空売りファンドの「シトロン・リサーチ」から、見事にボロクソなレポートを出された「サイバーダイン」は、なぜか空売りが盛り上がっている様子はなく、逆に信用買い残が増加している。

「サイバーダインって、そーいう感じだったの!?さすがに売りかな!!」みたいな内容だっただけに、まったく持って不思議だ。

DSC_0082

 

 

 

 

 

 

<シトロンのレポート>

それでも、こんな混沌とした、まったくもって理解しにくい状況こそが株式市場なのだろう。バラバラな思惑が集まって市場心理が形成されるということか。

個別株の世界では、投機の過熱によりバブル(オーバーシュート)も逆バブル(アンダーシュート)も、それぞれの状況の異なる銘柄で、同時に起こる可能性のある状況なのだ。

理想的にはバブル銘柄を売り、逆バブルを買えばよいのだが、それでは理想論すぎる。

それでも感じるのは、個別銘柄の業績やビジネスモデルも大切だが、その銘柄が短期の投機筋からどのような影響を受けているのかといった状況分析がより重要になってきたのではないかと。

そしてその昔に、空売り残の膨らんだ銘柄ばかりを狙ってスクイズを仕掛ける、有名仕手筋がいたことを思い出す。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「井筒無添加生にごりワイン2016」ご予約承り中

 

 

今年の国産新酒ワインは期待できそうです。

DSC_0081

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【井筒生にごりワイン(赤)】AL12~13% 720ml やや甘口、長野県塩尻・松本産コンコードぶどう

【井筒生にごりワイン(白)】AL12~13% 720ml やや甘口、長野県塩尻・松本産ナイヤガラぶどう

出荷開始は赤白ともに2016年11月中旬以降

注文の締切日は2016年9月10日(土)

本製品は、ぶどうが酒へと変貌を遂げる発酵の過程を終えた直後の状態を、そのまま瓶に詰めたワインです。

本来はワイナリーの蔵人しか味わうことができないものですが、お客様からのご要望にお応えし、毎年、事前にご予約いただいた注文数のみ限定生産いたしております。

酸化防腐剤など合成添加物も一切加えておらず、また収穫から間もないぶどうの果実味と酵母の働きの余韻が残る爽やかで自然な味わいを、ぜひ今年もお楽しみください。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

日本酒業界に黒船か!ワイン・アドヴォケートが評価へ

 

 

ワインライターさんのブログ「ザ・グレイ・レポート」によれば、あのワイン業界のグルとも呼ばれる、ワイン業界で最も影響力を持つと言われているロバート・パーカー氏創刊の「ザ・ワイン・アドヴォケート」が日本酒の評価を始めるようです。

DSC_0051

 

 

 

 

 

 

評価するのは、松崎春雄氏とマーティン・ハオ氏の二人。初回は78の日本酒の評価を掲載するのだそうです。

MHポイントとか呼ばれるんでしょうか。

パーカーポイントとしてワイン業界ではお馴染みの点数評価の素晴らしいところは、価格に関係なく評価されること。

評価によっては世界的なシンデレラ銘柄が誕生する可能性もあるわけですね。

「ザ・グレイ・レポート」では、1980年代にロバート・パーカー氏がカリフォルニアワインを評価し始めて、カリフォルニアワインに好影響を与えたのと同じように、日本酒業界にとっても素晴らしいことだとしています。

また、海外の人にとっても日本酒の選択基準が多くなるということでしょうか。

これはもう日本酒業界にとっての黒船と言えるかも知れませんね。

 

・・・・・・ちなみに、酒屋のオヤジは何年も前に松崎先生のお気に入りの日本酒を聞いたことがあります。役に立つと良いのですが(笑)。

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「ジョニーウォーカー・ブルーラベル」国産がないなら・・・

 

 

今年の夏は「ジョニーウォーカー・ブルーラベル」が売れてます。

DSC_0080

 

 

 

 

 

 

【ジョニーウォーカー・ブルーラベル】

国産ウイスキーが購入できなくなるとは、想像もしてませんでした。

なにが起きているのか酒屋でも詳しいことは分かりませんが、少なくともあと数年は国産ウイスキーが幻となりそうな気配です。

そこで国産ウイスキーの次に選択されるウイスキーが、ウイスキーマニアでなくとも十分に知っている、知名度の高い世界的なブランド・ウイスキーのようです。

特にこの「ジョニーウォーカー・ブルーラベル」。

お値段が一万円とちょっとですから、贈りものとしての価格もちょうどいいわけですね。

もちろん味わって美味しいのは周知のとおり。

国産の美味しいウイスキーを贈りたい。しかし国産ウイスキーが手に入らない。

そんな状況の今、飲みやすくて、なおかつ知名度のあるスコッチ・ウイスキーは如何でしょうか?

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

2016年ヴィンテージ

 

 

日本でもフランスでも、2016年産ブドウの収穫の時期が近づいております。

収穫が終わり、ワインが出来上がってみないことには、プロでもその年のワインの良し悪しは正確には分かりません。過去の天候パターンと比較しての予想するしかないようです。

伝え聞いた2016年産ブドウの状況です。

DSC_0086

 

 

 

 

 

 

今年の山梨県は豊作。お天気に恵まれたようで、食用ブドウの価格は例年よりも10%ほど安いのだとか。

春先の天候不順から県内全域に病気の被害があり、深刻な状況に追い込まれた畑もあったようですが、その後の天候の回復により、大変に素晴らしい凝縮感をしっかりと感じられるヴィンテージになりそうなのだとか。

2016年の山梨県産ワインはかなり期待できそうです。

 

ボジョレー地区を含むフランスの2016年は、天候不順の春となりました。しかし夏には天候が回復して、その品質を回復しているようです。

しかし、春の長雨による病気、雹や霜による被害で、収穫量の減産が予想されます。ボルドー地域では約10%の減産が予想されています。

また、フランス中で収穫が遅くなりそうなのだとか。

南フランスでも6月、7月前半までは涼しい天候が続いたが、7月後半から南仏らしい暑い気温になりました。そして例年の問題である水不足が深刻な問題となっているようです。

その一方で、南フランスのある地域では、真夏に雹が50cmほど降り積もる地域もあったとのこと。同じ地域でも事情は異なるようです。

ボルドーの生産者の中には、湿気が多く涼しい春とドライな夏は、2012年ヴィンテージと似ているとの声もあるようです。

また、ボジョレーの生産者は2016年を熟度と酸のバランスの良い、エレガントなワインになると予想しています。

2016年のボジョレーヌーヴォーを含む新酒販売のご予約受付は、もうじきスタートさせていただきます。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

ページ
トップ