熟成にこだわった野性味あふれる黒糖焼酎。
沖永良部島の黒糖焼酎 「昇龍(しょうりゅう)」 30度 一升 2,930円 5合 1,600円
沖永良部島の原田酒造さんのこだわりは、原料である黒糖をふんだんに使って、たっぷりとして豊かな風味を出すことと、蒸留した原酒をしっかりと熟成させること。この昇龍は最低でも5年間じっくりと樫樽と通常タンクで、それぞれ貯蔵熟成。そして、それらの焼酎を絶妙にブレンドさせてあるのです。
樫樽熟成をブレンドしてありますが色は無色で、樫樽の風味もほとんど全く感じません。逆に黒糖の凝縮した野性味溢れる香ばしい風味が豊かに感じられるのです。口に含むとビターな濃い甘味を感じるのですが、キレ味が良く爽やかな余韻が後味に残るのが印象的です。原田酒造さんの酒は、黒糖焼酎の蔵の中でも「香りの深さ」「余韻の優雅さ」において右に出るものなし!といわれている程なのです。
このズッシリと重みのある味わいの黒糖焼酎。他の黒糖焼酎より少しだけ価格が高いのですが、クオリティーを考えるとお金を出す価値が十分にある、間違いなくアンダーバリューなお得感のある黒糖焼酎なのであります!
実は酒屋のおやじも、この昇龍のファン。先日、東京の中野に行く用事があり、ついでに中野区の逸品で金賞に輝いた「手作り柿のたね」を買って帰り、早速、この昇龍のお湯割りのアテに楽しんだのです。この中野の「柿のたね」は、サクッっとした感触で歯触りが良く、お米の柔らかい甘味のある味わいが感じられるのですが、その後にチリの強い辛味が襲ってきます。
ここで、口の中に残る辛さを我慢しつつ、やおら昇龍のお湯割りから立ち上る重厚でビターさのある甘味香りを楽しみながらコピリンコ!とやるのがいーんですよ、またこれが!お口の中で、辛さが甘味に洗われて、その後に爽快さが残るのです。キッチンの隅っこに一人たたずみ、古本屋さんで買ってきた(買ってたまってる!)ちょっと前に話題になった小説でも読みながら、コピリンコとやるのが、酒屋のおやじは何だか落ち着いて大好きなのであります。(御台所様には、もちろん変な眼で見られるのですが!(汗)でも、明るいし、すぐに片付けられるし、落ち着くんですよね~!これって変?(笑))
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