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「72 カタラット&インツォ―リア」樽の効いたシチリア土着品種の白ワイン

 

 

すっかり涼しくなった今日この頃、サッパリ味の白ワインよりも、やや重厚感のある白ワインの方が美味しく感じる季節となりました。

そんな、やや重厚感あるシチリアの土着品種から造られる、樽香を利かせた白ワインを2種類ご紹介いたします。

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【カンティーネ・パオリーニ 72フィラーラ・インツオーリアIGT と 72フィラーラ・カタラットIGT】シチリア白ワイン

「インツォーリア」はフルーティで軽やかな味わいのブドウ品種ですが、そこに樽熟成の複雑味が加わることにより、まるで黄色味が濃くてよく熟した桃を発酵させたような印象の味わい。

ややマニアックなワインの印象はありますが、美味しいワインです。

「カタラット」はより複雑があり、高貴でドライな印象のある味わい。オレンジやバニラ、アーモンドなどを感じるドライなテイストです。それはまるでアモンティリャードでも飲んでいるかのよう。

まるでシャリー酒のように食前酒として、食べ物なしにでも、飽きずに楽しんでいただけるワインだと思います。

個人的には、このドライで熟成感ある「カタラット」が大好きです。

 

両方のワインともにシチリアワインの多様性を感じるワインです。また、これらのシチリアの土着品種から造られる、樽を効かせたワインは、まず他にはない味わいだと思います。

樽風味の利いた白ワインを好まれる方に、ぜひおススメしたいワインです。

 

 

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「酒屋の株話」業績よりもトランプリスク

 

 

日経平均株価は今週、再び17000円を割り込んだ。

米大統領選を目前に控えてのトランプ氏に対する支持率急上昇で、市場は円高、株安に動いた。いわゆるトランプリスクの台頭だ。

グロース派として、その業績を注視していた者にとっては、まったくもってがっかりな状況でもある。

悲観の中で生まれたブルトレンドは、引き続き悲観の中に引き戻された印象だ。

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<写真は日本経済新聞>

随分と前のことだが、クリントン氏が豚バラ肉だかの先物取引で、千ドルを10万ドルにしたと、そのスゴ過ぎる取引を疑問視する報道があった。

今回の私用メール問題をFBIが再捜査するというのも、「何かあるような気がする」と日本人でも思うのだから、アメリカ人ならなおさら勘ぐる人がいて当然ではないかと思う。

そして、もしその捜査でホントに何か出てくれば、ブレグジットと同じようにトランプリスクは現実になるということなのか。

どちらが当選しても金融市場は、投機的売買、大手投資家のリスクパリティ、オプションのアゲンスト・・・・などなどで、一時的に大きく動く可能性はある。

しかし、そんな状況は6月の予想外の英国国民投票で、市場はもうすでに学習しているような気もする。

クリントン氏なら上昇、トランプ氏なら下落とのシナリオで、下落リスクを警戒した動きが活発なようだが、それでも選挙の結果は予想できない。

業績に直接関係のない外部要因による値下がりなら”買い場”となるのかも知れないが、選挙結果が予想できない以上は、見守るしか方法はなさそうだ。

 

 

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「高級ワイン市況」英国金融相場

 

 

中華系が主導した2011年6月のボルドーワイン・バブルのピークから5年以上経過。

2014年7月に底打ちしたとみられるボルドーワインをメインとする高級ワイン市場は、はたしてボルドーワイン・バブル崩壊の負の影響を払拭し、健全と呼べるような市場環境に戻ったのか?

昨今の世界の金融市場の混乱は、ワインの収集や投資に影響を与えるのか?

高級ワインの業者間取引サイトであるLiv-exでは、いったい何が起きているのか?

そして、ワイン価格はこの先値上がりするのか?

