すっかり涼しくなった今日この頃、サッパリ味の白ワインよりも、やや重厚感のある白ワインの方が美味しく感じる季節となりました。
そんな、やや重厚感あるシチリアの土着品種から造られる、樽香を利かせた白ワインを2種類ご紹介いたします。
【カンティーネ・パオリーニ 72フィラーラ・インツオーリアIGT と 72フィラーラ・カタラットIGT】シチリア白ワイン
「インツォーリア」はフルーティで軽やかな味わいのブドウ品種ですが、そこに樽熟成の複雑味が加わることにより、まるで黄色味が濃くてよく熟した桃を発酵させたような印象の味わい。
ややマニアックなワインの印象はありますが、美味しいワインです。
「カタラット」はより複雑があり、高貴でドライな印象のある味わい。オレンジやバニラ、アーモンドなどを感じるドライなテイストです。それはまるでアモンティリャードでも飲んでいるかのよう。
まるでシャリー酒のように食前酒として、食べ物なしにでも、飽きずに楽しんでいただけるワインだと思います。
個人的には、このドライで熟成感ある「カタラット」が大好きです。
両方のワインともにシチリアワインの多様性を感じるワインです。また、これらのシチリアの土着品種から造られる、樽を効かせたワインは、まず他にはない味わいだと思います。
樽風味の利いた白ワインを好まれる方に、ぜひおススメしたいワインです。
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
カテゴリー:ワイン