先週末に
甲州市塩山の奥野田ワイナリーで
畑作業してきました!
今回は 結果母枝の誘引作業です。
簡単に言うと
葡萄の樹から ワインを造るための実を
効率よく、均一に 収穫するために
樹形を 整える作業のことです。
2月の作業では、
今年 実をつけさせるための枝(結果母枝)を 2本選び、剪定しました。
今回は
その枝を 地上から 75㎝のところに這わせているワイヤーに
巻き付る つまり 誘引します。
↑
2月に選定した私のカベルネ・ソーヴィニョン。
2本の枝を 左右に どうやって誘引しましょうか。
簡単そうですが
葡萄の樹は 冬の間、休眠状態で 地中から水を吸い上げないため、
葡萄の枝も 枯れ木のように カラカラで カチカチ。
暖かくなった春のお彼岸のころ
そろそろ 地中から 水を吸い上げ始めて
枝もしなやかさを 取り戻し始めた感じなのですが・・・・。
これを 折り曲げるというのは・・・・。
もしかして ポキッと いかないかなあ・・・と。
畑作業 2年生の私でも ビクビクです。
かなり力いれています。
誘引後は
こんな感じです。
上から見るとこんな感じ。↓
葡萄の枝が上に伸びるように
枝に左右についた芽が
すべて 上を向くように
ねじりながら
ワイヤーに巻き付けます。
特に カベルネ・ソーヴィニョンの芽は
上を向いていないと 伸びないのだとか・・・。
誘引作業で 曲げれた枝は
こんなに 折られているんです。
でも
折られることによって
枝の先端にばかり 運ばれる栄養分が
折られた所にも 留まるため
その 両端の芽にも 十分な栄養が行き渡り、
先端のだけでなく 葡萄の実は均一に育つのだとか。
人間が考え出した 植物をだます技術なんですって。
作業後は マダム特製のミネストローネも 提供されたランチタイム。
一緒に ティスティングしたのは
奥野田フリザンテ 2014
旨味が のってきてて 美味しかった~。
もうすぐ 2014年ヴィンテージは 完売で、
2015年に切り替わるのだとか・・・。
2015年は まだまだ フレッシュな感じらしいです。
今飲むなら 2014年なのかな。
ステップにも
奥野田フリザンテ 2014年 が まだ 数本在庫あります。
ご興味ある方は是非、お試しくださいね。
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
カテゴリー:ワイン