・・・・・・・・等々、そんな高級ワイン取引の状況を、酒屋のオヤジなりに推察します。

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【ワイン・インデックス2011年10月から2016年10月末までの推移】

高級ワインの業者間取引サイトである Liv-ex の指数「Liv-ex Fine Wine 100」は、前月末から3.6%の上昇。

今年最大の上昇幅で、11ヶ月連続での値上がりとなった。年初からの値上がり幅は22.3%。

フランスとイタリアのワインの値上がりが大きく、10月に最も値上がりしたのは、ブルゴーニュのハイ・スコアワイン「コント・ジュルジュ・ド・ヴォギュエ シャンボール・ミュジニィVV2012」(WA98)、15.5%の上昇で1ケース£5,619。

次に値上がりした銘柄もブルゴーニュの「DRC ラ・ターシュ2011」(WA95)、15.4%の上昇で1ケース£20,249。

また、ローヌの「ボーカステル、シャトーヌフ・デュ・パプ2012」(WA96)、スーパータスカンの「マセット2010」、「オルネライア2010」も10%以上の値上がりとなった。

一方、先月までの値上がり幅が大きかった「ヴュー・シャトー・セルタン2009」(WA99)や「オー・バイイ2009」(WA100)がやや値を下げた。

このワイン価格の上昇の背景にあるのは、もちろん急激な英ポンド安の進行。

Liv-exが英ポンド建てによる取引であるため、英ポンドの下落は英国にとって、そのほとんどが輸入品であるワイン価格の上昇となる。

しかしながら、英中央銀行はこの英ポンドの下落による国内物価の上昇に対する許容には限度がある、とも言及しており、金融政策によっては英ポンド相場が下げ止まり、英ポンド建てのワイン価格上昇にも歯止めがかかる可能性もある。

英ポンド以外の主要通貨に対してのワイン価格は、逆に値下がりしている場合もあり、ワインが英ポンド建てでさらに上昇することがあっても、英国内だけの金融相場といえるようだ。

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シリアルNo.入り限定酒「壱百壱號」と「壱百弐號」

 

 

雪椿酒造さんのシリアルナンバー入り限定酒が今年も入荷致しました。

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右:【越乃雪椿 純米大吟醸無濾過原酒 壱百壱號】1800ml 数量限定410本 @5000円+税

山田錦特等米91%、越淡麗9% 精米歩合35% 日本酒度-4 ALC17%

左:【越乃雪椿 純米大吟醸無濾過原酒 壱百弐號】1800ml 数量限定370本 @5000円+税

越淡麗100% 精米歩合35% 日本酒度13.5 ALC17%

<壱百壱號>

平成27年酒造年度全国新酒鑑評会に出品した、杜氏「飯塚泰一」渾身の純米大吟醸です。

精米歩合35%まで磨き上げた最高級の酒造好適米「山田錦特等米」を91%、新潟で生まれた酒造好適米「越淡麗」を9%の比率で使用し、手間暇をかけて丁寧に醸した、数量限定の純米大吟醸を無濾過原酒にて蔵出ししました。

春夏季の低温熟成を経ることで得た、穏やかな香り・口に含んだ時に広がる調和された含み香・繊細でまろやかな味わいに仕上がりました。

<壱百弐號>

新潟県酒造組合・新潟酒造技術研究会主催の「越後流酒造技術選手権大会」にて、第1位入賞を果たした杜氏渾身の純米大吟醸を、一切手を加えない無濾過原酒にて数量限定で蔵出ししました。

フルーティーで華やかな香りと、洗練された後キレの良さを誇る、雪椿酒造の知識・技術の粋を結集させた芸術品です。

 

特別な日のお酒、贈りもに如何でしょうか?

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12月4日(日)ワイン会のご案内

 

 

酒倶楽部ステップ ワイン会のお知らせです。

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<年末年始におすすめの とっておきワインを愉しむ会>

日時:2016年12月4日(日)13:00~15:00

場所:酒倶楽部ステップ2階

参加費:お一人様 5,000円(税込)

お申込み締め切り 11月27日(日)

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「ワインのご説明は私が行ないます」

 

いつものように、ワインと一緒にチーズ各種や手づくりの料理、パンを愉しみます。

ワインを販売させていただいている酒屋が、酒屋の2階で主催するワイン会ですから、ハッキリ言って思いっきりお得なワイン会なんです。

また、ワインの解説はキッチリとさせていただきますが、気軽で楽しい飲み会ともいえるかも知れません。

毎回、年齢はバラバラ、お一人で参加される方も増えております。

年末に向けて、お気に入りのワインを見つけてみてはいかがでしょうか。

 

2015年7月ワイン会(スペイン) 修正

 

 

 

 

 

 

 

メール、電話にてお申込みをお待ちいたしております。

 

 

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