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「酒屋の株話」巨鯨の政府軍vs反政府軍

 

 

東京証券取引所が発表した9月30日時点の裁定取引に伴う現物株の、売り残高(期近、期先合計)は過去最高を更新。

売り残高は9月9日に18年ぶりに買い残高を逆転して、その後4週連続で売り越し残が買い越し残を上回っている。

また、個別銘柄では信用買い残を信用売り残で割った、「信用倍率」が1倍を割れている銘柄が多い。

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<日本経済新聞の記事>

つまり投機筋は先物売りを増やしていて、個別銘柄でも信用の売りを増やしているということだろう。

池の中の巨鯨である政府軍(日銀、年金)の買い方を相手に、まるで売り方は反旗をひるがえす反政府軍のような様相ではないか。

円高による業績予想の下方修正で上値が重くなる可能性はある。消費の現場が冷え込んでいるのは、酒屋としてもよく分かる。また、日銀や政府の金融政策には無理があるのかも知れない。

それでも、政府軍を打ち負かすには、明らかに兵力が足りない。海外の大部隊による援軍はいない。

あしもとでは原油価格が強含み、為替も円安傾向に動いている。

短期投機筋とみられる反政府軍の形勢は、あまり理想的とはいえないようだ。

この日経平均株価の値動きのレンジが破られるとしたら、上方向が有力ということだろう。

投機筋の先物売りや個別株の信用売りが上値を抑えているとしたら、時間とともにそんな影響力は弱まって行くことになる。

いつの時代でも生き延びるためには、大きな勢力につくことも必要なのかも知れない。

 

 

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「高級ワイン市況」英ポンド下落で上昇トレンド継続か

 

 

中華系が主導した2011年6月のボルドーワイン・バブルのピークから5年以上経過。

2014年7月に底打ちしたとみられるボルドーワインをメインとする高級ワイン市場は、はたしてボルドーワイン・バブル崩壊の負の影響を払拭し、健全と呼べるような市場環境に戻ったのか?

昨今の世界の金融市場の混乱は、ワインの収集や投資に影響を与えるのか?

高級ワインの業者間取引サイトであるLiv-exでは、いったい何が起きているのか?

そして、ワイン価格はこの先値上がりするのか?

・・・・・・・・等々、そんな高級ワイン取引の状況を、酒屋のオヤジなりに推察します。

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【ワイン・インデックス2011年9月から2016年9月末までの推移】

高級ワインの業者間取引サイトである Liv-ex の指数「Liv-ex Fine Wine 100」は、前月末から1.59%の上昇。

10ヶ月連続での値上がりとなり、年初からは18%値上がりしている。

9月に最も値上がりしたのがグラーヴのスミス・オー・ラフィット2009(WA100)、14.3%の値上がりで1ケース(12本×750ml)が£1,879で最高値を更新した。次がオー・バイイ2009(WA100)で13.2%上昇の1ケースは£1,692。

お得感あるパーカースコア100点の最高評価ワインが買われた。また高額なペトリウス2010も6.6%上昇し1ケース£26,000となった。

一方、もっとも値下がりしたのはペトリウス2009、3.3%値下がりして1ケースは£25,700。

中国産の高級ワインが初めてliv-exで取引されたことが話題となった。LVMHグループのアオ・ユン2013(ボルドータイプの赤)で1ケース(6本入り)が£1,410~£1,600で取引された。

また、オーパス・ワン2013が1ケース(12入り)£2,200でリリースされた。2013年ヴィンテージはカリフォルニアワインにとって37年ぶりの当たり年とされているようで、引き合いは強い様子。

スーパータスカンのマセット2013、チリのアルマヴィーヴァ2014などもリリースされ注目を集めた。

ボルドーの主要銘柄を筆頭に、ほぼ全てのLiv-exワイン銘柄が上昇トレンドにある。この最も大きな要因は、Liv-exが英ポンド建ての取引であり、その英ポンドが下落していることにある。

英ポンドは6月下旬の国民投票後につけた安値を対ドルで下回り、1985年以来31年ぶりの安値を更新した。今後、市場はさらなる値下がりを予想している様子。

「英ポンドへの売り圧力=英ポンド建てワインへの買い圧力」となる。

海外での売り上げが大きい英国株と同じく、英ポンド安がさらに進めば、英ポンド建てワインもまた、さらに値上がりすることになるとみられる。

 

 

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ホッピー・アートランド2016-10

 

 

いや~今年は台風が多かったですね!

さっき、ご来店されたお客様が、「知ってる?台風が今年多いのはスマップのせいらしいよ!」って。

「えっ?スマップって、あの解散とかする国民的人気グループですか?」

「そうそう、そのスマップ」

「そうなんですかぁ・・・・・・???」

「だって、スマップが解散したら、嵐がくるでしょ!」・・・・だって(笑)。

・・・・・失礼しました(汗)。

 

さて、ホッピーさんの新たなプロジェクト「ホッピー・アートランド」です。

世界で活躍するアーティストが、ホッピーを題材に制作したアートカレンダーをいただきました。

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【10月のアーティストはセバスチャン・オヌフザク(ドイツ在住)】

セバスチャン・オヌフザクはドイツ、アウクスブルクを拠点に活躍するイラストレーター、グラフィックデザイナー。プリント作品はシュールレアリズム的なインスピレーションにあふれたものが多く、立体的かつ流動的な表現手法は観る者に強いインパクトを与え、その幻想的な作風は「21世紀のルネ・マグリット」のよう。

また、インタラクティブなモーションメディア(テキスト、音、画像、映像)作品も得意で、デジタルを駆使した鮮やかで躍動感のある実験的なライブ映像作品も多く手掛けており、パリ、バルセロナ、ブリュッセルやニューヨークで行われた祭典でも高い評価を得ている。

 

<今月のアート・コンセプト>

ホッピーという東京で生まれたブランドが、今様々な方向から愛され、語られ続けている様子を表現。そしてホッピーを飲んで楽しく会話が進む様子をポッピーの泡で表現したという。

 

「東京行ったら酒場でホッピー飲るべ!」って感じでしょうかね。僕には酒場でホッピー飲みながらわいわいやってるようにも見えるんです。

 

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「酒々井の夜明け」一日限定、その日に搾った初物

 

 

明け方に搾った今年初物のお酒を、その日のうちにお届けする、一日限定製造の純米大吟醸生酒のご案内です。

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【酒々井の夜明け 純米大吟醸 生酒】720ml

蔵元直送でご自宅に、その日に搾ったお酒が届きます。

金額 2本:4000円 6本:10000円

酒屋店頭にて「ご依頼主」「送り先」をご記入いただき、お支払いいただきます。

<完全予約制>

申し込み締め切り:2016年11月3日(木)

出荷予定日:2016年11月12日(土)

*関東地区のみ当日お届け

 

初搾りの日、0時を回るのとともに搾りはじめ、夜明け時に出荷を行います。

初しぼりで自然の恵みや作物の収穫を祝い、搾りたての瑞々しさと、一日限りの贅沢を共有する。そんな人々の心の響き合う時を演出するお酒です。

今年の日本酒造りの幕開けを告げる一本を、ぜひお楽しみください。

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「ボジョレー2016」ルー・デュモンは2005スタイル

 

 

ボジョレーヌーヴォー2016の最新情報です。

フランスでワインの生産を行っている、仲田さんからの最新レポートがワインの輸入業者さんから届きました。

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メゾン・ルー・デュモン 仲田晃司さんからの最新レポート

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8月に続いて9月の天候もとても良好に推移しました。水不足が心配されるほどでしたが、中旬に適度な雨も降り、ぶどうはすくすくと育ちました。

種まで茶色になる完熟を迎え、本日29日晴天の中、収穫を行いました。病害もなく、すべての契約畑のぶどうが潜在アルコール度数12度を超え、かつ酸も十分に確保された素晴らしいぶどうを収穫することができました。

前回9月7日のレポートにも書きましたように、今年は2005年によく似ていると思います。

先日の雨と、ここ数日気温が下がったことで、2005年に唯一欠けていたフルーティーな香りについても今年は期待が出来ます。その意味では2005年と同等以上に果実感たっぷりの、濃厚なワインになるのではないかと思います。

また、果汁の段階でかなり複雑な味をみせており、様々なお料理に合わせていただきやすいスタイルになるのではないかと思います。

ご注文をくださいましたすべてのお客様に、心よりお礼申し上げます。

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当たり年である2005年に似ていて、それ以上になるかも知れないとはスゴイです!

ご興味のある方は、早めのご予約をお願い致します。

 


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